2日、和歌山にいる小ちゃい兄ちゃんは、明日から仕事が始まるので、3時前に帰って行きました 今から益々忙しくなるので、体に気をつけてね~
階段の上から、車が見えなくなるまで、エルフとベルはず~っと見送っていましたよ
「あ~あ、ちいちゃいにいちゃん、かえっちゃたね~
」
2回目のワクチンが済んだので、草むらとかを避けてなら散歩を開始してもいいよと、先生に言われていたので、みんなで近くの公園まで行ってみることにしました 菰野を出てから、ベルはお庭でお兄ちゃんと遊ぶぐらいで、まだ広い所を知りません。
「ベル、おにいちゃんに、ついてくるんやで
」
少しは怖がるかな?、と思っていたのですが、エルフがそばにいてくれるからでしょう、全く怖がることもなく、それよりも楽しくて仕方がない様子でした あれれ~
、ベル、何だか犬種が変わってる、シェパードみたい
「おにいちゃん
、おにいちゃん
、どこいくの~
」
から出てしばらくすると、横断歩道を渡ります。 この道は車がよく通るので、気をつけないとね。
「ベル、ここはねっ、とびだしたら、ぜったいにあかんよ
せんのてまえでねっ、まつんやで
」
「ハイッ、しんごうが、あおになったから、さっさとわたるんやで」
「おにいちゃん、ちゃんと、わたれたよ
」
「これから、どこにいくん
」
エルフはちゃんと、つつじが丘公園まで連れて行きました
「わ~っ、ここ、ひろいね~
」
ベルは、慎重な性格なのでしょう、ぴょ~んと走り出す前に、こうやってペタンとお座りして周りの様子を見ています
「こんな、ひろいところ、はじめてやから、
」
そして歩き始めたベルが、最初に見つけたものは、・・・
「わぁっ、なに、あれっ
なにか、とんでる
」
それは、大空に舞う凧でした おとうさんと凧あげに来ていたボクの、歓声が聞こえていましたよ
グラウンドでサッカーの練習をしているボク達、ウォーキングをしている人達、散歩に来ているワンコ達、ベルにとってはみんな初めてで、見るもの聞くもの面白くて仕方がないようでした
広い公園を一回りして、エルフが向かったのは、また別の公園。 少し長い階段を降りなければなりませんが、ベルは途中でお座りをして、また辺りを観察していました
「ベル~、だいじょうぶやで、おにいちゃんが、うしろにおるからね
」
階段を下りて歩いていると、後ろから声がしました。 「あれ~っ、エルフ君、誰と一緒に歩いてるんや~
」
振り返ると、エルフのお友達、ひとつ年上の黒ラブのドル君でした パパは、ベルのことを話すと、「へぇ~凄いな~、エルフ君なら優しいから大丈夫や
」と、笑顔で言ってくれましたよ
ドルちゃんも、ベルに優しく挨拶してくれました
「ボクねっ、ベルでしゅ、よろしく
」
ベルは、ドルちゃんのパパに甘えまわって、・・・
「可愛いな~、いいな~
」
「ベル君、また会おうね~」
「おじちゃん、もう、いくの~ また、あそんでね~
」
ドル君達と別れて、また散歩の開始です 次の公園に到着~
「わぁっ
またちがう、こうえんや
」
お兄ちゃんが公園の水道でお水を飲む時、「おにいちゃん、なにしてるん」と、下から覗いたものですから、頭にいっぱい水をかぶってしまいました
でも、ベルはとっても楽しそうでしたよ
「ねぇ、ねぇ、おにいちゃん、あしたは、また、ちがうところに、つれてってね
」
ベルの初めての散歩は、とても楽しいものになったようです ただ、着けてあったハーネスは、エルフがベルとちょうど同じ頃に着けていたものなのですが、体格の違いからか、ベルには少し大き過ぎたようです
で、兄ちゃんのお古ではなく、ベルにピッタリの新しいハーネスを注文しました。 楽しいお散歩が、また出来ますように
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