四万十川

四国カルストロードを堪能し次はどこに行こうか…思案していた。

マップルをみてると声をかけてくれた

「どこ行くの？」って。

明らかに他所から来ましたって感じだけどこの際は恥もない。そこから会話や情報が集まる。


…とはいえ目的地は固着していないので石鎚スカイラインを目指すか、宇和島を目指すか、足摺岬を目指すか・・・選択の余地はいくらでもある。


しかしどうしても見たい地となると足摺岬。

地図でみるとだいたい約１００数十キロの距離。

どうやっていこうか？と思案し近いと思われる直線での国道を選んだ


国道４３９号




四万十川を上る？下る？よくわからんが走る

山の中に入った瞬間、何かいる！って感覚になった。

何というか精霊というか神様がいてるような気がしてきた。
目に見えないエネルギーを感じて大らかで暖かい気持ちにさせてくれた気がする

熊野にも山・川の景色があって深いところは深くそこにも何かいてる。
でも同じなんだけどどこか違う・・・


これが寒かったり天候が悪かったら魔を感じるかもしれないかも・・・



しかし、この道はスバラシイと感じたが反対に酷だとも思った。

なにせ一車線でカーブが多い。
国道とはいえ枯葉や栗爆弾、小岩が所々点在してる。

対向車や足元に注意をむけてかつスピードが３０～４０キロまでしか自分には出せない

一時間以上かけて走ったがまだ三分の一に達していない。

「なんなよ？コレ？！」さすがに悲鳴の声があがった。

一生懸命走っても３０キロほどである。四万十の広さと自分の力の無さを痛感した。

「四万十ってスゲェ！四国って広い！！」




シェ・ムア


何もない地に小さなログハウスのパン屋があった。手造りだ
女性店員がいて若かった。

人通りが少ないのに生計が成り立つのか？と余計な心配をしたが口にださず
コーヒーを頂いた。
オリジナル・季節限定のマロンパンを購入しほおばった。
この日…そういえばまともらしい食事はここだけであったなぁ

一息ついて走る。急げ～！





めがね橋


森林鉄道の跡地って書いてた。絵になる場所やと感じた。

巨ベラ５０センチ級が生息してるみたいだ。
四万十のアカメは釣り吉三平の舞台になったところでもある。。。やっぱスゴイんや


それでもまだ半分にも達して無い。この時点で昼の二時過ぎてたと思う





あとで知ったが通称・酷道ヨサク…　まさに酷である

足摺岬行くって決めたものの到着は不可能だと感じてきた


四国まで来て延々と山道を走ってる…一体自分は何をしにきたのだろう？と問いかけることになった

足摺岬

来るとは思わなかった
着くとは思わなかった
四国最南端の岬


自分でよくきたなぁ…って感心してるよ

四国カルスト

濃霧のため展望が開けません…




がっかりしていたところを牛が迎えてくれた～






走りごたえがありまする










霧がなければスゴイ展望だっただろう。


でもパラついてた雨が進むごとに止んで少し展望が開けたのはホンマ良かった。

選択

人生の選択…ってそんな大きなことではないけど


日々で選択と決断をする時がある

まぁ…例えば今ツーリング先で
朝飯を食べて出ていくべきか
天気が悪いから出掛けるのがいややなぁ…
と思ってるけど

自分の決断にプラス思考でいけば後々になって後悔はしないだろうと思える

やろうと思って決断したなら
限られた自分の時間をジタバタしてあがいても苦悩の連続なのでドカッと腰をおろす覚悟でいこうかと思った

朝飯を食べて出るのが遅れて「食べないほうが良かったわ…」と結果を嘆くより「ご飯をしっかり食べたから１日頑張ろう」とか

天気が悪いけど雨が降らず途中で晴れるかもしれない

と考えて行動してみようかと思う。

まぁ決断するまでは大いに悩むだろうが決めたら行ってまえ！と弾けることが必要なんやろと感じてる。
それで結果があかなんだら
「失敗したわ～」っていって笑えるくらいでいきたい。日々洗濯や。

さてどこへ行こうか？

はりまや橋

日本三大がっかり名所のひとつに来た

新設された橋は現在風なのでさらにガッカリ度をあげているかもしれない…

歴史好きだが認識不足、おまけに歌も知らないから誇張された見識がないからなのか…
ガッカリ感はなく、かえって満足感があるのでオモシロい