誰でも思う。
今年の中央競馬、非常に不思議な始まり方だった。左様なことは気にも留めないどころか、全く御存じ無い、頓着されない方さえあろう。が、
兎も角、不思議な 2016年競馬スタート だった。
この意味の咀嚼が、目下のわたくしの最大の悩みでもある。
明日その悩みの正体、不思議さの事実は申し上げるが、初日に直ぐ、凝然とされた方々。御登録在る皆様方は、かなり多かろうと思う。或いは既に、何らかの意味を探り当てておられる方もあろうし、わたくしとてそうである。
ただこれははっきりと、前年2015年に対し、今年は 〇・・・・・〇 である、意思表明だ。
去年と同じ、3人組 瑛太 有村架純 鶴瓶 のナビゲートで中央競馬が続く。ここにも、向こうの秘めた意思。
窺い取れる、と見做すべきだ。
特に師匠には、わたくしはもっと期待していた告知があった。これが成就しないで終わるのではなく、実は今年に持ち越され、これがあのジョッキーで炸裂することは必定であると考えている、お正月第1週目。
そして、俄然注目は
2冠馬 ドゥラメンテ 復帰
この復帰の意味、そしてこの1頭の展望である。
JRA後藤理事長曰く、秋口には様々の問題をクリアした上で、今年のJRAの大目標の1つ。海外レースの国内馬券売り出しに漕ぎ着けよう思惑から、俄然、この馬の凱旋門賞出走。或いは別の1頭の登場も有るかも知れないが、日本人の関心の深い大レースでなければ意味が薄い以上、凱旋門賞を日本馬が勝つ前に整えられるべき大前提として、国内での凱旋門賞の馬券発売が実現される運びとなろう。
わたくしはやはり、この馬名の連呼と共に、舌に残る府中界隈のある1つのスポットが浮かび上がるのである。
今年もそれに縁のレースが楽しみである。
わたくしは今、非常に星がよく見える場所に居るが、冬空を代表する、巨大なオリオン座。そして、冬の大三角が美しい。
明日も中山メインは、星のレースである。このレースも明日の出馬表から、〇枠が強固だと考えている。
明日の出馬表、2016年度開催2日目にして、漸く、わたくしが見出したいと思っていた枠が造型された。待ってた。
この構造を見て、間違い無く、わたくしの待ち構えていたものであることを証しするものまで添えられている。
これがそのまま発射か、明日のメインへの布告か。或いはシンザン記念への布石なのか。
が、今年、これが年間を通じ、助力してくれる構造であることを望む。何しろ、今年のテーマ、向こうの今年の決め事を察知、把握する時期だからである。
年度代表馬争い。見事、モーリスが射止めたが、最大のライバルと見られた、ラブリーデイ 有馬記念で発射すれば、こちらの方がかなり有力と目されたが、海外まで含め、年間GⅠ3勝の無敗馬。やはり凌ぐこととなった。
ただ ラブリーデイ 年間で6重賞を制覇、内GⅠも 宝塚記念 天皇賞・秋 で、1番人気のジャパンカップも
僅差3着。
そして、この馬の最大の見せ場だった
2015年11月1日 第152回 天皇賞・秋
1着 4枠 8番 ラブリーデイ 浜中 池江 1番人気
2着 7枠14番 ステファノス 戸崎 藤原英昭
(18頭)
この馬の人気に応える発射、優勝はさて、問題はこの2着枠だった。
7枠13番 ヴァンセンヌ 14番人気
7枠14番 ステファノス 10番人気 2着
7枠15番 ショウナンパンドラ 5番人気
この折の、該当『優駿』11月号ページで、凱旋門賞の記事、写真が掲載され、これでピンと来たのが、この7枠だった。御承知の方は多いが、
凱旋門賞 ロンシャン競馬場 ブーローニュの森 パリの西の代表的な森
ヴァンセンヌの森 パリの東の代表的な森
この揃い。パリ観光を多少楽しまれた方なら、御存じ。市街から近郊の保養、憩いの森である。このブーローニュの森の美しさから、ロンシャンは世界で最も美しい競馬場とさえ、讃えられている。
この凱旋門賞を出し、ブーローニュの森を匂わせる以上、同じパリの森 ヴァンセンヌの枠 しかも、ヴァンセンヌ自体ではなく、同居の別の馬が暗示され、正体であることが疑い濃厚だった。
そして、この7枠でも人気の、後にJCを勝つ ショウナンパンドラ では無く、ステファノス の人気薄発射2着。
これで造型された 8番14番 この意味がわたくしどもを唸らせた。
何故、2015年 戦後70年の天皇のレース、秋の盾 が 8・14 なのか。皆様、昭和史を記憶から紐解かれ、
1945年 8月14日 御前会議 玉音録音
1945年 8月15日 終戦 玉音放送
実は、振り返る昭和史。誰が戦争の終結を決断されたか。実に、当時の政府首脳、国家中枢の会議でも決着を見ず、最後はご聖断(天皇直接の御決済)を仰ぐこととなり、昭和天皇は「これ以上、戦争を継続し、国民に負担をかけることは出来ないと思う」と決断され、ポツダム宣言受諾を鈴木貫太郎首相以下にご下命あそばされた顛末。その後、この玉音をめぐっての陸軍の騒動。阿南陸軍大臣のこの8月15日の割腹自決。
この先の大戦を終結せしめるご聖断の下った日付 8月14日 これこそ、戦後70周年に造型された、秋の天皇のレースの結末であり、この勝ち馬の馬名意味
ラブリーデイ すばらしい晴れの日
これは、恐ろしい快晴だったとされる、終戦の日。玉音の流れた、列島の晴れ空。三島由紀夫が畢生の長編『豊饒の海』の末尾で描いた、余りに静けさに充ち、空虚そのもののような真夏の晴れの日を指している、これを造型した2015年の名馬だったと考えられる。
この終戦の晴れの日よりも戦勝国の、行軍の思い出、そして戦禍の爪あとを刻印、象徴するモーリスがJRAが選び出した、戦後70年の代表だった、と云う経緯(いきさつ)である。
今年 2016年 は何の年か。連日、廻らす日々がこの時節なのである。
第50回 シンザン記念 出馬表が出た。
過去13年で12回の連動を、去年外されたレースだ申し上げた上で、わたくしは今年、この連動は復活するとの見方をこの場でも記した。
その通り、期待した、やはりと云う出馬表になった。発射するのは
〇枠〇番 〇・・・・・・・・〇
これで間違い無い。
問題は相手だが、先週の年間冒頭展望情報をお送りした内容に、〇番ゼッケン 発射必至が、中山新春開催のイベントのある告知で、明言されていることをお伝え申し上げた。
今回がこれかどうか、である。
これでことに拠ったら、新春の大勝負ということになるかも知れない、第50回 シンザン記念 日曜の重賞である。
お問い合わせいくつも頂戴して居りますが、新春・有馬記念翌週まで御登録期間満了の皆様方。第1週は明日土曜日までとなり、その翌日日月の第2週分は含まれて居りません。配信また継続御希望の皆様方、柔軟対処は致しますが、早め御連絡下さいます様。新春、ダービーまた皐月賞までの御優待御登録、限定数でまだお受けして居ります。いつもながら、長期御継続の皆様方、各別御優遇されて頂きます。
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『詳細希望』または『登録希望』の件名明記にて、空メールを下さいます様。
北のドカンと一発、無論報道の通り、水爆実験成功とは科学的な筋のどなたも思えない、小規模なデモ、お誕生日前の成果お披露目儀式だった模様だが、兎も角、始動した新たな年を思わせる。
豊スターダム 1番人気で沈む幕開きだった。枡酒で少々、祝い、今週は堂々の御祝儀と成りそうだ。
猿よ、吼えろ!