神田京子…『牡丹燈籠の一節』
笑福亭里光…『江戸荒物』
昔昔亭健太郎…『のっぺらぼう』
橘ノ双葉…『松山鏡』
末廣亭に向かうべく新宿三丁目の駅(B2出口・セゾンプラザ入口)の地上に出たら、末廣亭に出演中のMさんとU師匠にバッタリ!
アタシ「あっ、おはようございます。お疲れさまです。」
U師匠が高座同様のにこやかな表情で「おぉ、今日は土曜でアレ(深夜寄席)か!」とおっしゃったのに続いて、Mさんが、
『マンダラーズには来ないのぉ~?』
アタシ「イヤ…あの…その…いろいろと都合が…」シドロモドロ
今年もマンダラーズには伺えません…
さらに夜席がハネて珍しく真打の師匠方が末廣亭前に集合。
その中で圓丸師匠が、
『何これ?こんなに並んでいるの?』
とビックリ!
ずーっと後ろの方まで列を確認しに行き、
『えーっ???(正月)初席並みじゃない?』
『ウチらの頃は呼び込みしてやっと入ってもらったんだから…』
と半信半疑の驚愕の表情。
よく、「昔はホントに(深夜寄席に客が)入らなかった」という話は聞きますが、真打の師匠の生の感想は実感がこもってました。
京子さん
講談のレクチャーから「浦島太郎(英語バージョン)」を経て、怪談の説明。
客席の男性陣に「ボーン」という鐘の効果音、女性陣に「カラ~ン、コロ~ン」という効果音を要請!
そして『牡丹燈籠 -お札はがし-』を簡潔に。
うーん…客席参加型って、アタシは好きじゃないんですよねぇ・・・。
さらにマクラが長い。いっそのこと、マクラを入れずにいきなり『牡丹燈籠』に入った方が良かったんじゃないかなぁ…(詳細後述)
里光さん
京子さんが釈台と共に座布団まで片付けてしまったため、里光さんが登場した時に高座上はずんべらぼん!
どうしていいかわからず、うろたえる里光さん
あわてて座布団を持って来る京子さん
この『江戸荒物』という噺、1年8か月ぶりに聴きましたが、サゲがちょっと難しく、里光さんはサゲを言った後に解説を付け加えるという、サービス精神旺盛な高座でした。
健太郎さん
===途中一旦退出===
双葉さん
2度目の深夜寄席の今回は、お約束の主任!
出番前からかなり緊張している様子がアリアリとわかりましたが、前の演者後に十数人いた立見客がほとんど帰ってしまいました!
『松山鏡』という噺はアタシの好きな噺の一つですが、ちょっと双葉さんの声に力がないのが気になりました。
もともとそんなに声を出すタイプではなく、語尾が弱いのが特徴といえば特徴なのですが、それにしても今日はちょっと力が弱かったかな?
初主任という緊張もあったのでしょうが、二ツ目になってもう少し元気さを出して欲しいと感じた高座でした。
深夜寄席では“初めて深夜寄席に来る人”が多いためか、初心者に気を遣いすぎる芸人さんが多いように思います。
確かに「初めての人へのレクチャー」は今後につなげる意味でも大切なことですが、毎回「初めて来る人」が7~8割いるということはリピーターもそれほど多くないということではないでしょうか?
「階級の仕組み」とか「落語(講談)とは?」というマクラを入れるくらいなら、例えば今日の京子さんだったらマクラを長々と振らずに『お札はがし』をジックリ聴かせた方が良かったんじゃないかな?と感じずにはいられません。
それによって200人いる客の1人くらいは『今度は定席にも行ってみようか!』という、アタシのような物好きがいるかもしれません。
今日の4人、いずれもマクラが長く、さらに言えばそんなに笑いが起こる話も無かったような気がします。
冗長気味なマクラより、まずは噺(読み物)で真っ向から勝負して欲しいものです!
そして以前にも書いたかもしれませんが、「深夜寄席」というのですから、落語家や講談師に限らず、鏡味八千代・初音さんや林家花さんといった若手の色物さんの出演はできないものでしょうか?
落語・講談だけでなく、「寄席ではこのようなこともやっていますよ!」というアピールをすれば、若いお客さんは同世代芸人さんの曲芸や紙切りに興味を持つと思うのですが・・・???
