玉磨かざれば光なし。今朝は5時に起きて、朝活(朝磨き)の時間です。読書してます。前にも紹介したE・キューブラー・ロス「新・死ぬ瞬間(ON CHILDREN AND DEATH)」は、我々葬儀社の必読書であります。「失うこと、それは成長と理解を促す触媒である」という章の中で、「幼いうちから祖父母や親戚の死にかかわることを許された子供たちは、将来、彼らの両親やきょうだいの病床が末期になったときでも、これに対応する心の準備ができているだろう」というロス博士の主張は、切実に思います。子供たちに、いずれは必ず訪れてくる死というものに心の準備ができるように「デス・エデュケーション(死の教育)」の必要性を人の命が軽くなった今こそ痛感します。私どもは、日常的に死に直面する者として、「死の教育は命の教育」だと現場から訴え続けていかねばならないと思います。死生一如。