祇園精舎

気の向くままの徒然日記

Re:鹿島槍ヶ岳

2016年07月31日 | 
再び頂上へ

劔岳も立山も…
五竜岳も白馬も…
槍ヶ岳も穂高も…

全て見渡せる!

奇跡としかいいようがない!



- 追記 -


朝霧の中を出発


途中で朝日



頂上でご来光が見たかったなぁ



布引岳から臨む鹿島槍ヶ岳、山が呼んでるような気がした



もしかして槍ヶ岳?



槍ヶ岳、穂高岳が現れた



さっきまで何も見えなかった立山の山々が眼前に現した!



山頂、槍ヶ岳を背に。 いつかはあの地に立ちたいと想う



ブロッケン現象



五竜岳、唐沢岳、白馬岳方向









ライチョウ






鹿島槍が見えなくなってしまった



鹿島槍ヶ岳



冷池山荘









種池山荘


下山、完全にガス




7月31日 北ア・鹿島槍ヶ岳へ(冷池山荘↔鹿島槍ヶ岳~種池山荘~扇沢)


日が登る前に出立。4時30分


靄がかかり、どうなるかわからないけど布引岳まで目指す。

途中でご来光を拝む。
山頂で見れば格別だろうが、それでも日が昇る姿はエネルギーを感じた。


布引岳で弁当を食べた。
靄が少しずつ晴れて遠くの景色が見えてくる。


遠くで尖った印象的な山が見える
(槍ヶ岳?でも見えるのか?なら劔岳?)
聞いたところ、わからなかった…
劔岳はもっと近くに見えるらしい。どこ?


そして鹿島槍ヶ岳は山頂に少し霧がかかりながらも姿を完全見せていた!


姿に魅せられて眺めてると思った


「登って山頂の景色がみたい。でも晴れるかな…」

ありえない話だけど、

「登ってきなよ」

山が呼んでる…呼んでくれてる声を感じた

力も気合いも入り、山頂までの道を進む。


さらに靄が晴れてきて、今まで見えなかった
鹿島槍ヶ岳の周辺の山々が姿を表してきた!


もしかして…この山は!

写真を撮ってる方に
「あの山ってなんですか?」


「劔岳だよ。その隣の山が立山連峰で、
遠くに尖った山が槍ヶ岳。その隣が穂高だよ」


「やっぱり!スゴい!スゴい!」


山頂に登るほど、靄も薄くなり景色も晴れる。

歩いた劔岳や立山が見える。

劔岳からみた鹿島槍ヶ岳、今は反対側で劔岳を見てる。

テンションMAXでの頂上、前日は真っ白で景色など見えなかったのに…

五竜岳に唐松岳に白馬もはっきりと見える!


今までの悪いことが、全てクリアでチャラになった。


最後に一番の景色をみせてくれた。
諦めずに登って良かった…


頂上で30分近く堪能し北峰にはいかず下山。

途中10分ほど降りたところにライチョウがいた。
これも運が良かった。



しかし下がるごとに景色が悪くなり、ガスがかかりだしてきた。

自分が頂上にいた時がピークであったみたいだ。

なんというタイミング…

「本当にありがとう」

鹿島槍ヶ岳に一礼をした。



あとは爺ヶ岳もガスで種池山荘に着いたら完全にガス。
それでも下ると、前の人が熊に遭遇したということがあった。
幸い何事もなく、途中まで集団で下山。

無事に登山口まで来て終了。14時過ぎ
この日は10時間とよく歩いた。


最後にもう一度、一礼した
山々や人に、その他にもお世話になりました。
ありがとう…


よく歩き、よく感じることができた。
よくガンバった。
しんどかったし、楽しかった。


さて下山してからガンバっていかないと…いけませんね





無事下山にて終了




鹿島槍ヶ岳 山頂から

2016年07月30日 | 

















































そしてもう一つの山頂の北峰を目指した。

北峰は槍の名にふさわしく、厳しい崖道であった!
ガスが濃くなり、気温は下がり、雨がぱらついてくる始末…
残雪もあり、崖の昇降を続け、視界も悪く、寒く、人通りもない…劔岳のようだ


すごい不安になった

30分ほど進むと北峰頂上に到着で人がいたから安心した。

しかし先の五竜岳を目指す人は更に厳しい道を進むのだから感服する…


登った感は十分に得て、山荘まで下山。

夕刻まで山荘でのんびりしてると…視界が晴れ
鹿島槍ヶ岳の姿が見えテンションが上がる!

知らぬ間に周囲に人が集まり、写真を撮ったり、乾杯したりと宴会になった!

