任期満了に伴う亀山市長選と市議補選(欠員1)が27日、告示された。市長選は現職の桜井義之氏(49)=無所属=だけが立候補し、無投票再選が決まった。市議補選には無所属2新人が出馬、少数激戦の選挙戦に突入した。
桜井氏は7項目の公約を掲げ「財政運営情報などを分かりやすく市民に示し、市立医療センターの経営健全化、防災力の強化、健康寿命の延伸を目指す」などとした。また、放課後の子供対策の充実、幼稚園・保育園の一体化、JR亀山駅周辺の再生など図りたいとした。
また、経営不振に陥った大手家電メーカー「シャープ」の亀山工場をめぐる法人市民税の減少問題に対し「固定資産税などは約60億円あり安定的に推移する見通しで、法人市民税の減収は屋台骨を揺るがすほどの痛手ではない」としたが、減収分に対し「新規事業の凍結の継続や、事業仕分け、各種補助金の見直し、企業会計、特別会計の健全化など徹底した行財政改革を進める」と対応策を示している。
市議補選には和菓子製造業の西川憲行氏(45)と、ネット書店業の渡辺政彦氏(61)の無所属新人2人が届け出た。
2月3日午前7時から午後8時まで市内31カ所で投票。午後9時15分から亀山西小体育館で開票。夜半に大勢が判明する見通し。有権者(26日現在)は3万9184人(男性1万9482人、女性1万9702人)。
◇亀山市長選当選者
桜井(さくらい) 義之(よしゆき) 49 無現〔2〕
市長(県会副議長・県監査委員・市議・経営コンサル会社員)関大社
管理人談話~
「シャープ亀山工場」の「脱!収益」と
「リニア新幹線」に注目したいと思います。