新宿中央公園イルミネーションイベント（TWINKLE PARK）

今日は晴れ。今朝は真夜中のように暗い空が上空に広がっている。東の空に薄い雲がかかっていて、天頂付近から西の方角にかけて、数個の煌めく星が見えた。今朝の気温は８℃で、弱い北よりの風が吹いている。少し湿っぽい風が涼しく、寝起きの頭がシャンとするように感じられた。
今日はカレンダー通りの通常出勤である。家を出ると辺りはシンと静まり返っていて、街灯の明かりが寂しく見えた。日野駅に到着して、ホームに昇ると東の空に広がる雲の下がほのかに薄明るくなっていて、雲が黒い影絵のようなシルエットになって映えている。やがて、ホームに滑り込んできた電車に乗って都心に向かった。

新宿駅に到着して改札を抜けると、職場に向かった。職場のあるフロアから窓の外を見渡すと、既に朝日が昇ってきていて、市街地がオレンジ色の光を受けて赤く染まっている。西の空には多少雲がかかっているものの、雲の下には山々の稜線が見えていて、その奥に白化粧をした富士山がほんのりと紅く染まっている。東の地平線付近には薄い雲が広がっているものの、雲から太陽が抜けてくると次第に執務室に朝日が射しこんできた。
日中は晴れて、上空には青空が広がった。所々に薄い雲がかかっているものの、日射しが燦々と眩しいほどにたっぷりと降り注ぎ、穏やかな空模様となった。昼間の最高気温は18℃で湿度が低く、西よりの風が吹いている。空気がカラリとしていて、風が涼しく感じられるものの、陽光がポカポカと暖かく、過ごしやすい陽気となった。

仕事を終えて窓の外を見ると、外はすっかり暗くなっていた。帰り支度をして外に出ると、新宿中央公園がイルミネーションで色とりどりの光に包まれている。ちょっと興味がわいて、寄り道をして帰ることにした。新宿中央公園に向かって歩きながら、ふと後ろを振り返ると都庁が紫色の光に包まれている。


今日は女性に対する暴力根絶のシンボルである「パープルリボン」にちなみ、「女性に対する暴力をなくす運動」ライトアップを実施しているとのこと。11月12日から11月25日は、女性に対する暴力をなくす運動期間で、初日と最終日をライトアップしているとのことだった。
新宿中央公園ではイルミネーションイベント「TWINKLE PARK」が開催されている。ライトアップは11月25日～12月25日の期間で、点灯時間は16時～22時となっている。公園全域でイルミネーションを実施しているのではなく、水の広場とその西側の眺望のもりでイベントが開催されている。
新宿中央公園の水の広場の正面には「新宿ナイアガラの滝」と名付けられた水の流れる壁面がある。


様々な色に包まれた滝の脇からはしゃぼん玉が放出されていて、ライトに当たって煌めくように降り注いでいる。


滝の周囲の路面には、投影ライトでさまざまな模様が浮かび上がっていた。


「新宿ナイアガラの滝」の周囲はスケボーに興じる人たちが多く、写真を撮っていると、ときどきぶつかりそうになる。ちょっと身の危険を感じて、脇の階段を上がった。両脇の階段もイルミネーションで装飾されていた。


階段を上がって後ろを見ると、公園の中の通路がライトアップで明るく照らされている。その向こうに紫色に染まった都庁の姿が見えた。


「新宿ナイアガラの滝」の背後は「新宿白糸の滝」となっている。


「新宿白糸の滝」の池には丸いランプが設けられていて、夜に浮かぶ星のように水面を照らしている。


会場を一巡して帰宅の途につく。照明の１つをよく見ると、照明の球全部で光を放っているのでは無く、繊維状のファイバーが光を放っているように見える。ちょっと不思議な感じがした。


地下道を歩いて新宿駅に到着すると、改札を抜けて中央快速電車線の下りホームに昇った。やがてホームに滑り込んできた電車は通勤快速電車だったが、比較的空いていたので、電車に乗り込む。
電車が日野駅に着くと、電車を降りて改札を抜けた。日野駅北交差点で信号を待ちながら空を見上げると、暗く澄んだ空が広がっていて、星が煌めいているのが見えた。昼間に比べるとだいぶ気温が下がってきていたが、昼間の暖かさの余韻と湿度の影響か、それほど寒くは無い。風が涼しく感じられた。