連休の悲しい産物・・

毎年の様にこの連休の期間に大きな交通事故が発生

政治や経済が一休みと言う事もあり、交通事故のニュースが頻繁に流れます。

事故自体が発生する原因は色々とあると思いますが、その事故で死者が出る原因はほぼスピードです。

正面衝突は当然ですが、、、、
通常の走行速度(40～60km/h)でも、そのままの速度で追突すると、、、想像を絶する衝撃です。

かなり高速(80～100km/h)で走っている時、何か障害物に気が付いてブレーキを踏んだが間に合わなかった場合でも、
衝突時の速度はかなり落ちているので死者が出る事は少ないんです。

注意力さえ維持していればブレーキは踏めますよね

高速道路を100km/hで10分も走れば感覚的には一般道を60km/hで走行しているのと変わらなくなります。
そんな状態で注意力が失われていたら・・・・死が待ち受けています。


ニュースでは反対車線に出て正面衝突という事故もいくつか有りました。

その原因は運転手の病気も有るだろうし、飲酒・居眠りと・・・運転をする前に解決しなければどうにもならない原因や、
道路上に何かが落ちていた場合とか、センターのポールなどに接触して急にハンドルを取られると言う事も有り、
その対処にソコソコの運転技能が必要な原因の場合もあります。

その運転技能ですが、これは少し速度を落とす事でかなり効果が有ります。
不可抗力でハンドルをとられても、その振れ幅が速度の遅い分小さくて済むし、障害物に衝突する時間も稼げます。

通常、自分の持つ速度からホンノ10km/h程度を落とすだけで、かなりの効果が有ると思います。
その、たった10km/hの減速が死と負傷の分かれ目になる可能性は大です。


死者が出る原因はスピードと言いましたが、その事故が起こる原因は注意力不足です。

この注意力と言うのは厄介です。
誰しも自分は注意して運転していると思っているんでねぇ～

目で見る状況、耳で聞く音、鼻で嗅ぐ臭い。。。これだけじゃダメです。

それらで得た情報を元にして想像を働かさせて準備しなくちゃ注意している事にはならないんです

対面通行の高速道路では・・・相手がセンターラインを超えてきたら、、、、。
高速に入ったすぐには・・・前を走る車のタイヤに挟まった石が取れて飛んでこないか、、、。
緩いカーブの一般道では・・・前からの車が膨れて中央線を越えてくるかも、、、。
前の車を追い抜くときは・・・その車で見えない所から、犬・猫など、とにかく何かが飛び出してきたら、、、。
大きな車の後ろを走るときは・・・その前方で渋滞しているかも、また、荷物が落ちてきたら、、、。

文字にすると長々としていますが、私達の脳ミソは意外と有能で、こんな事ならゼロコンマで想像し判断出来ます。

車のボディー・エアバック・ベルトと命を守る為のモノはかなり向上しています。

後は自分が注意力を維持する事で、、、万一の時でも死を負傷に変える事になります。

車は非常に便利だし我々に大きな利益をもたらしていますが、、、、

その一方で何よりも多くの犠牲者を出している事を忘れてはいけないと思いますネ