


昨日は夏、今は秋。~この夏も、やがて、あの夏に~
今夜は会社で大人11名、子供14名の総勢25名で青い海公園の特設観覧席へ来ました。
24番特大スターマインを「心の絆をだいじに。リンクモア青森冠婚葬祭互助会!」で協賛してます。地域の皆様に感謝の花火です。
日本経済新聞連載「人間発見」に注目しております。どん底から日本一へ、家業の阿寒グランドホテルを再建させた大西雅之社長に感銘しました。大西さんは、1955年に釧路市に生まれ、東京大学経済学部卒業し、1981年に実家に帰り入社して、1989年に社長に就任しました。以来、資金繰りに東奔西走し、量を求めて安売りに走り、質を下げてJTBから送客停止通告を受けてどん底に落ちました。時代は団体から個人へ、「宿づくりは作品づくり」の考えのもと、1993年に売上20億円そこそこの会社が36億円投資して別館建設で反転に出ました。「量から質」を追及し奏効して2002年に「JTBサービス最優秀旅館ホテル」を受賞して、翌年には内閣府から地域振興のリーダーとして観光カリスマにも選定されました。社長就任のどん底から13年目の受賞です。
私は大西社長の足元には及ばない小さな会社の経営者ですが、同じ頃の1987年に伯父が立ち上げた会社に入り、どん底を味わいました。2007年には多額の債務超過に陥り、金融機関の借り入れもできずに、身売り話もチラホラでる中、2009年9月に平安閣アネックスを開設して反転に出ました。おかげさまでオープン5年目で債務超過を解消し、前期は法人税も納付し、青森市やあしなが育英会にも少しばかりの寄付金も贈呈できました。もちろん、社員パートも賞与至急や賃上げで報いました。
更なる成長戦略はこれからです。地域との絆を太くしていくために、スタッフ一同が「ハードよりハート」を合言葉に経営理念「心の絆をだいじに」を具現化していきます。
大西社長の地域と個人重視の経営方針に痛く共感しました。アイヌ文化を大事にする社長はアイヌ語で「こんちには」を意味するする「イ・ラン・カラプ・テ」に学べと言われております。本来の意味は「あなたの心にそっと触れさせてください」という「おもてなし精神」だと言います。私もこれからの当社のキーワードは「寄り添い」だと感じております。現在10名のサービス介助士がおりますが、今年は新たに8名が資格取得にチャレンジします。リンクモア!青森冠婚葬祭互助会、心ひとつになり、地域社会に貢献します。