いやぁ、、、だんだんコロナの感染が広まってきましたね…
今年の春休みこそは色んな県の研究所やら大学の研究室やらを見て回るぞ、とばかりに意気込んでいたので少し残念、、
こればっかは誰も責められません
ただ、このコロナから学ぶことが多いのも事実ですよね
このウィルスとワクチンのイタチごっこなんかも、害虫に対して農薬を使って駆除している身としてはかなり考えさせられることが多くって…
もしかしたらこれは自然からの"一度立ち止まって考えなさい"という警告なのかなとも思ったりしています。
なんかしょっぱなから重い話になってしまいました…💦
今日は庭のみかんについてです!
去年ならせすぎたこともあって今年は全体的に実のなりが悪いですが、順調に熟してきました!
まずは西南のひかり!
(アンコール×興津早生)×陽香の交配から作られた早生品種で、だいたい12月中旬に収穫期を迎えます
食味はすごくいいんですが、樹勢がすごく弱くて、うまく木をコントロールするのが難しいなという感想を持っています。
この父親に使われている陽香は清見×ポンカンの交配から作られたデコポンやはるみの兄弟品種で、見た目がすごく好きなので何が何でも育ててみたいんですが、なぜか苗が出回っていないんですよね…売っているお店知っていたら教えてください笑
次はあすみ!
(スイートスプリング×トロビタオレンジ)×はるみの交配からできた品種
去年は裂果が激しくって最終的に1つしかありつけませんでしたが、今年はありがたいことに5,6個収穫までたどり着けそうです!
かいよう病に弱いのでハウス栽培がいいとされていますが、今年はあんまかいよう病にならなかったですね。
相変わらずすごいトゲが出ますが樹勢の強さは気に入っています
次はかんきつ中間母本農6号!
キングマンダリン×無核紀州の交配で生まれた品種
全然実っているようには見えませんが、20個ほど実ってます笑
父親に使われている無核紀州は、いわゆる無核紀州型雌性不稔性と呼ばれる性質をもっており、たとえ周囲に甘夏などの花粉の多い品種が植わっていたとしても種ができません。この品種はその無核紀州型雌性不稔性をもった品種を作り出す過程で作り出された品種で、まだまだ改良の余地があるということで中間母本(品種にはできないけれど交配親にはできるという意味)という名前がついています。
(無核紀州型雌性不稔性については詳しくここに書いています↓)
無核紀州型雌性不稔性 - 家の庭で品種改良! (goo.ne.jp)
ただ、やっぱり中間母本というだけあって、なかなかすごい実ができたりします。
たとえばこれ↓
木の下の方でなった実は結構よい見た目になるのですが、上の方だと総じてこんな感じですね…
剥皮性も悪かったりするので、確かに中間母本だなという感じです
この調子で全品種書いてくとめちゃくちゃ長くなりそうなのでこの先は写真だけにします笑
↓はるひ
↓清見(星タンゴール)
↓ブラッドオレンジ・モロ
↓レモン
あとはフィンガーライムなんかも実こそつきませんでしたが順調に成長しています
フィンガーライムは萌芽する芽の量が多く、必然的に枝が細くなりがちなので、今年はとにかく芽かきをして枝数を減らしました。
結果かなり枝ぶりが充実してきたので来年はもしかすると実がなるかもしれません
といった感じで、引っ越し前から植わっていた甘夏一本から始まった庭ですが、だんだんと充実してきました♪
今年はどの木が実をつけてくれるか楽しみです♪