笑い声

昨日は、実にクレームが多い日だった。
なかでも　トドマツの樹種がカラマツになって納品されたのには、驚きを通り越して涙がでそうになった。
25年以上仕事をしていて初めてのことです。
製材所が間違えて　打ち立てる工場でも気づかなかったということです。
負担額を考えると暗い気持ちになりました。
しかし　そのパレットを使用して製品を汚してしまったお取引先は、もっと大変なことになってしまいました。
※カラマツ材にできたての熱いコンクリート製品を載せると　色移りがするのです。
目の検査で瞳が開いてモノが見えにくいなどは、ふっとんでしまいました。
暗い夜道を　ヨタヨタ帰宅してため息をついていました。
そこへ実家の父親から　とても陽気な声で電話があった。
「白内障になったんだって？ちっとも心配ないよ。おとうさんは、50代から白内障で80歳過ぎて　手術をしたんだから」
「そうなの・・・一ヶ月に一回は、検査に来るようにおっしゃったのだけれど」
「そんなに行かなくたって大丈夫だよ。薬は、カリー〇〇だろ？その薬は、ぜんぜん意味ないって　ずいぶん前に新聞に載っていたんだよ。おとうさんは、それから薬なんてつけなかったんだ」
「えーーー！そんな薬をまだ平気でだすの？サプリメントまで買わされたんだけれど」
ハハハハと大笑いしている。
「今は、白内障の手術をすると見えるようになるから　いい時代だ。昔は、見えなくなって　メクラになる年寄もいたんだからね。これからいろんなところが少しづつ老化するんだ。こわがることはない」
愉快そうに笑っている。
なんだか楽しい気分になってくるから不思議だ。

1人で笑うのも変なのだが　いつのまにか私も笑っている。
心配ない。
こわがることはない。


　　木製パレット屋のつぶやき

白内障

眼底検査の結果　白内障だった。
しかし　その前のいろいろな検査では、視力も落ちていないし
「あなたは、白内障でもないし　なんでもありません」と医師は、おっしゃった。
眼底検査も必要の無いことをいわれたが　せっかく時間をつくったのだから受けていくことにした。
その結果が、
「いいですか？これを見てください。瞳が茶色になっていますでしょう？」
「・・・・？」
「あなたは白内障です！」
なんでもないと喜んでいたのに　とたんにがっかりしてしまった。
まあ　年相応なのだろうと　ひそかに思った。
同時に　これから　そんな検査を定期的に受けに通院しなければいけないことを考えると
時間が惜しいと思う。
なにせ　眼底検査をすると一日がかりになってしまう。
その後も3～4時間　瞳が開いているために運転も歩行もなかなか困難なのだ。
いただいた白内障の薬、ドライアイの薬、抗菌？薬　5種類もある。


これだけではない。
白内障のために　食生活で一日でブリッコリーと鮭の切り身3枚を食べるのと　サプリメントで取るのと　どちらがいいのか？たずねられた。
さすが鮭の切り身を3枚も毎日食べることを想像すると迷わずサプリメントと答えたが
はたして正解なのかはわからない。
そもそも白内障は、老化ではないかと想像するのだが・・・？
ストレスもありますとおっしゃるが　ストレスのない生活を送っている人は、いないと思う。

だんだん押しも押されもせぬ立派な年寄りになってきています。


　木製パレット屋のつぶやき

目の老化？

あまり　右目がぼやっとしか見えないので　限界を感じて明日　ついに眼科に行くことを考えています。
老化だとは、思うが不安です。

木のヤニ

カラマツのヤニ
北海道からの製材は、この時期　凍っています。
こちらに着いて解凍されるのでしょうか？







木だからね・・・しかし　複雑な心境になります。
この時期よくみられます。
板の上に何か（ダンボール紙とか）敷いてくださるか　あるいは、熱処理材（高くなります）で　のりきるか　考えなければいけません。



　　木製パレット屋のつぶやき

リンパ浮腫

「へへへへ就職が決まったんだ！」
「えっ！？」
ガンの転移がひとまず放射線照射で小さくなったとはいえ　リンパ浮腫（片足が普通の足の二倍）があり　ストマーまで抱えている友の言葉
「生活をかえたくて・・」
「・・・・」
「朝寝　朝酒　朝湯が大好きで　チェーンスモーカーときてるじゃない」
「だからといってねぇ～」
「午前中の仕事で20人分の昼ご飯をつくるだけだから　たいしたことないでしょ！」
「でもねぇ～」
複雑な心境だった　反対はしないが賛成もできなかった。
友は、いつになくうきうきしている。
自分で献立を決めて　主食を入れて一人300円で作るのだそうだ。
始めて数日たったころ
「あのね　検便を定期的にするから　おもいきってストマーですって言ったんだよね。そうしたら　衛生的に問題はないですか？って言われちゃって・・。ショックなんだ！」
「まぁ　あまりストマーのことなんてわからないからね。いちいち人の言ったことを気にしないほうがいいわよ」
「うん。だからね　家を出てからトイレには、行かないの　とってもきついけれど」
「トイレに行かないのは体にとても悪いし　あらかじめトイレは、時間がかかりますって言ったらいいでしょう？」
彼女は、いまだにトイレを全てがまんしている。
トイレに行きたくないのは、ストマーだけではない　リンパ浮腫のため弾圧ストッキングを着用しているからだ。
このストッキングは、脱いだら最後　とても力がいるし場所がいる（実際　弾圧ストッキングを試してみた）
リンパ浮腫が改善すれば　生活の質は少しは向上するのだけれど・・
そんなことを思っていた矢先
「リンパ浮腫をなおしてくれる先生が東大の形成外科にいるんだって　しらべてくれる？
私　手術の費用のために一生懸命　働くよ！」
「調べるのは簡単だけれど　手術のお金をためてからではなく　すぐに行動するべきだとおもう」
リンパ浮腫は、長引けば長引くほどあまりよくないような気がする。

「みんな作ったおかずをおいしいって食べてくれるんだよ。すごくそれがうれしい！」
満面の笑顔が見えるようだ。

いくつになってもほめられるのは、うれしいし　生きがいかな！？

そういえば　私は、この頃　ガンガンに怒られはするけれど　ほめられたことがない。
だから　夜中に胃がいたくなるのかもしれない。


　　木製パレット屋のつぶやき