ラパロスコピストの夢

大阪梅田で子宮内膜症と闘うラパロスコピストのblog
子宮内膜症、子宮筋腫に対する腹腔鏡下手術はどこまで進歩するのか?

はじめにお読みください

健保連大阪中央病院に勤務するラパロスコピスト(腹腔鏡術者)のブログです。婦人科腹腔鏡下手術、子宮内膜症、慢性骨盤痛等の治療を専門としています。

このブログでは腹腔鏡下手術、子宮内膜症、子宮筋腫に関する基本的な事柄については解説していません。まず、下記のウェブサイトをご覧になることをお勧めします。
日本子宮内膜症協会
子宮筋腫・内膜症体験者の会 たんぽぽ

手術を希望される方はこちらをご覧ください。

医療相談、ご質問にはお答えしませんのでご了承ください。

おすすめの本はこちら?ブックス・ラパロスコピスト

現代用語の基礎知識 大阪中央病院婦人科編 その3

2006-12-09 | 大阪日記
「アヒルさん」

カールストルツ社のクリックラインシリーズのダックビル鉗子をこう読んでいる。ダックビル(duckbill)とはカモやアヒルのくちばしのことである。片開きの鉗子で先端がやや四角で平べったい形が、アヒルやカモノハシのくちばしを彷彿させる。組織の把持、剥離、結紮縫合操作などで頻用される。

はじめは「把持鉗子」と言っていたが理解されず、「ダックビル」といってもなかなか出てこなかった。「アヒル」というとなぜかスッと出てくる。気がついたら通称「アヒルさん」になってしまった。

開閉していると今にも「アフラック!」と言い出しそうなのである。
コメント
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