私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






「テスト範囲がわからない」「まだテスト範囲が出ていない」から
勉強しない、できないという方に向けて、勉強を提案させて頂きます。


効果的・効率的な勉強をしたいと思う方が増えてきている昨今ですが、
本当にそれをしたいのなら、それをするための準備や、時間を作ることを
真剣に考え、行動して下さい。


何度かの説教で書いてきておりますが、今の時代は特に“思う”だけ、
“願う”だけ、“考える”だけで、何かが良くなる、何かが起こることは
まずありえません。


与えられることに慣れないで下さい。


“それら”は年を重ねるごとに、あなたを苦しめることとなります。


早い段階だと、“もう”苦しんでいませんか、テストで、成績で、進級・進学で。


今後は、こんなうざい説教を言っている私以上に、学校は世間は社会は
厳しくなっていきます。


なぜなら、全てが“記録”されているからです。
そして一度“記録”されたことは、二度と“書き換え”られないという状況・状態に
なってきています。


話が少し脱線してしまいましたので、もとに戻しますが、
「テスト範囲がわからない」「まだテスト範囲が出ていない」状況・状態なら、
「テスト範囲がわかったら」その科目に集中できるようにしておくべきです。


失礼ながら、主要科目以外の副教科に関して、
主要科目をないがしろにする方は、その副教科はなおさら“何も”しない方が多いです。


成績のつけ方、進学・進級要綱は、各学校で異なりますが、
どの学校でも、“副教科”科目のテストを、成績を“落としていい”、
勉強を“しなくていい”というスタンスの学校はありません。


むしろ、その副教科の成績で、主要科目の成績を助けることができるように、
なっている場合が多いです。


そこで、この副教科の勉強が大事になるわけですが、これを主要科目と並行して、
テスト勉強するとなると、どうしても“時間”を取ってしまいます。


結果、テスト1週間前になって、テスト範囲がわかって、からのテスト勉強で、
主要科目の勉強、テスト、成績の足を引っ張ってしまうことになることが多いです。


その対策として、主要科目のテスト範囲がわかっていない“今”、
副教科科目の勉強を、テスト勉強の準備をしておくことをオススメします。


いやいや副教科科目もテスト範囲がわかっていないから、同じことだよと
思われるかもしれませんが、“本当に”そうでしょうか?
できることは全くないでしょうか?


主要科目と異なり、副教科科目はプリントによる授業が中心だったり、
意外にも“過去門”と似ていたりということがあります。


プリント整理はもちろんのこと、重要単語の書き出しや、
部活や委員会の先輩に“過去門”をもらい、それをやるなど、
できることがあるはずです。


“そういった”作業を、勉強を、テスト1週間前に、主要科目と並行して
行うことが、その時間が、“期末テスト”で点数が伸び悩む原因だったりします。


去年、一昨年とよく思い出してみて下さい。


期末テストのテスト科目の多さに驚き、焦り、やらなきゃやらなきゃの連続で、
最終的に副教科科目はテスト前日一夜漬けで、なんてことをして、
副教科科目で点数がそこそこ、主要科目で点数が下がり、全体として成績が下がる。


進級・進学においては、最終的に各教科の各成績を合計して、平均にされることがあります。


進学校の場合、推薦要綱にかかわってくることがあるでしょう。


何を言いたいかというと、副教科で主要科目の足を引っ張るくらいなら、
副教科で主要科目を助けるように、副教科科目での高得点を、狙ってみるのも
一つの手だということです。


特に副教科科目は、宿題や課題を出さない先生が多く、成績は、
中間期末の二回、あるいは期末テスト一回のみの、テストの“点数”だけで、
決まることがあります。


皆さんが大好きな“一発逆転”“普段の努力ではなく実力・能力”で
判断されることが多々あります。


ただこれは勘違いしてほしくないのですが、テスト1週間前になって、
主要科目のテスト範囲が出された時点で、“主要科目”の勉強をしないで、
“副教科科目”の勉強に専念するということのないようにして下さい。


そうなると、また別の意味での悲劇、進級・進学要綱にある“主要科目”での、
成績条件にひっかかることとなります。


“副教科科目”の勉強をオススメするのは、
「テスト範囲がわからない」「まだテスト範囲が出ていない」と
悠長なことを言って、勉強しないで過ごすこの時期だからこそです。


塾でもおりますが、テスト前日になって、“副教科科目”の勉強に“目覚め”て、
主要科目をなぁなぁで済まして、結果“副教科科目”はそこそこの点数で、
主要科目が散々、成績も散々となる。


最終的に、勉強から逃げようとする方が同じようなことを考え、
あるいは主要科目が出来る方は、比較的簡単な副教科のテストの得点を取ってくるため、
皆同じような好成績となり、進級・進学に意味を成さないことになります。


もう一度言いますが、
「テスト範囲がわからない」「まだテスト範囲が出ていない」と
悠長なことを言って、勉強しないで過ごすこの時期だからこそ
“副教科科目”の勉強を勧めています。


簡単で、覚えやすくて、あたかも“勉強ができる”と思いやすい“副教科科目”の
勉強をこの時期にやっておけば、テスト範囲がわかってからの主要科目の勉強への
“時間”が取れるということです。


今まさに、「テスト範囲がわからない」「まだテスト範囲が出ていない」からと
言っている方はぜひ試してみて下さい。

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