田辺銀冶…『後藤又兵衛 -虎退治-』
田辺一乃…『一心太助 -旗本との喧嘩-』
一龍斎貞鏡…『山崎の合戦 抜き読み』
田辺一凜…『細川の茶碗屋敷』
田辺鶴瑛…『アラビアンナイト -恋愛合戦-』
宝井琴嶺…『源平盛衰記 -扇の的-』
《お仲入り》
神田すみれ…『お富与三郎 -仕置き-』
一龍斎貞花…『番町皿屋敷』
我が職場は“年中無休・24時間営業”みたいなもんなんで、「お盆休み」をまとまって取るということはありません。
「みんなで話し合って、計画的に休みを取りましょう」というシステムです。
で、アタシは…というと、“持久力”が無いために連休よりも週の半ばに休みたいタイプ。
例えば週に2日休めるなら、土日で休むより、水曜or木曜と日曜に休みたいのです。
ということで、久しぶりの平日休み!
もちろん貞鏡さんが出演することを確認した上での計画的犯行です。
銀冶さん
演目は「後藤又兵衛」となっていますが、今回の主人公は黒田節の由来でおなじみの“母里太兵衛”。
結構コミカルな内容で場内を和ませました!
一乃さん
一心太助の物語ですが、なーんか頭の中が整理できないんですよねぇ…
貞鏡さん
貞鏡さんの“修羅場読み”は4月以来4か月ぶり。
アタシは“修羅場読み”自体は好きなので、このネタ選択に異論はありませんが、15分の高座なら本に目を落とさないで読み上げて欲しいなぁと思います。
まだ、本を読んでいるというような“硬さ”があるので、これがスラスラと読み上げるような形になればもっともっと大きく成長しそうな気がします。
一凜さん
以前にも書いたことがありますが、落語の『井戸の茶碗』との違いは・・・
【井戸の茶碗】→【細川の茶碗屋敷】
高木作左衛門→「細川越中守の家来・田中宇兵衛」
千代田卜斎 →「松平安芸守の家来(現在浪人中)・川村惣左衛門」
紙屑屋清兵衛→「くずやさん」
また、独身の高木と違って田中宇兵衛には女房がいる、清兵衛を仲介にしてのやり取りではなく田中宇兵衛が川村惣左衛門の家に出向く・・・という内容。
さらに高木が卜斎の娘を嫁にするのに対し、講談では川村惣左衛門が越中守を介して再び安芸守の家来に取り立てられるというもの。
このあたりを比較して聴く面白さがある一席でした!
鶴瑛先生
うーん・・・よくわからない・・・
琴嶺先生
「源平盛衰記」としてはゆったりとした『扇の的』でした。
すみれ先生
『お富与三郎』といえば紅先生(神田紅一門)というイメージがあるだけに、すみれ先生で聴くと新鮮!
先代・山陽先生の系譜が脈々と受け継がれているのを感じました。
貞花先生
この『番町皿屋敷』も落語の『皿屋敷』とは違う粗筋。
お菊自ら家宝の皿を柱に打ち付けて割ってしまうもの。
さらに客席のみならず高座上の照明も落とし、釈台下にあるライトが貞花先生の顔を赤・青・白に照らします。
真っ暗な中に、貞花先生の様々な形相が恐ろしさを際立たせていました!
田辺一乃…『一心太助 -旗本との喧嘩-』
一龍斎貞鏡…『山崎の合戦 抜き読み』
田辺一凜…『細川の茶碗屋敷』
田辺鶴瑛…『アラビアンナイト -恋愛合戦-』
宝井琴嶺…『源平盛衰記 -扇の的-』
《お仲入り》
神田すみれ…『お富与三郎 -仕置き-』
一龍斎貞花…『番町皿屋敷』
我が職場は“年中無休・24時間営業”みたいなもんなんで、「お盆休み」をまとまって取るということはありません。
「みんなで話し合って、計画的に休みを取りましょう」というシステムです。
で、アタシは…というと、“持久力”が無いために連休よりも週の半ばに休みたいタイプ。
例えば週に2日休めるなら、土日で休むより、水曜or木曜と日曜に休みたいのです。
ということで、久しぶりの平日休み!
もちろん貞鏡さんが出演することを確認した上での計画的犯行です。
銀冶さん
演目は「後藤又兵衛」となっていますが、今回の主人公は黒田節の由来でおなじみの“母里太兵衛”。
結構コミカルな内容で場内を和ませました!
一乃さん
一心太助の物語ですが、なーんか頭の中が整理できないんですよねぇ…
貞鏡さん
貞鏡さんの“修羅場読み”は4月以来4か月ぶり。
アタシは“修羅場読み”自体は好きなので、このネタ選択に異論はありませんが、15分の高座なら本に目を落とさないで読み上げて欲しいなぁと思います。
まだ、本を読んでいるというような“硬さ”があるので、これがスラスラと読み上げるような形になればもっともっと大きく成長しそうな気がします。
一凜さん
以前にも書いたことがありますが、落語の『井戸の茶碗』との違いは・・・
【井戸の茶碗】→【細川の茶碗屋敷】
高木作左衛門→「細川越中守の家来・田中宇兵衛」
千代田卜斎 →「松平安芸守の家来(現在浪人中)・川村惣左衛門」
紙屑屋清兵衛→「くずやさん」
また、独身の高木と違って田中宇兵衛には女房がいる、清兵衛を仲介にしてのやり取りではなく田中宇兵衛が川村惣左衛門の家に出向く・・・という内容。
さらに高木が卜斎の娘を嫁にするのに対し、講談では川村惣左衛門が越中守を介して再び安芸守の家来に取り立てられるというもの。
このあたりを比較して聴く面白さがある一席でした!
鶴瑛先生
うーん・・・よくわからない・・・
琴嶺先生
「源平盛衰記」としてはゆったりとした『扇の的』でした。
すみれ先生
『お富与三郎』といえば紅先生(神田紅一門)というイメージがあるだけに、すみれ先生で聴くと新鮮!
先代・山陽先生の系譜が脈々と受け継がれているのを感じました。
貞花先生
この『番町皿屋敷』も落語の『皿屋敷』とは違う粗筋。
お菊自ら家宝の皿を柱に打ち付けて割ってしまうもの。
さらに客席のみならず高座上の照明も落とし、釈台下にあるライトが貞花先生の顔を赤・青・白に照らします。
真っ暗な中に、貞花先生の様々な形相が恐ろしさを際立たせていました!