7/20が手術の日だった。
出発するときワンコは、キャリーバッグに入るのを嫌がった。
病院へ着いてからは、叫びだした。
どうも静かにならない。
さては、これから起こることを察知しているのかと思ってしまった。
そんな中、獣医さんに長年の経験から憶測して どんな病名だと思うか伺ってみた。
たぶん 血管表皮腫というものではないかと そうだとすると切除の手術をしても再発を繰り返す。
断脚もあり得ますということだった。
その根拠は、細胞診の時 針を刺したらひどい出血だったとのことだ。
しかし、先生の針の刺し方が悪くて出血がひどかったと思いたかった。
伺いながらどうぞ先生の憶測が当たりませんようにとひたすら祈っていた。
腫瘍の切除も 深く切除をするので皮膚が縫い合わせることができない可能性がありますとのことだった。
しかし、患部は、開けて見なければわからないものだ大丈夫大丈夫と心を落ち着ける。
そして二泊三日の入院になる旨をつげられる。
でも、あまり 吠えたり寂しそうにしていたら夜に連れて帰りますということにして
夕方の結果を待つことにした。
ところでワンコが寂しそうな姿をするのってわかるのかしら?
その夕方、腫瘍は根が深くなく出血もあまりないという話を聞いて少しほっとする。
皮膚もうまく縫い合わせることができたようだし 不運の中の運を感じた。
後は、10日後の病理検査の結果待ちである。
ワンコは、予定通り泊まることになった。
その晩(夕方遅く)、雷が鳴った。
怖がるワンコを想像して気が気ではなかった。
よほど迎えに行こうか 部屋の中をうろうろ歩き回る。
木製パレット屋の婆さんは物事を良いほうにしか考えられない
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