私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






宿題が終わっている方にとっては関係ない話かも
しれませんが、終わってない方にとっては、残り
一カ月で、終わらせなければならないことを、
持ち越したことになります。


まさに、気付いたら、あっという間に、
なってしまったという感じだと思いますが、
いかがでしょうか。


なってみて、わかった、あるいは、なってしまったものは
仕方ないことかもしれませんが、次の締め切りに
出来るのは、お盆まででしょう。


それ以降は、もう『夏休みが終わる』までが
締め切り日で、始業日、提出日のギリギリまで
粘るのかどうかだと思います。


昨今は、そうした事態に陥らないように、
『学校・先生が』夏休み中に補講や夏期講習を
行って、宿題指導、または事前提出を認めている、
実質、それは『加点』あるいは『減点』の審査・評価となり、
真面目に事前にやっている、終わらせている方にとっては、
優遇され、やっていない方にとっては、最終勧告の措置であり、
それでもやらないのであれば、『当然』の罰として、
平常点を減点することになります。


何でもかんでも審査・評価と細かくうるさいように
感じられるかもしれませんが、最近のパワハラ問題、
さらには記録化によって、“そう”対応することが、
双方納得の上、付けられた評価となるのでしょう。


こうなると、もう、やらない方はもちろんのことですが、
出来ない・やれないという方も、同じ扱い、断罪を
受けることになってしまうかと思います。


やらない方にとっては、当然の罰則と納得できる、
というより、納得せざるおえないでしょう、
これは親御さん、ご家庭の方も。


多くの機会、救済措置をもらっているのにも関わらず、
自らそれを拒否、無視するかのような生活を、生き方を
するということは、通っている学校での進級・進学を
拒否しているとも言えます。


それは、もうご家庭の問題ですので、学校・先生は、
指導を放棄されることでしょう。


しかし、頑張っているのに出来ない、それも基礎学力、知識が
どんどん抜け落とす、遅れていく方も、一緒に断罪されて
しまうことには、学校・先生も葛藤があるかとは思います。


ただ、そうして基礎学力、知識が抜け落とした、遅れた方にも、
『問題』が無かったかというと、潜在的に見え隠れしている
『問題』を抱えているように思えます。


そうした傾向にある方も見てきましたので、大胆なことを
言えますが、むしろ、そうやって頑張っている『フリ』をして、
時間をやり過ごして、同情されて・許されて・甘やかされて、
学年を押し上げられてしまった方のほうが、後々、
泥沼化していくことが多いです。


むしろ、通っている学校に反抗・反発するかのように、
我が道を行くと貫かれたほうが、進級・進学出来なくなってから、
道を切り開いているように思えます。


数年前までは、要領よく、頑張っている『フリ』を、
最低限の勉強する姿勢、態度を示すことが出来れば、
人間なんだから、ここまでやっても出来ないのは、
それはそれで個性として、『許してあげないと』
『認めてあげないと』、後の人格・人生形成に
問題となるかもしれないということで、
進級・進学を押し上げた、と思えるような人が、
ギリギリでも、進級・進学が許されてしまっていました。


おそらく、それで破たん、限界が来たのでしょうが、
2020年度の教育改革を機に、多くの学校で、
再編、改変、改革を、『断行』してきているように
思えます。


一つ一つは細かい、小さなものかもしれませんが、
その一つ一つが記録され、審査・評価されるように
なってくると、『時間が経って』、一気に断罪される
ようになっていくと思われます。


私立校・中高一貫校の進級・進学のシステム、
つまり、学校内での平常点やテストなどの
『記録』されたものによって、点数化・数字化し、
ある一定の点数・数字をもって、『絶対的に』
進級・進学出来ない、つまり、子供達の未来・将来、
進路を、パワハラなどでなく『合法的に』『合理的に』、
切り捨てることが出来るシステムとなります。


そうなると、救いようがない状況になったのが、
自らの意思なのかどうか、あるいは、自分的に、
自分なりに、『頑張り始めた』『意識し始めた』だろうが、
関係なく、記録された数字で、ばっさり切り捨てられる
可能性がありますので気を付けて下さい。


このシステム上、普段のことに関しては『同情的に』
『公平・平等的に』見てもらえることになりますが、
最後のほうに近づく、つまり、もう残り時間が、機会が
少なくなってくると、『非情的に』『物理的に』、
『排他的に』、完全否定してくることになります。


その数字が、成績が、何よりもその学力、基礎知識の無さが、
通っている学校での未来・将来、進路を一気に閉ざしてくることに
なります。


そして、一度閉ざされたものは、なかなか開けてもらえず、
むしろ二度といれてもらえないようなものとなるでしょう。


この夏休みの宿題もそうですが、普段の宿題でもそうでしょう。


ちょっと出し忘れただけなのに、次の日持っていっても、
受け取ってもらえない、仮に受け取ってもらえても、
評価されないとなっていると思います。


今はむしろ、もうその時点で『減点』が決定し、
挽回することが出来ないようになっている先生が
多いかもしれません。


しかし、これも、先生は忠告・警告しているわけですから、
『どんな理由・言い訳』があろうとも、やらないのは、
やらせられないのは、そう指導・教育できないのは、
『ご家庭の問題』となります。


私立校・中高一貫校の場合、そうした傾向、態度を
強く厳しくすることが出来ますので、出来ない、
ついていけない、やりたくないというのであれば、
どうぞ他校へということになります。


というよりも、その審査・評価によって、
付けられていく点数・成績が、そう締め付けて
くることになるでしょう。


まだ一学期が終わって、7月の夏休みが終わったぐらいで、
大げさなことを思われるかもしれませんが、
すでに一学期を落として、7月の夏休みに
宿題を終えることが出来なかった方は、
そろそろ危機感をもっておかないと、
忙しくなる二学期は、あれよあれよで、
『大げさに言っていた』ことが、一気に起こって
くることになります。


小さなこと、細かなことでも、積み重ねれば、
すごい力になることは、『良いこと』も『悪いこと』もとなります。


とりあえず、今月末に、そのことを体験することの
ないように、しておくことをオススメします。


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