覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

JRA東海 古代へのロマン

2016年01月26日 17時44分11秒 | Weblog

 2月号『優駿』、昨日25日が全国発売だったが、我われは21日先週木曜日に入手。先行購入者向けのサービスは カネヒキリ の絵葉書だった。それも、夕映えに浮かぶジョッキーは武豊ではなく、ルメール。

 レースは

    2008年 第9回 ジャパンカップダート 

    1着 5枠10番 カネヒキリ          ルメール      4番人気
    2着 3枠 5番 メイショウトウコン      藤田伸二     7番人気
    3着 3枠 6番 ヴァーミリアン        岩田康誠     1番人気  


 2005年に勝利後、3年後に再びルメールの手で頂点に戻って来た、ダート界の古豪。このレースだったが、馬番万馬券にも拘らず、枠連 860円 要は、人気のヴァーミリアンに同居の1頭が同枠人気馬に先んじた為に、枠連 3-3 のゾロ目崩れの枠連低配当、馬連高配当の典型となったレースだった。

 これを提示する意味。しかも、25日発売以前、先週土日の競馬に併せ、購入できる者のみへのプレゼント。当然浮かんだのは

    上記 08年JCダート     ダート1800m 
    日曜東海ステークス       ダート1800m 

 この合致。恐らくは、東海ステークスでの5枠の訴え掛け。わたくしはそう読み、その上、既述の通り、2月号巻末編集後記で提示された、マツコ・デラックス。現役唯一のデラックス馬 ミヤコデラックス から、


   みやこステークス 優勝 ロワジャルダン   東海Sで 5枠5番 配置  


 これをも見届け、このレースは5枠確信のレースとなった。で、前売りの推移は

    1番人気   5番 ロワジャルダン 
    2番人気  10番 モンドクラッセ   

 上記、絵葉書付録のレース 5番10番 がそのまま、1・2番人気。

 ロワジャルダン枠は当然ながら、やや出来過ぎだった。相手 7枠10番 モンドクラッセ これは馬名意味を考えれば

      世界の最高格付け     = 先週発表 ワールドサラブレッド・ランキング 

 この先週報道と合致し、しかも、世界ランク1位は アメリカンファラオ 久しぶりの米3冠馬。これがアメリカのレース、アメリカジョッキークラブカップの日のレースに出走の 世界格付けの馬 に結び付き、悪い訳は無い。


 わたくしはこれで、このレースは基本的に 5番10番 または 枠連 3-5 を事前に見ていたので、再度、ルメールのカネヒキリ王座カムバックのレースを思い浮かべ、またこのゾロ目崩れ、即ち、ロワジャルダンに同居の アスカノロマン この4番人気。これも絡むレースである可能性を強く感じた。


 朝中京1R ロワジャルダン の浜中が奇妙なアクシデントで、1日除外となり、乗り換わりは実に横山の息子、横山和生。しかも、当日中山9Rでは、パパ横山が勝ち、同時に 5番 ウエスタンオウジ これが除外となる。

 パパが勝ち、プリンスが除外とは? プリンスとは息子のことであり、ロワジャルダンと同じ5番のプリンスの除外。


 わたくしはこれで 本命視 5枠5番 ロワジャルダン 頭ではなく、上位のゾロ目 枠連 5-5 崩れの上位に絡むまででは、と見て、他に強烈な人気薄も見当たらず、上位拮抗の固いレースと見て、3連単まで投票を画策した。


    1月14日 第33回 東海ステークス 

    1着 5枠 6番 アスカノロマン  
    2着 7枠10番 モンドクラッセ  
    3着 5枠 5番 ロワジャルダン




     08年 JCダート   10番 →  5番 → 6番 

     東海ステークス        5番 → 10番 → 5番 


 きちりの狙いだった、と云う  3連単 8200円  会心!これはいい馬券だった。直前 中京10R で、枠連 5-6 が人気薄で出現したので、連続の 5-6 は考えにくく、6枠 インカンテーション も薄まりを強く感じ、あっさりと JR東海のロマン 実現。調べると


     JR東海  うまし うるわし 奈良   


 JRAとよく似たJRのツアーがあり、しかも東海のレースで、この飛鳥の時代への懐古、ロマンを具現したゾロ目崩れのレースとなった。

 33ページ エイシンヒカリ を見ている内、当然、東海道新幹線ひかり これを思うに、どうしてもJR東海が浮かぶ日。

 鉄道に詳しい人なら、年間もっと楽に儲けの出るレース。いくつも特定されるはずだ。


 この直後の、アメリカジョッキークラブカップ では、うっちゃりを食い、びっくりした日だったがな。


 
 今週の 第21回 シルクロードステークス これには、過去18年で17回の連動レースがある。過去の歴史は20年だけなので、この過去20年だと18回の連動であり、第2回が連動しないが、初回はこの絹の道に相応しい馬名の馬が発射を教えている。このシルクロードのレースのスタートからの深い関連レースなのである。


 そして、もう1つの重賞 第30回 根岸ステークス JRAが今年掲げるテーマの1つ


     根岸競馬場 150周年  


 これを記念したレースであり、極めて重要なレースであること。また上記以外のこのレースの今年持つ意味。既に、御登録各位様にはお伝え済み。

 日本最古の競馬場だそうで、このルーツを探ると、大変興味深いことが浮かび上がる。5戦4勝 モーニン と云う1頭が人気を背負うようだが、この近代競馬のルーツにまつわるJRAに取り、重要な競走。何を仕込んでくるか。

 この根岸では、過去13年で12回だった連動を昨年外されたが、これが復活するかどうか。


 
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     sir_delacroix@yahoo.co.jp       まで

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 久しぶりに、日本人力士が優勝すると、逆にジャパンカップで外国馬の台頭を考えるべき年ともなる。
 無論、花賞への影響は必至、絶大である。秋まで憶えて置く。


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