e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

流氷

2010年08月25日 | 自宅から東へ
25年ほど前の冬、私は学生生活を終えるという区切りをつけるため、流氷の知床で2週 間ほど過ごしたことがあります。

あの時は雪下ろしのバイトをしながら、当時観光客はほとんど訪れない知床の地でオジロワシの観察などをしていました。

本当に冬の知床は静かでした。

“乙女の泪”も美しかった・・・。まさにブルーアイスでした。

2年前の2月、家人が私も流氷を見たいと言ったので、知床に流氷を見に行くことにしました。

でもその日、低気圧が発達しながら津軽海峡を北東に通過し、網走方面に接近。

とんでもない嵐に私たちは遭ってしまいました。

どうにか知床からは脱出できたのですが、網走の手前で道路、線路を断たれてしまったのです・・・。

吹雪で2m前が見えないという明治以来の大嵐。

その日泊まる宿のあてもなく、観光バスに給油も出来ず、それはそれは凄く悲惨な1日でした・・・。

結局、その日はもちろん飛行機は飛ばず、翌日も飛行機は満席で乗れず・・・。

人生っていろんなことがあるんですね。

だから生きてるって楽しいんだと悟りました。

あの年の北海道、流氷はホワイトアウト。

陸と海と流氷と積雪の区別がつかないほど北海道は真っ白でした。

流氷ってヨーロッパにはないのですか?



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