スーパースターの思い出に静かにひたっていたいと思っていたら、またまた飛び出した悪魔。
夫の毒殺容疑で身柄を取られ、取調べに否認しているそうだが、周辺で高齢者ばかり、6人が亡くなっていると云う。
単に「醜」「汚穢」では済まされない。死後、必ず自分の魂に相応しい境地に自ら望み、赴く。それは人間界の一生が一瞬にも思われる永遠の長きにわたる。
この人物のこころにも、愛の溢れ出る暖かな泉が在ったはずだ。友や大好きな人への思い遣り、慈しみ。思い切り優しくしてあげたいという真情。
悪魔は人間の顔をして現われるな。
今週、3日間開催となるが、
11月22日 いい夫婦の日
11月23日 いい夫妻の日
う~ん。一体何が違うのだろう、ま、余り考え込まず、利用させて頂く。
またこの土曜は、大工さんの日なので、冠号
〇〇〇 の馬
これが走るに決まっている。また
11月24日 オペラ記念日
東京音大の奏楽堂で明治以降、日本初のオペラ上演の日である。演目はグノーの『ファウスト』だったと云う。悪魔の誘惑に負けた男の顛末。それも大学者である。最後は清らかな乙女の祈りで救われる。
凝視したいあの〇枠〇番のマイルチャンピオンシップ出馬表を待つばかりだが、月曜の 東京スポーツ杯2歳ステークス これは時節柄、あの1頭だよ。
勿論、勤労感謝の日。
解散で先生方は地元に奔り出す。さる自民党大物の言葉が秀逸である。
首相の首相による首相のための解散 である。
と。追い詰められてやるよりは、今、やってしまおう。無論、任期満了、伝家の宝刀を抜かずのままは論外。専権事項なのだから、
御年寄りでこころが醜いと本当に、醜く、汚らわしく、一体何を思い、何を見て、何にこころ寄せ、生きてきたのか。決して重くないのに、人生が軽いものに思える。
体が弱るから、知恵も記憶力も減退したからと、自分に蓋をして、衰退に身を委ねる。最も愚かな生き方である。国の舵取りも、会社の経営も、この体力・頭脳の「衰えた」高齢者でなければ務まらないし、頼り無い。こころの知恵、洞察力が深く、若い人々とは違うからである。悪・欲・得のこころから離れ、心境を澄まし、高め、愛とか慈しみ、謙虚のこころで生きる。自然と神を信ずる境地にも至る。
などとまた自分にも出来もしないことを申し上げたが、国民の25%以上が65歳以上の今、時代の最大のテーマは、熟年以降の生き方、高みの生き方である筈だ。
83歳で死去した高倉さん。黒澤さんにも同じものを感じたが、どう見ても、表情、佇まい、姿全体が美しいのだ。母親が亡くなった時、プレスリーは御遺体を前に「ママはこんなにも美しい!」と言ったと云う。
穏やかで決して多くを求めず、自足して、静かな表情で森羅万象を眺め、決して激しない。晩年の黒澤作品。後半の高倉作品。ベートーヴェンの28番以降のピアノソナタも、高鳴っても祈りのように響くのである。
え、鳥インフルエンザ? やめてよ。
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選挙でも、先生方の声高な訴えではなく、この人がどういう人なのか。心境の高さ、人間としての豊かさ。低い境地で汗ばかり流されても仕様が無い。そして誰の為、どの人々の代表、代理として出て来ているのか。見極めましょうよ。
人間ぐらい、両極端で、余りに美しくなり、また余りにもみすぼらしくなるもの、他の生き物には無い。
JRAはトルストイを出し、先週はヘミングウェイで女王杯の3枠を告げたが、久しく、ドストエフスキーのラスコーリニコフの物語を読み返したくなった。それ以前に、出馬表読みに耽らねばならないがな。
全人類の苦悩に跪くと云い、清らかな若い娼婦の前に跪く、悪徳金貸し婆を殺害した貧乏学生。
かつては、日本の学生らは、精神遍歴の必須教科としてロシアの文豪を通過していた筈だが。
そしてまた、大人の心に寄り添う作品を志向し、出演された高倉さん映画。ゆっくり見直そうよ。わたくしの好みからしても些か甘過ぎるが『あ・うん』、御覧でない向きはお勧め致します。最後の『あなたへ』も。
競馬に取り組みながら、わたくし自身も「あなたにはあなたの時間が流れている」と感ずる。
さて、第31回 マイルチャンピオンシップ
もし、わたくしが疑われたなら、マスコミに訊かれれば、「こころゆくまで調べて頂けると思います。」と答える。
最後に立ち尽くす1頭。わたくしとてある1頭だと見つめている。もう木曜日。
皆さん、週末最も重要な記念日。いわずもがな。