2025年3月9日のブログ記事一覧-私立校・中高一貫校生専門アルファ

終わってしまえば（結果を出せば）、全て許される？

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2025-03-09 11:45:58

私立校・中高一貫校生　春休みの勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、220円(税込)　私立校・中高一貫校生の春休みの勉強の仕方』を紹介

このことは、事実ではありますので、
言葉を濁さず、ストレートに書きますが、
『記録』される『結果』で、進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校では、終わってしまえば＝結果を出せば、
全て許されます＝進級・進学出来ます。

“勉強が出来ることが偉いことなのか”と憤慨される学生は多いと思いますが、
『学生時代』『学校の勉強』『良い高校・大学に進学すること』に限らず、
この世の中、特に今の世界・社会は、会社や仕事においても、
“『結果』を出すことが偉い、認めらる”ことになります。

学生時代“は”、一見すると、その『結果』を出すこと＝
勉強が出来る、テストで点数を取る、成績を取ることで、
“わかりやすく”可視化、数値・数字化されますが、
学校を卒業してからの『結果』は、わかりづらくなります。

会社勤めであれば、（恒常的に、あるいは瞬間的・平均的に）
『売上を上げる』『多くの案件（仕事）を取ってくる』
『プロジェクトを成功させる』などが、
『結果』として示されることになります。

このことは、業界・業種などによって、
多少の違いがあるかもしれませんが、
要するに、『金を稼ぐことが出来る』
『（会社・組織に）利益をもたらすことが出来る』ことが、
『結果』を出している＝偉い、認められるとなります。

その点において、『記録』される『結果』で、進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校は、一般の、株式会社・組織に似ており、
『結果』、学生の場合、テストの点数・成績を出した方が、
偉い、認められることになります。

その一方で、スポーツや芸術など、失礼ながら、一発勝負で、
一発逆転も、転落もある世界などにおいては、
その時、その場での勝負の『結果』、あるいは、その課程で、
『人々を感動させた』『ファンから愛される』といったことが、
『結果』を出しているということが出来ますが、
学生時代に置き換えると、これは『受験勉強』『入試』に
近いと思います。

どちらの『結果』を出すことが、貴方の「お好み」かは、
わかりませんが、この前者・後者は、決して、交わることがない、
というより、互いに反発し合う傾向がありますので、
気を付けて下さい。

つまり、『記録』される『結果』で、進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校で、“一発勝負”“一発逆転”で、
進級・進学していこうと考えている場合、または、
本番の、一回の入試で、合否が決まる受験において、
“途中過程の努力・模試などの結果”を考慮してほしい、
考慮されると考えている場合、それぞれ求められている
『結果』が異なることになります。

このこと、“求められる”『結果』に対して、
自分が出している、そして、考えている『結果』が、
異なる場合、不幸、悲劇、後悔を生むことになります。

学生時代は、“たかだか”勉強、テスト、成績“ごとき”の結果、
そして、“たかだか”高校・大学への進学、学歴“ごとき”の結果の
ズレで済みますが、その後の、社会に出てからの、求められる『結果』と、
自分の出している、考えている『結果』とのズレが生じると、
『学生時代』以上に苦労する、あるいは、生きづらくなりますので、
このことを、“たかだか”“ごとき”のことで、学んでおくことを
オススメします。

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