現在進行形で対象者の方へ回復期に入院した当日にどういった車いすを選ぶと良いのか、その目安となるチェックシートを作成しています。
入院初日に運用する物ですので、主に入院初日に実施する入院時カンファレンスで得られる情報を基に車いすを選定し、詳細な評価に沿って修正していく事を前提としています。
雛形は完成(下記参照)し、回復期病棟チームからのフィードバックを受けて修正している所です。
<図1>チェックシート(雛形)
フィードバックに関して、以下の2点を聞きました。
①車いすを選定する上でわからない事、思う事を何でも
②評価表そのものに対して
もらえたフィードバックの内容を載せておきます
①
・何がわからないのかわからない
・この病院にどういった車いす、クッションがあるかわからない
・車いす、クッションの種類がよくわからない
・クッションを選定する時に何を選んだら良いかわからない
・車いす姿勢の合わせ方がわからない
②
・初日に取れない情報は省略しても良いのでは
・クッションに関しても同様のフローチャートが欲しい
回復期経験年数が浅い時に使用する事が多いと思われる為、他分野から異動してきたスタッフ及び、経験年数の浅いスタッフからの意見はより尊重しています。
クッションについてのフィードバックがあるのは当院が筋ジストロフィー、神経難病、重症心身障害の病棟も所有している関係で、ROHOシリーズ、JAYシリーズのクッションがリハビリ科備品として多く持っている為、来てすぐは混乱しやすい様です。
<図2>ウレタンクッション(コントゥア)
<図4> JAYシリーズ
<図5>ROHOシリーズ
<図6>その他ウレタン・ジェルクッション
車いすフローチャートの説明をしますと、以下の点を重要視しています。
・簡便さ
・回復期病棟の備品から選択する事
・簡便さ(大切な事なので2回書きました)
当院内だけでの運用を想定していますので、フローの手順、選択肢に関しては諸説あるかと思われますが、それらも運用していく中で修正をかけていきたいと思います。
余談として、何がわからないのかわからない、という意見が出てくれたのは個人的にはとてもありがたく思っています。
何がわからないのかわからない、というのは入職後の教育方法が間違っていたと言っても過言では無く、恥ずかしい思いもありますが…
評価表を運用してもらえる様にしっかり意見を還元していきたいと思います!
東埼玉病院リハビリテーション科ホームページはこちらをクリック
【注意】
本ブログの掲載記事は,個人的な見解を含んでおり正確性を保証するものではなく,当院および当科の総意でもありません.引用や臨床実践等は各自の判断と責任において行うようお願いいたします。
入院初日に運用する物ですので、主に入院初日に実施する入院時カンファレンスで得られる情報を基に車いすを選定し、詳細な評価に沿って修正していく事を前提としています。
雛形は完成(下記参照)し、回復期病棟チームからのフィードバックを受けて修正している所です。
<図1>チェックシート(雛形)
フィードバックに関して、以下の2点を聞きました。
①車いすを選定する上でわからない事、思う事を何でも
②評価表そのものに対して
もらえたフィードバックの内容を載せておきます
①
・何がわからないのかわからない
・この病院にどういった車いす、クッションがあるかわからない
・車いす、クッションの種類がよくわからない
・クッションを選定する時に何を選んだら良いかわからない
・車いす姿勢の合わせ方がわからない
②
・初日に取れない情報は省略しても良いのでは
・クッションに関しても同様のフローチャートが欲しい
回復期経験年数が浅い時に使用する事が多いと思われる為、他分野から異動してきたスタッフ及び、経験年数の浅いスタッフからの意見はより尊重しています。
クッションについてのフィードバックがあるのは当院が筋ジストロフィー、神経難病、重症心身障害の病棟も所有している関係で、ROHOシリーズ、JAYシリーズのクッションがリハビリ科備品として多く持っている為、来てすぐは混乱しやすい様です。
<図2>ウレタンクッション(コントゥア)
<図4> JAYシリーズ
<図5>ROHOシリーズ
<図6>その他ウレタン・ジェルクッション
車いすフローチャートの説明をしますと、以下の点を重要視しています。
・簡便さ
・回復期病棟の備品から選択する事
・簡便さ(大切な事なので2回書きました)
当院内だけでの運用を想定していますので、フローの手順、選択肢に関しては諸説あるかと思われますが、それらも運用していく中で修正をかけていきたいと思います。
余談として、何がわからないのかわからない、という意見が出てくれたのは個人的にはとてもありがたく思っています。
何がわからないのかわからない、というのは入職後の教育方法が間違っていたと言っても過言では無く、恥ずかしい思いもありますが…
評価表を運用してもらえる様にしっかり意見を還元していきたいと思います!
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