「いーーしやきいも~」
「おーーいも おいもだよ!」
最近 日暮れが早い。
夕飯時 誘惑的な呼び声が真っ暗な外から聞えてくる。
まあ 石焼き芋だって・・
犬のくうも耳をピクッとさせている。
「よし!お芋を買いに行こう!」
勢いよく腕にとびこんできたくうを抱いて
煙突から煙が出ている小さなトラックに
「ここですここです」って手をあげる。
止まったトラックの荷台は、ばかっと開いた真っ赤な口だけ見えるストーブがのっている。
これは、地獄の釜を連想してしまう。
二人でお芋のにおいに鼻をヒクヒクさせていると
ニコニコ笑った閻魔様が運転席からおりてきた。
「お芋をください。私と犬と一本づつ」
「犬用に冷えたのでよければあげるよ」
「うれしい!犬も喜んでいます」
「はい じゃぁ300円ね」
「どうもありがとうございました」
優しい閻魔様 ありがとうございました。
かくして 私達は、楽しく芋を食べました。
しかし 犬用にもらったお芋のほうが甘くておいしいのだ。
まさかねぇ~!?
「ちょっと待って 味見味見」とつぶやいて ほとんど私がたべたような気がする。
立冬のころには、石焼き芋が似合います!?
木製パレット屋のつぶやき
「おーーいも おいもだよ!」
最近 日暮れが早い。
夕飯時 誘惑的な呼び声が真っ暗な外から聞えてくる。
まあ 石焼き芋だって・・
犬のくうも耳をピクッとさせている。
「よし!お芋を買いに行こう!」
勢いよく腕にとびこんできたくうを抱いて
煙突から煙が出ている小さなトラックに
「ここですここです」って手をあげる。
止まったトラックの荷台は、ばかっと開いた真っ赤な口だけ見えるストーブがのっている。
これは、地獄の釜を連想してしまう。
二人でお芋のにおいに鼻をヒクヒクさせていると
ニコニコ笑った閻魔様が運転席からおりてきた。
「お芋をください。私と犬と一本づつ」
「犬用に冷えたのでよければあげるよ」
「うれしい!犬も喜んでいます」
「はい じゃぁ300円ね」
「どうもありがとうございました」
優しい閻魔様 ありがとうございました。
かくして 私達は、楽しく芋を食べました。
しかし 犬用にもらったお芋のほうが甘くておいしいのだ。
まさかねぇ~!?
「ちょっと待って 味見味見」とつぶやいて ほとんど私がたべたような気がする。
立冬のころには、石焼き芋が似合います!?
木製パレット屋のつぶやき