motoの徒然なるままに…

日々是好日日記

「澤田教一:故郷と戦場」

2016年11月01日 | 日々徒然


涙が止まりません。人間の愚かさと逞しさで…。

「安全への逃避」

1965年、1人の青森市出身の戦場カメラマンの作品が全世界を揺るがせました。


写真パネルを見ていると銃撃戦の音や、傷ついた兵士の悲鳴や、女、子どもたちの鳴き声が耳に聞こえて来ました。

南スーダンPKO活動に派遣される青森陸上自衛隊第9師団の方々はご覧になられたのでしょうか?

また多くの学生さん、子どもたちを県立美術館で招待して見せてほしいと思います。

地獄のような戦地の写真と故郷青森の風景がコントラストになり、グイグイ引っ張られて行きましたが、最後には二度と戦争は起こしてはならないという決意と存命であれば今年80歳になられる澤田教一氏に50年後の今のベトナムとカンボジアの姿を見せてあげたいと思いました。

風に吹かれて…。
県立美術館を出たら、どこからかともなくボブ・ディランさんの歌声が聞こえてきました。

1970年10月28日、プノンペン近郊で銃殺され、34歳で死亡。

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「NO LIMIT!」

2016年11月01日 | 日々徒然

今日から霜月。青森市の最高気温は8℃と冷蔵庫の中にいるような寒さになります。

「見えない山を登っている全ての人達へ」

昨年の11月1日、大阪府立国際会議場でひすいこたろうさんと憧れの栗城史多さんのジョイント講演会聞きました。

「酸素があればなんでもできる!」

一歩踏み出しました(^o^)/

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「葬式を知らない子供たち」

2016年11月01日 | 日々徒然

子供に葬式を見せることがどうして教育上よくないのであろうか。

子供の目からは死は隠さなくてはいけないのだろうか。

まさにイギリスの社会学者ゴーラーの言う「死のポルノグラフィー」化である。

自然なことである人の死が、現代ではセックス同様に社会から隠され、ポルグラフィー化していると語った。

自然死は隠しておきながら、他方では、映画、テレビなどのドラマ、マンガなどで過激に露出されている。

愛は快楽だけをもたらすものではない。辛い悲しみもまたもたらすのだ。あるいはこうも言えるだろう。辛さ、悲しさ、痛みを伴わない愛は存在しないと。

心豊かな人間というのは、悲しみ、痛みもまた知る人間のことだろう。子供とその将来を大人は侮ってはいけない。
(葬祭ジャーナリスト碑文谷創氏)


まったく同感であります。失って初めて大切なことに気づくことがたくさんあります。悲しみ、苦しみ、痛みは人を成長させる肥やしだと思います。死を五感で体験することが命の有り難さを実感できると考えるのは大袈裟でしょうか?

露の世は 露の世ながら さりながら(一茶)

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