笑福亭里光…『江戸荒物』
昔昔亭健太郎…『のっぺらぼう』
橘ノ双葉…『松山鏡』
末廣亭に向かうべく新宿三丁目の駅(B2出口・セゾンプラザ入口)の地上に出たら、末廣亭に出演中のMさんとU師匠にバッタリ!
アタシ「あっ、おはようございます。お疲れさまです。」
U師匠が高座同様のにこやかな表情で「おぉ、今日は土曜でアレ(深夜寄席)か!」とおっしゃったのに続いて、Mさんが、
『マンダラーズには来ないのぉ~?』
アタシ「イヤ…あの…その…いろいろと都合が…」シドロモドロ
今年もマンダラーズには伺えません…
さらに夜席がハネて珍しく真打の師匠方が末廣亭前に集合。
その中で圓丸師匠が、
『何これ?こんなに並んでいるの?』
とビックリ!
ずーっと後ろの方まで列を確認しに行き、
『えーっ???(正月)初席並みじゃない?』
『ウチらの頃は呼び込みしてやっと入ってもらったんだから…』
と半信半疑の驚愕の表情。
よく、「昔はホントに(深夜寄席に客が)入らなかった」という話は聞きますが、真打の師匠の生の感想は実感がこもってました。
京子さん
講談のレクチャーから「浦島太郎(英語バージョン)」を経て、怪談の説明。
客席の男性陣に「ボーン」という鐘の効果音、女性陣に「カラ~ン、コロ~ン」という効果音を要請!
そして『牡丹燈籠 -お札はがし-』を簡潔に。
うーん…客席参加型って、アタシは好きじゃないんですよねぇ・・・。
さらにマクラが長い。いっそのこと、マクラを入れずにいきなり『牡丹燈籠』に入った方が良かったんじゃないかなぁ…(詳細後述)
里光さん
京子さんが釈台と共に座布団まで片付けてしまったため、里光さんが登場した時に高座上はずんべらぼん!
どうしていいかわからず、うろたえる里光さん
あわてて座布団を持って来る京子さん
この『江戸荒物』という噺、1年8か月ぶりに聴きましたが、サゲがちょっと難しく、里光さんはサゲを言った後に解説を付け加えるという、サービス精神旺盛な高座でした。
健太郎さん
===途中一旦退出===
双葉さん
2度目の深夜寄席の今回は、お約束の主任!
出番前からかなり緊張している様子がアリアリとわかりましたが、前の演者後に十数人いた立見客がほとんど帰ってしまいました!
『松山鏡』という噺はアタシの好きな噺の一つですが、ちょっと双葉さんの声に力がないのが気になりました。
もともとそんなに声を出すタイプではなく、語尾が弱いのが特徴といえば特徴なのですが、それにしても今日はちょっと力が弱かったかな?
初主任という緊張もあったのでしょうが、二ツ目になってもう少し元気さを出して欲しいと感じた高座でした。
深夜寄席では“初めて深夜寄席に来る人”が多いためか、初心者に気を遣いすぎる芸人さんが多いように思います。
確かに「初めての人へのレクチャー」は今後につなげる意味でも大切なことですが、毎回「初めて来る人」が7~8割いるということはリピーターもそれほど多くないということではないでしょうか?
「階級の仕組み」とか「落語(講談)とは?」というマクラを入れるくらいなら、例えば今日の京子さんだったらマクラを長々と振らずに『お札はがし』をジックリ聴かせた方が良かったんじゃないかな?と感じずにはいられません。
それによって200人いる客の1人くらいは『今度は定席にも行ってみようか!』という、アタシのような物好きがいるかもしれません。
今日の4人、いずれもマクラが長く、さらに言えばそんなに笑いが起こる話も無かったような気がします。
冗長気味なマクラより、まずは噺(読み物)で真っ向から勝負して欲しいものです!
そして以前にも書いたかもしれませんが、「深夜寄席」というのですから、落語家や講談師に限らず、鏡味八千代・初音さんや林家花さんといった若手の色物さんの出演はできないものでしょうか?
落語・講談だけでなく、「寄席ではこのようなこともやっていますよ!」というアピールをすれば、若いお客さんは同世代芸人さんの曲芸や紙切りに興味を持つと思うのですが・・・???