
読谷村鳳ホールで、中頭地区学力向上実践推進大会が行われました。
ステージの実践発表では、小学校・中学校からの成果をあげた取り組みが紹介されました。
小学校からは、目的意識をもたせる全校体制の取り組み、中学校からは、生徒指導上の課題を学力向上の取り組みで改善したことが報告されました。
児童の課題と向き合い、その学校独自の実践が成されていました。

後半では、家庭教育の向上を図っている県の取り組みが紹介されました。
子育て、家庭学習、「やーなれーる ふかなれー」と言いますが、なかなか家庭のことを気軽にユンタクできる環境がないかたもいらっしゃるとのこと。
そこで、電話一本で、いつでもどこでも、昼でもよるでも、学校でも公民館でも、平日でも休日でも、
家庭教育のユンタクができる機会を設ける組織があると言うことでした。
基本は、何でも話し、いいところをみつけること、子どもは小さなことでもほめられてうれしいし、
頑張る気持ちがわいてくるということ。

大学教授のコーディネート、小・中・高の教員と保護者によるパネルディスカッションは、
「子どもの学力や家庭・地域の教育力をどう高めるか」というテーマで行われました。
沖縄の家庭では、親と子どもの会話が少ない、まだまだ不規則な生活をおくってしまっている子どもも多いとのこと。
大人が変わらなければ、やはり、子どもを取り巻く環境は変わらない。
学校と家庭。その両輪をまわして子どもを成長させましょう。