ある人のブログで
「最近はやりの終活という言葉に疑問?」
という記事がありました。
確かにその通りです。
一般的に終活とは、お墓や葬儀をどのように安く、遺産をどれだけ多く争いなく残すか?という
お金に関する活動と捉えられがちです。
だから、葬儀社、寺、霊園関係が後ろで囃し立てていると思われても、仕方ないでしょう。
社)てあわせの活動の説明も、終活という言葉を使った方が、相手によく伝わる場合があり、
文章で使用してしまう時があります。
気を付けなければと思います。
誤解されないように、説明するとすれば、
震災で失った多くの命。その生命の大切さに気づき、今を活きるために何をしなければいけないか?
ということになります。
私は、これを”仏教的終活道”と呼びたいと思います。
表現が硬いのなら、生と終を活きる!
というのもわかりやすいでしょうか?
震災で命はこんなにもはかないものなのか、と感じた人は多いはず。
でも世の中を見渡すと、突然の死は見えなくなり、
じわじわと死に向かう高齢者ばかりが増えていくという現実。
近い将来、大きな震災が来るかもしれないというのに。
でも、前向きで明るく行きましょう。
エンディングよりも、終活という言葉には、どことなくポジティブが感じられます。
だから、受け入れられるのかもしれません。
あれからもう3年。
3.11が近づいてきます。