赤留山の日の出

日頃思った事、感じた事を書いてます。

父親の性格

2007-06-24 14:01:29 | Weblog
 父は私が10歳のときに亡くなりました。

短気な人で、非常に怖かったのを覚えています。

一つだけ覚えている事があります。
或る時、囲炉裏にある「かき出し棒を取ってくれ」と言われました。
私はそれがなんだか全然わからなくて、うろうろしていました。
すると急に怒り出してその棒を取って、逃げていく背中にひっかけて
服を裂きそうになりました。
と、 そこまでしか思い出せないのですが、、、。

死後、母親から父親の性格はきいては居ました。
何せ10歳までの事ですから、詳しくはわかりませんでした。
所が最近になって、父の性格を受け継いだ人が居て
非常に困惑する場面に出会う事柄がありました。

父の性格の原因は、小さい時の母親の優しい愛情に飢えて育った事だそうです。

父の父「お爺ちゃん」が余りにも激しい性格で、母親「お婆ちゃん」が
逃げていってしまったそうです。
それで父子家庭で育ったそうです。
学問はよく出来たし、手先も器用だし、筆も上手かったようです。
ただ、かたよった性格だけが悔やまれます。

それで私の母は「小さい時に正しい愛情を注ぐ事が大切なんだよ」と
よく言っておりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする