ラパロスコピストの夢

大阪梅田で子宮内膜症と闘うラパロスコピストのblog
子宮内膜症、子宮筋腫に対する腹腔鏡下手術はどこまで進歩できるか?

ウェビナー初体験

2020-07-05 | 大阪日記

ジョンソン・エンド・ジョンソン E-live 『境界線を見極めるー The microsurgical dissection for Total Laparoscopic Hysterectomy ー』でお話させていただきました。

学会のランチョンセミナーや研究会などでの講演はいくつもやってきましたが、企業主催のウェビナーは初体験です。自宅からですので、セットアップがもう面倒!グリーンスクリーンを用意したり、LANをWi-Fiから有線に変えたり。また、スライドを共有してスライドショー にすると実際に放映されている画面は見えないので確認用のもう一台のPCを用意したりと。

1時間半くらい前には、打ち合わせを開始して実際の放映画面をチェック、途中で投票を入れたり、スライドショーやムービーの見え具合、作動の具合をチェック。なんか、エンジニアの役までこなして、「なんか、割りに合わんなあ」と思っているころに、司会役の谷村先生(富山県立中央病院)登場!谷村先生と話しているうちに気分も盛り上がり打ち合わせ終了。緊張しながら開場を待つことになりました。

7月3日午後7時ちょうど、ウェビナー開始です。谷村先生の紹介の後、講演を開始することになりました。

(↑スマホから見たウェビナーはこんな感じです。)

(生殖器と泌尿器の境界線の解説)

ウェビナーは視聴者の顔が見えないので、演者はすごく孤独感を感じるということでしたが、谷村先生がところどころ質問やコメントを入れてくださったので、孤独を感じる暇もなく、むしろ対談や座談会のような雰囲気でスムーズに講演は進みました。

学会のランチョンセミナーなどはスケジュールがきっちり決まっていて時間オーバーは許されませんが、ウェビナーの場合は多少の融通が効きます。時間は気にせず、ムービーをもう一度再生して、細かなところを再度分かりやすく説明してみたり、ちょっと講演を止めて質問に対して答えてみたり。これってウェビナーならではの利点かもしれません。

無事終了し、Q&A。かなりマニアックな質問もありましたが、まるで、学会の懇親会で雑談してるような、どこかのサロンでくつろぎながら臨床解剖談義をしてるような気分でした。ああ、楽しかったわー。

ほんと、今までで講演してきた中で一番楽しかったかもしれません。これからもこんな楽しさを追求してみたいと思いました。

谷村先生、ジョンソン・エンド・ジョンソンの皆様、視聴していただいた先生方、ありがとうございました。

 

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