ここで知らぬ人達とも交流がもてたので素晴らしかった。

夕暮れに外から「劔岳が見えますよ」と声が聞こえたので、
部屋を飛び出して「どれですか!?」と聞きテンションあがる。

日が無くなるまで魅了した…

決めた!
明日は夜が明ける前に出て、布引山から鹿島槍ヶ岳を見てやろう!
行けたらもう一度山頂まで行ってやろう!

…期待しながら寝床についた

(ちなみにこの日は土曜日で人が多く、七畳部屋に10人押し込まれました…

天候悪くキャンセルが出たので最終は一人一畳で寝れましたので運が良かったです)






鹿島槍ヶ岳 山頂へ

2016年07月30日 | 
ガス一面





冷池山荘から










視界が悪い 花を撮りながら 進む











爺ヶ岳も視野悪く…雷鳥の姿は発見なく…

草花の写真は多く撮る



8時頃に冷池山荘前に着く

小屋前に自分より若い兄さんが立ちすくむ。
話をすると 

天候が悪いため待機していて
天気が回復しない限り、進んだところで時間もお金も無駄になるから引き返すか思案してるという

「進んでも無駄…期待できない…下山が懸命…」

この言葉が意志を鈍らされる。

何が正しい判断だろう

「やらずに後悔するよりやって後悔しろ!」
「反省はしても後悔するな!」

何かの誰かの言葉を想った。

劔岳でも行けたんだ。雨降ってないから進める。

腹をくくって進むことにした。

「お先に進みます。今日は登って、明日の朝晴れたらもう一度登ります!」

言うことは立派だったが、期待薄で駄目だろうな…

冷池山荘で荷を軽くし、鹿島槍ヶ岳へ登頂開始。

曇り空とガスで先々は何も見えず尾根線を歩く
雰囲気的に伊吹山を登ったのを思い出した。

頂上付近は槍と名がつくだけあって急勾配。
南峰頂上まで約2時間程で登れた。

景色は…何もなくガス一面。

「素晴らしい天気だな~」…と皮肉ってやった。









種池山荘~爺ヶ岳

2016年07月30日 | 



















朝起きるとそこは曇り空

天気予報は曇り時々雨…
週間天気予報は一週間の雨マーク…

完全に覆された

前日の乾杯した老夫婦は下山するという。
登頂されて劔岳が見えたとは言ってた

1日早ければ…立山縦走しなければ良かった…とネガティブ思考が走る

道行く人で、自分と同じ道のりの人がいて
皆どうするか思案と不安を抱えてた。


鹿島槍ヶ岳が…少し見えた



とりあえず爺ヶ岳を越えて次の山小屋まで進む



7月29日 室堂~黒部ダム放水~扇沢~種ヶ池山荘

2016年07月29日 | 






































7月29日 北ア・鹿島槍ヶ岳へ(室堂~扇沢~種ヶ池山荘)

午前中は天気で、以降は下る予報。

関東上越は梅雨明けがはっきりせず、天候は不安定で日に日に変化する。

怪しい天候である。進むべきだろうか?

正直、目的も達したので帰ることも浮かんだ。



でも、人生で自由に使える時間をどう使うか?…を考えると
ここで帰還するにはまだ惜しいと思ったので
次の目的地へ進むことにした。



室堂を8時過ぎに出発。


扇沢駅まで途中に黒部ダムに立ち寄る。

ダムの放水が行われて、テンションがあがる!
しかも、天気が最高に良い!

観光客の一部と混じり、写真を撮る…が
登山客以外のほとんどは外国人…
大方、中国人だったから凄まじさを感じた




扇沢駅から登山口を目指し、柏原新道経由で種ヶ池山荘を目指す。この時11時30分

道は舗装されて登りやすいが、途中の2、3箇所は危険箇所があるので油断すると危ない…

劔岳と立山縦走の疲れがあり、足は重たかった…
天候も黒部ダムの時と変化し、曇りであった

延々と4時間は登りであった

その中でも、定年をこえた人が多く見受けられた
特に女性。
この人達の年代ってどうなっているだろう?
健全で仲間が出来て登れてたら、それも素敵だな

種ヶ池山荘には15時半着。

次の山小屋は山を一つ越えて約2時間後…

疲れた。今日はここまで…と腰をおろす。


知らない場所に来ると開放的になるのか
人と話のが苦にならず、
席に座ってた老夫婦と乾杯する


親と変わらない年齢で
表銀座コースで槍ヶ岳に登ったというから凄い!


明日の雲行きにどうなるかわからないのを
楽しもうとしてる自分がいました。