演芸見ブんログ

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09/12/20 一龍斎貞鏡シークレット勉強会(浅草・まつり湯)

2009-12-20 | 勉強会


一龍斎貞鏡…『出世纏』


一龍斎貞鏡さんの初の“独演会”とも言うべき、「シークレット勉強会」が浅草・まつり湯の個室「たいこ」で開催されました。
開演は15時からですが、営業時間内ならいつでも入場OKということで13時半頃に浅草に到着。
国際通りでは演芸ホールの出番を終えたロケット団のお二人とバッタリ!
高座同様、携帯を見ながらマイペースで歩く三浦さんと、所在無さげに歩く倉本さん
ロケット団の高座はまだ数回しか見ていないのに、アタシに丁寧にお辞儀をして下さる倉本さん。
本当に腰の低い方です

開演前にひと風呂浴びようと思い、14時にまつり湯IN
“翡翠露天風呂”“ミネラル風呂”や期間限定の“ゆず湯”に浸かり、普段はシャワーで済ませるアタシにとっては極楽気分
主催のAさんや寄席仲間のSさんにもお会いして、いざ会場へ。
9畳の個室に、貞鏡さんのファンや学友といった10人が集まり、ビールで乾杯して勉強会がスタート!
銀朱色の着物で登場の貞鏡さん
初めての勉強会ということでかなり緊張気味の様子ですが、この日のために銭湯が出てくる読み物を覚えたというネタおろしの『出世纏』
出雲松江藩の藩主、松平出羽守。
江戸の藩邸界隈を歩いていると、麹町付近の煙突から煙が出ているのを発見。
「火事か?」と思った出羽守に家来が“銭湯”であることを説明。
興味を持った出羽守は早速その“銭湯”へ。
中でも背中に見事な彫り物をしている町人『角左衛門』という男に興味を持った出羽守は、角左衛門を「纏持ち」に登用。
“裸纏(はだかまとい)”として名を上げた角左衛門は数々の手柄を上げるも、ひょんなことから失態を犯し打ち首の沙汰が…。
出羽守が介錯する場に於いて、辞世の句で“裸纏”の苦労を読んだ角左衛門。
それを聞いた出羽守が自らの過ちを改め、改めて加藤角左衛門として武士に取り立てる
という一席。

その後は、ネタおろしながらつかえたり、絶句することもなく、約25分を読み終えた貞鏡さんを囲んでの宴席。
楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、講談を含めて2時間30分という充実の“勉強会”でした。

その後は再び入浴しましたが、血圧高めのアタシは「長風呂は無用」とばかりに館内のTVで『笑点』を見ていました。
久しぶりの笑点で、ナント昇太師匠が座布団10枚を獲得!
喜ぶ昇太師匠の後ろで、お祝いの紙吹雪を撒く愛楽師匠と枝太郎師匠が映ってました!
さらに『M-1』のナイツ~笑い飯まで見ていた所で、貞鏡さんから二次会の招集があり、大広間「かんぱい」へ
まつり湯での営業で来店していた某アニさんも合流して楽しい宴が続きました!!

本ブログ初公開!
ゴキゲンな貞鏡さん