Eddiy's Cafe ---Original Roasting Style---

エディの珈琲自家焙煎日記
珈琲のおいしさの追求の日々。
自分なりに焙煎を通して感じた事を綴っています。

タンザニア with サイクロン

2016-12-05 21:49:47 | 珈琲焙煎
こんばんわ。

またまたご無沙汰でした。

今日は先月の28日に焙煎したタンザニアの香味変化のお話。

サイクロンの設定がしっくり来ないまま、二度目の焙煎をしてみました。
今回のサイクロンの設定は
ダンパー:全開
モーターコントロール:25%
こんな設定で、サイクロンの能力でいくと最低ラインで焙煎してみました。

まずは焙煎データ

ガス圧を抑え、本体ダンパーをぎりぎりの0.125まで閉じて蒸らしを長くしました。

こちらはそのグラフ

サイクロン無しでは生豆投入後のドラム内最低温度は150度程度でしたが、サイクロンを着けると135度程度まで下がります。なのでドラムの中の熱を逃がさないようにと思い本体ダンパーは極力閉めています。

そしてこちらは焙煎度合い別の平均的な香味のグラフ

フルシティで甘みが一番出ています。
個人的にはフルシティの苦みと甘みとコクが好きなんですが、シティの酸味と苦みのバランスのとれた香味も捨てがたいと思います。


今回の焙煎では
1.焙煎後の香味で、体験した事の無い変化がありました。
  焙煎直後: 苦みと香りが前面に出て、甘みとコクが後々出そうな赤ちゃんの様な香味
  二日目 : 苦みと香りがあり、さわやかな柑橘系のような甘みと、透き通ったコク
  三日目 : 苦みの他はあまり感じられない
  四日目 : 三日目と同等
  五日目 : 豆の表面に油が出始め、やわらかな苦みとどっしりとした甘みとコク
  六日目 : 五日目より更に甘みとコクが増す

こんな感じに香味が変化したんですが、二日目のさわやかな柑橘系は今までに無い変化で驚きです。
ただし、サイクロンを接続しない時の甘みとコクに比べると今は80%程度の出来なので、次はサイクロンダンパーを半分以上閉じて焙煎をしてみようと思います。


結構サイクロンと本体の相関は難しいわ~。
もっと頻繁に焙煎して確実な線を出したいんですが、そんなに珈琲もがぶ飲みできないし・・・

まぁ。ゆっくりやるってもんか。

そんなわけで次の更新も忘れた頃かな~

それではまた。