婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

2025年のカレンダーはアフリカ伝統色

2024-12-20 15:05:13 | Weblog

友人がまったく儲けのないカレンダーを文句も言わずに作ってくださいます。

それなのに「今年はぼやけた色ではなく綺麗な色にしてください」
よく図々しく言えるなって思うが・・・
その心の中は(どうやら白内障が進んだみたいで何もかもぼやけて見えるような気がする)誰にも話さない。

届いたカレンダーは、『十二葩 の阿州の伝統色で重ねる一年』だった。
えーー!?アフリカ?
アフリカなんだ。
「ありがとうございます」だけで気の利いた言葉が出てこなかった。
それが週末、他店でワインを飲んで羽村駅そばで気になっていた店を外からシゲシゲ眺めたら『ウガンダ』って文字が目に飛び込んできた。
ただ それだけだったのに来年は、アフリカに縁があるのかな?などと考えていた。
相変わらず好奇心旺盛な私は、扉を押して店内に入りました。

Philia Cafe(フィリア カフェ)。
非営利一般社団法人Education for Orphans(以下EfO)が運営する、カフェレストランだった。

そうだ!!2025年のカレンダーを差し上げようかしら?
とても良いアィデア?にニッと笑ってしまった。

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武田の金 毛利の銀/旅してみる

2024-12-18 15:20:36 | Weblog
12/19は、息子たちの父親の命日です。
ずいぶん若い時に亡くなっています。
私が20代の初め出雲大社へ連れて行ってもらったのがとても印象深かった思い出です。
後から知ったのですがそこは、縁結びの神様として有名だったのですね。
「あら!やだぁ~ふふふ」と思い出し笑いをしてしまった。
心は、自由に浮遊する。


そんなことをつらつら思っていたところ息子が突然
「石見銀山に行ってきます」と週末に出かけました。
えっ!?
石見銀山
温泉津温泉
出雲大社も?
松江
一瞬 何故、石見銀山なのだろうって思ったが
あぁーと合点がいった。
『武田の金 毛利の銀』垣根涼介著
この本のせいだった。
最近、いろんな本を読んでいたのでなかなか読み進められなくて先に息子が読んだのだった。
しかし行動力に少し嫉妬を感じる。
私は、老犬が足枷で最近気楽に出かけられないので羨ましかった。
でも せいぜい、石見銀山と羅漢寺ぐらいかなって思っていたら
なんと全部、回ったようでビックリしてしまった。
おまけに偶然『衣毘須神社(えびすじんじゃ)』まで行ったそうでその土産話は興味津々だった。



石見銀山

羅漢寺

出雲大社

ブラブラ出かけられるその日が来るまでせいぜい足腰鍛えて夢を見ていようと思います。


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墓参り

2024-12-06 15:04:56 | Weblog
殊更に襟元をかき寄せて歩いていたところ足の不自由な老人とすれ違った。
通り過ぎてから「あの~」と力ない声が聞こえた。
振り向くとたった今、すれ違った方だった。

「駅はどんなふうに行けばいいですか?」

その駅は、歩いて20分以上は、かかる道のりだ。
お見受けしたところかなりの高齢ではないかと推察。
考えた末に駅までお送りすることにした。
脳裏を横切ったのは、まさか認知症で迷子になったのではないかだった。
駐車場まで向かう途中でいつどこから何の目的でここまで来てどんなふうに帰るのかポツポツ伺ってみた。
これが最後と朝早くに家を出て友の墓参りに来たのだが、お墓がわからなくなって三ヶ所もまわったようで 
「疲れ果てた・・」と息を吐く。
ただ、最終的にお墓は、見つかったようでうれしそうでした。
帰り方やその際の乗り換えなどを尋ねるとしっかりしていらっしゃった。
これなら大丈夫だろうと判断したのだが
ご無事で家路につけることを祈らずにはいられない。

つむじ風 父に似た人 連れてきた

まったく知らない方なのに後ろ姿を見送りながらなぜか涙がこぼれ落ちた。

そして墓参りの言葉に過剰に反応している自分を感じた。
明日は、親しい友の三回忌
実は、俳句を詠むことがない私が『定年俳壇』で見つけた切り抜きを後生大事に持ち歩いている。
その句は、

頬と手を なでるが如く 墓洗う
〈山浦信子〉さんという方の句

せめて彼女のお墓でもあればと未練がましく思う昨今です。




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