演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

09/12/16 浅草演芸ホール中席・夜の部(お仲入り後入場)

2009-12-16 | 落語協会
終業後、ちょいと用事があったので浅草へ。
用を済ませ、時計を見ると7時ちょっと前。
浅草演芸ホールの前に来たら、なかなかの顔ぶれ!

===お仲入り===

隅田川馬石…『反対俥』
※二ツ目の佐助時代、深夜寄席・卒業公演以来、2年9ヵ月ぶりに拝見する馬石師匠。
前半の頼りない車夫に大笑いしました!

ひびきわたる…「キセル漫談」
※キセルの芸も然ることながら、話術の巧みさが光りますね

金原亭駒三…『権助魚』
※ヤキモチの解説部分が長い印象。
『権助魚』も旦那が権助に「網取り魚」と言ってないのに、権助が思い出すのは???

柳亭小燕枝…『手紙無筆』
桂文楽休演)
駒三師匠も、小燕枝師匠も、軽い噺なのになぜか重く感じてしまいました…

伊藤夢葉…「マジック」
北見マキ先生や北見伸先生のマジックを見慣れているせいか、ちょっとfrustrationが・・・

五街道雲助…『堀ノ内』
※トントントンと流れるような運びで「銭湯の羽目板」まで。
主任を務めるお弟子さんにつなぐ見事な役割です!

昭和のいる・こいる…「漫才」
※この独特の空気。凄いです!

桃月庵白酒…『妾馬』
※初見の師匠。赤塚不二夫先生のマンガの主人公みたい・・・
自分の高座の途中で帰るお客さんに、心の中で思うことに場内大爆笑!
落語協会のメルマガには“廓噺”をかけるようなことが書いてありましたが、今夜は『妾馬』!
粗野な行動や言動が多いけど、どこか憎めない八五郎のキャラクターが白酒師匠にピッタリ!!
大家さんや田中三太夫とのやり取りや、殿様を“義弟”と捉える場面など、30分を超える大熱演の高座
もちろん、途中で席を立つ客はいませんでした