４か月後の今頃どうなっていたい？

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2018-08-22 11:32:15

私立校・中高一貫校生　長期休み明けテストの勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、330円(税込)　私立校・中高一貫校生の長期休み明けテストの勉強の仕方を紹介

先日も書きましたが、これからの私立校・中高一貫校生は、
数カ月先のことを見越して、見通して、行動することが求められてくると思います。

４か月後の今頃は、期末テストも終えて、『結果』が出て、
冬休みを迎えられている頃でしょう。

その時、自分が笑って、クリスマス、年末年始を過ごせるかどうか、
そのためにはこの先、二学期をどう過ごしていき、具体的に授業を、勉強を、
テストの点数、成績を、どうしていくのかを考えなければ、
笑える結果とはほど遠い結果になると思います。

受験と異なり、学校の成績の『結果』で、進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校では、二学期の結果が出切ってしまうと、
もう残りは、１・２回の定期テストしかありませんので、
ほぼほぼ、今学年の成績が決まることになります。

そのために、進級・進学の合否が『確定』してしまう方もいると思います。

この夏休みもそうですが、私立校・中高一貫校では、
各学期の始まりと終わりに、『（勉強・宿題を）やらなかった』結果、制裁、断罪を
受けることになります。

審査、評価という言葉を使えば、『記録』されていく結果に対して、
その場限りの、その時限りの、審査・評価であって、
後々に関係してこないと思われがちです。

ですが、一回一回のテスト、成績の積み重ね、合算が、最終的に進級・進学要綱の
ボーダー、基準に関わる意識、感覚を持っていないと、
最後の学年、学期を待たずして、進級・進学できないことが決定することもあります。

この一学期、１個２個の不合格、成績『１』があろうが関係ないと思っているかもしれませんが、
それが“続けば”、確実に進級・進学できないことが決まる時を迎えることになります。

今までは、そうは言っても、最終的に、３学期に、３年次に、なんやかんやで、
進級・進学“させて”もらえていたことが多かったと思いますが、
今年度以降、そうして進級・進学させてもらえることのほうが、
厳しい道に突き進むことになるでしょう。

実力、学力、知識が無いのに、押し上げられるように、持ち上げられるように、
次学年の厳しい授業、難しい内容を、『やらされる』ことになるのですから、
それも、今年度同様、あるいはそれ以上の進度、難易度で進むことになることを考えると、
下手に進級・進学するよりも、留年、転校、他校受験としたほうが、
『やり直せる』かもしれません。

そのくらいの危機感を持ってもらいたいものなのですが、
大変失礼ながら、これは親御さん、ご家庭の方で“すらも”、
そうした意識、覚悟、感覚を持ち合わせていない方が多いです。

今年度、どのくらいの方がそういった追い込みをかけられるかはわかりませんが、
学校・先生側が本気であれば、全体の１割２割はもちろんのこと、３割近くの方が、
厳しい制裁を受けることになるかもしれません。

あくまでも予想、想像の範疇ではありますが、そこまでの状況・状態になった方の
半数以上の方が、今年度以降、最悪の悲劇、つまり高校・大学と難なく行けるものだと
思っていたのに、高校・大学どころか、学業、勉学の道に進むことが困難になり、
中卒、高卒で、くすぶり続けてしまうことが懸念されます。

それほどまでに、今年度以降、授業の進度が早くなった私立校・中高一貫校で、
落ちこぼれてしまうと、こぼし、落とし続けた基礎学力、基礎知識の量が、
もう現役で間に合わないどころか、中学校１年生から、
今まで受けてきた授業と『同じ時間』、受けなおすくらいの覚悟がないと、
取り戻せないことになると思います。

多くの方が、そんな馬鹿な、そこまでひどくなるわけないだろうと思われることでしょうが、
落とし続けた基礎学力、基礎知識の量もさることながら、温室状態で、勉強習慣を身につけず、
集中力も、覚悟も身につけなかった方にとっては、それくらいの悲劇が待っていると
思って下さい。

数年前からの話ではありますが、私立校・中高一貫校で落ちこぼれると、
もう一般の学校でも、『ついていけない』ことになるでしょう。

それは、偏差値など、どのレベルまで“下げる”かの問題ではなく、
どの学校に行っても、変わらない『個性』として、評価されることになると思います。

ほとんどの方は、“そう”はならないですが、私立校・中高一貫校で落ちこぼれて、反抗し、
さらには、その学校に通う意味がない＝授業を聞かない、宿題をやらないなど、
最低限の“当たり前”のことが出来ない状況・状態になってしまうと、
そうなる可能性が高くなります。

４か月後もそうですが、この危険性は、１か月後でも、１週間後でも、
刻一刻と近づいてきて、付きまとうものとなります。

それを振り払うためにも、数週間、数カ月先を見越して、
日々、着実に、一つ一つのことを、締め切りや面倒なことを、
きっちりと、『終わらせて』いくことをオススメします。

“毎日”やるのはうんざりするかもしれませんが、
要所要所を抑えてでも、進級・進学できない危険性を
失くしていくようにして下さい。

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