家の庭で品種改良!

庭でみかんの品種改良やってます

接ぎ木したカクテルフルーツのその後

2021年09月20日 12時13分54秒 | カンキツ
今年の4月に甘夏の木にカクテルフルーツを寄せ接ぎしたのですが、
どんどんと成長し、1mを軽く超えるほど大きくなりました!

それがこちら↓



見にくいですが、真ん中の支柱にそって伸ばしてあるのがカクテルフルーツです。
支柱に沿ってまっすぐ伸ばし、てっぺんまで達したところで分岐させました。
本当はもう少し高いところまで一本で伸ばしたかったのですが、これ以上高い支柱が見つからなかったため断念しました…笑

接ぎ木をした部分はこんな感じ↓



しっかりと癒合しました。

この後は、冬に先端を水平方向に曲げ、枝の分岐を促します。うまくいけば再来年の春にその枝に実がなると思います。
うまくいきますよ~に
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芯どまりの個体 伸長開始

2021年09月20日 12時00分42秒 | カンキツ
ようやく秋らしくなってきましたね
暑さにへばっていた植物も元気に復活してきました♪

さて、9月の頭ごろに、芯どまりのような症状を見せているカンキツの実生があるということを記事にしました。
すでにその時点で瘤の部分に芽のようなものが確認されていましたが、ついにその芽が伸長を開始しました
上の写真は生えている状態のもの。下はそれを抜き出した状態の写真です。






拡大するとこんな感じ↓



確かに瘤の部分から芽が出ているのが分かります。

芽の横にある塊はもともと胚乳だった部分。通常であれば、ここが半分に割れて、その中から芽が出てきますが、芽は伸長せず。
代わりにその下の部分が肥大を始め瘤になりました。
瘤には芽らしきものができ、最終的にそこから芽が伸長しました。

なぜわざわざ肥大したのか、肥大したのがなぜ根と胚乳の境だったのか、肥大した中身はどうなっているのか、等々気になることがたくさんありますが、そこら辺を調べるのはまたいつか。
ひとまず通常の個体と変わりなく成長するか、様子を見て見ようと思います。
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カラマンシー、マメキンカンが開花!

2021年09月18日 00時07分18秒 | シキキツ×マメキンカン
今日はすこぶるパソコンの調子が悪いですね…
訳あって2台持っているんですが、片方は電源つかなくなり、もう片方はWifiと接続できなくなり散々な目に遭っています…汗
そして、PCがないと何もできなくなってしまう自分にちょっとがっかり…笑


さて、今年も四季咲き性を持つカラマンシーとマメキンカンが開花しました!

↓こちらがカラマンシー。かなりたくさんの花が付いています!




↓アップでもう一枚



四季咲き性のカンキツは一年に何回も花が咲くので、実と花が同時に共存しているということがよく起こります。
観賞用としてもかなり楽しめるのが魅力ですね。


そして、マメキンカン。こちらは残念ながら一つしか花が咲きませんでした。




今年も去年と同様にカラマンシーを種子親にマメキンカンとの交配を行おうと思います。
マメキンカンの方が一つしか花が咲いていないので、あまりたくさんの交配はできなさそうですね。

ミカンの仲間は比較的一気に花が咲いてしまうので、開花のタイミングが合わないことが多々あります。
8月にも一度カラマンシーとマメキンカンが開花しているのですが、そちらは開花期が1週間ほどずれ、交配には至りませんでした。
逆に、タイミングが合ったとしても、今回のように花の数が少なかったりして、なかなかうまくいきません。
それが難しさであり面白さでもあるわけです…
さぁ今回はうまくいくでしょうか、、
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台木用シークワーサーの播種をしました

2021年09月16日 18時33分27秒 | カンキツ
ようやく露地物の極早生温州がお店に出回るようになってきましたね。
同じように青い状態で収穫するシークワーサーもこの時期よくお店に出荷されるようになります。

このシークワーサーは、木の勢い(樹勢)が他のカンキツ品種よりも強いことから、台木としても利用されることがあります。
(樹勢が弱い品種もシークワーサーに接ぎ木をすることで樹勢を強くすることができるのです)。

私は、カラタチかシークワーサーを台木として使っており、今日はその台木用のシークワーサーの種まきをしました。
この時期に蒔くと、冬になる前に発芽させることでき、より早く成長させることができるという良い点があります。


まずはシークワーサーの実から種を取り出します。



今回は12個の実からおおよそ150個ほどの種が取れました。


それを最後セルトレイに蒔いて終了です。


最近は育てる実生がだんだんと増え、台木用苗の消耗が早くなってきました。
作りすぎても邪魔になるし、作らなさすぎると足らなくなるし…なかなかバランスが難しいです
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落果した実の種子 なんだかんだ成長中

2021年09月16日 18時13分19秒 | カンキツ
一週間ほど前に、落果した"あすみ"の実から種子を救出し、寒天培地上に播種したという記事を書きました。
培地に使う寒天の保管状態も悪かったため、おそらく成功しないだろうと踏んでいたのですが、無事、発芽しはじめました!

↓播種した当初の状態


↓今日の状態


真ん中の個体はわかりやすいですね、根も芽も伸び始めています。
(寒天が白く濁るのはなぜなんでしょう…)
未熟な実から取り出した種なのでやはり成長は遅めですが、それでもしっかりと成長してくれていて安心です。

ひとまず今回の成功を持って、8月下旬頃に落果した実であればヴィトロプランツさんの寒天培地上で救出できることがわかりました。
来年はもう少し早い時期に落ちた実の種子救出にもチャレンジしてみたいですね。
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