祇園精舎

気の向くままの徒然日記

記録より記憶

2014年03月03日 | Run & Walk
マラソン大会での出場は 一年に1回あるかどうか・・である。

今回は 県外で初めて走り 京都マラソンを初めて走り 振り返って想うことは

記録は自己ベストから1時間近く遅く タイムでは満足いくものではないが  


出て良かった と思える。





走ってる人で 自分の中でスゴイ!と思える人がいた。


30Km程過ぎて 足が痛くて 悲鳴あげてた時に 歳は自分より若いか

男性で 両足が義足で松葉杖をつきながら走ってた人がいた。

沿道の応援もすごかったけど その人は苦してるようでもなく

「ありがとうございます。ありがとうございます。」…って礼をいって声援に応えていた。


声援に応えるにも体力がいるので後半になると辛くなり黙ってしまうのが普通だと思う


この義足の人の人生は知らないけど、痛さや辛さってたくさんあり 涙することもたくさんあっただろうか

苦しさを見せずに 声援に応えながら 一生懸命 松葉杖をついている姿は 敬服した

自分が走ってる フルマラソンの苦しさや痛さなんて 些細なんだと感じる。



この大会で最高齢で89歳の河内英明さんって方がいた。
 
途中でリタイヤになったようだが 挑戦するってスゴイと感じる。

40年、50年後に 走っている・・・出来るだろうか?



大会の規模が大きいもあるし 応援も大きいもあった。サポートが素晴らしく

苦しい以上に楽しかった。走りきる力があって完走できた。力を出し切った。


…などが 自分の中で満たされたからであろう。

タイムや記録ではない いい体験をした 


また来年も 苦しい中を楽しく 走ってみたい