婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

父の料理

2022-10-26 15:11:59 | Weblog
夕飯がステーキの日は、母がいつも所在なげにぼうっとしていました。
たかが肉を焼くぐらいが そんなに難しいのだろうかと思ったものです。
だから帰宅するなり張り切っている父のそばで興味津々で見ていました。
ほとんど邪魔をしていた。
父は、焼き方について面倒なことを言っていました。
外側を焼いて中が若干レアで・・。
フライパンに油を垂らして焼けばいいんでしょうって簡単に思っていた。
長じて気楽に自分で焼いたら焦げた!!
せっかくの肉が台無しになった。
何度やってもうまくいかなかった。
鉄板のお皿まで買ったのに・・
そこでステーキなどは、家で焼くものではないという持論に達した。
焼き上がり後、父は、グレービソース(ステーキにかける)やポテトチップスを作るのですが、できたものから私はそれを味見と称して食べていました。
塩コショウ、あるいはケチャップだったり いろんなディップがありました。
週末は、ランチにホットケーキを焼いてくれました。
小麦粉にバター、牛乳だったかな?
案外、単純だった。
しばらくフライパンの大きさの薄いものがホットケーキだと思っていました。
それにバターや蜂蜜をかけていただくのですが、美味しくて笑いたくなりました。

あの時代の父親としては、結構 台所に立っていました。
今でもかな・・
「目玉焼きか?スクランブルエッグか?」
希望に応じて焼いてくれる。


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