いゃ~参りました・・・
先日は神棚にでかい!ムカデをみかけてしまい・・・
(ご臨終していただきました)
通常は「ツガイ」でいますが!
残念ながら1匹でした・・・
昨夜午前3時過ぎ!
左足の親指と人差し指の間に
ムカデに刺されてしまい・・・
(人生通算3回目)
早速見つけ出し!
ご臨終していただきました・・・
とりあえず!
メンタームで応急処置しました。
他に処置があるかと思い?
【【【温熱療法の概要】】】
■もし咬み傷に2~5mmの右下の写真のような棘のような毒爪が刺さって残っていたら、温熱治療の前に毛抜きかピンセットで抜いて下さい。
■やけどしない程度にぎりぎり熱い43度以上の温水シャワーで患部をよく温める ⇔ シャンプー等で皮膚表面をしっかり洗う を繰り返します。
【どうして、そんな簡単な処置で効くのか?】 (←詳細理由はこちらをご覧ください)
■ムカデは咬みついたり、足先で皮膚表面を傷付け、皮膚表面に広範囲に毒を噴き(塗り)付けます。傷から毒が浸透するので激痛が発生するのです。
■ムカデの毒はヒスタミン、セロトニンのアミン成分のほか、細胞を破壊して毒の浸透を促進する複雑なたんぱく質性の酵素毒成分が主体成分です。
■一般に酵素は熱に弱い性質があります。ムカデ毒の酵素成分の大半は42℃以上に温められると熱変性を起こし失活するようです。
■皮膚に付着したムカデ毒のタンパク質成分(酵素)を熱いお湯で熱変性させて失活し、洗い落とすことで沈痛・腫れ/痒み防止の効果が期待できます。
■最適湯温は43℃~46℃。 (注意:温度が低過ぎる[40℃以下]と毒の酵素活性が増加して痛みが増大、高過ぎる[50℃以上]と火傷の危険性。)
■お湯が冷めると効果がないので溜め湯を使わず、必ず火傷しない程度にぎりぎり熱めの湯温に設定した温水シャワーを使いましょう。
患部が42℃を超えるようによく温めます。温度が十分上昇してからお湯で温め始めて下さい。ぬる過ぎると(40℃以下)かえって痛みが増大します。
■シャンプー洗浄(弱酸性は×)も痛みを速く消すために重要です。しっかり洗って下さい。シャンプーの代わりに石鹸やボディーソープでも代用可です。
■稀に5分間では痛みが完全には消失しないケースもありますが、患部が温まっているか確認しながら諦めないで最長20分程度かけ続けてみて下さい。
■痛みが消えてもあと1~2分くらいは温め続けた方がいいでしょう。念入りに酵素毒を失活し、洗い落とします。
■【服や寝具の取替】毒が付いている恐れのある服は着替えましょう。寝具も取り換えて下さい。付着毒がまた皮膚につくと痛くなったり腫れますよ?
【重要】★お湯で患部周辺を『42℃以上に温めて』『毒を洗い落とす』事が重要で、ただお湯をかけるのではありません。
★また、『温水シャワーによる局所加熱』なのであって、『43℃~46℃の高温湯への入浴』ではありません。必ずシャワーを使いましょう。
★43℃以上の温度のお湯はシャワーではかけれても、長時間の全身入浴は無理な温度です。すぐのぼせるし、5分はかなり厳しいです。
★日焼けしていたり、身体が冷えているとお湯を熱く感じがちですが、実際の湯温が低いと効き目が出ません。湯温にはご注意を!
【【【【【 警 告 】】】】】
【冷やすのは?】 厳禁です。ムカデ毒が付着したまま氷や保冷剤で冷やすと激痛が倍増して悲惨な事に!! 痙攣したり、気絶するケースもあります。
【毒の吸出しは?】 推奨しません。ムカデの溶血性毒を口の中に入れると、悪寒、嘔吐、口内腫れ、気道閉そく等の危険性があります。
【毒の絞り出しは?】毒はほとんど皮膚表面に付着しており注入されていません。絞り出しは不必要な行為です。毒の強力な浸透力や『ムカデが刺す』と
いう言葉からの連想で、『毒の絞り出し』を薦める人がいますが、擦ると返って毒の浸透が促進されて酷く腫れますよ?
茶色に変色して痕が残ったり、酵素毒を失活しないで放置すると細胞破壊が進み、最悪『壊死する』(腐る)かもしれません。
【キンカンは?】 スポンジに毒を付着させて患部周辺にぬり広げているだけだと思います。スポンジが酵素毒で汚染するので注意!
ムカデ毒は注入されていない。皮膚表面から浸透している。 酵素毒を失活させる最適湯温は43~46℃。(大人なら48℃まではOk。子供は熱に敏感。)