今日は晴れ。今朝は6時に起床した。今朝の気温は15℃で湿度が高く、弱い西よりの風が吹いている。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には青空が広がっていた。東の空に昇ってきた朝日の光が射し込んで、空全体が眩しく見える。東の空に小さな雲が浮かんでいるのが見えた。
今日は河口湖に富士山を見に出かけることにした。自宅を出ると、湿った空気が空気がヒンヤリとしていて、少し肌寒いくらいの陽気である。日野駅に到着してホームに上ると、朝日が熱いほどに感じられた。
日野駅から電車に乗ると、高尾駅で河口湖行の普通電車に乗り換えた。電車は思いの外、混んでいたが、藤野駅でどっと降りると一気に車内が空いた。席に座って車窓を楽しんでいると、山全体がわずかに色づいているように見える。トンネルを抜ける度に車窓から見える風景が山深くなっていくのを感じた。
電車は大月駅で前3両と後3両に切り離された。後3両の電車が大月止まりで、前3両の電車が河口湖駅まで行くのである。河口湖駅に到着したのは9時14分である。
河口湖駅は想像以上に混んでいた。特に外国人客が多い。駅前から富士山に向かうのであろうバスに続々と乗り込んでいく。駅の土産物屋やバスロータリーはかなり混み合っていた。
まずは河口湖富士山ロープウェイで天上山(カチカチ山)に上り、展望台から富士山を眺めることにして、ロープウェイの河口湖畔駅まで河口湖駅から歩いて行く。河口湖駅からは徒歩15分ほどで河口湖畔駅に着いた。ところが、駅にはロープウェイを待つ観光客の長蛇の列が出来ている。係員に聞けば、1時間ほどの待ち時間が必要だという。
そこで、バスに乗って、河口湖北側にある大石公園に向かうことにした。大石公園は富士山の景勝地としても有名で、ラベンダーの公園として知られているが、それ以外にも夏はネモフィラ、秋はコキアを楽しむことが出来る。
公園は「河口湖自然生活館」バス停で下車するのだが、その手前くらいから渋滞にはまり、なかなか前に進まなくなった。今日は大石公園に隣接する宗教団体の施設でイベントがあるとのこと。それ以外にも、観光バスや車でかなり道路が混み合っている。結局1つ手前の「北浜荘前」バス停で下車し、そこから湖畔を反時計回りに歩き始めた。
大石公園に到着すると、紅く色づいたコキアの花畑の向こうに富士山の姿が見えた。
あいにく富士山には雲がかかっている上に、既に日射しが強くなっていて、富士山の姿が淡く見える。
大石公園にはコキア以外にも様々な花が植えられている。コスモスも満開になっていて、風に揺れていた。
コスモスの花の間を蜂が飛び回っている。
日中は上空に雲が見えるものの、晴れて上空には青空が広がった。河口湖の昼間の最高気温は22℃で比較的湿度が低く、東よりの風が吹いている。湖畔で写真を撮っていると、強い日射しが熱いほどに感じられるものの、湖を渡ってくる風が心地よく感じられた。モーターボートと風の影響で湖面に波が生じていて、太陽の光を反射してキラキラと輝いてい見える。カラリとした陽気で、空気が気持ちよく感じられた。
大石公園から時計回りに湖畔を歩き出した。近くの水田では稲穂が頭を垂れている。
上空にはパラグライダーが飛んでいるのが見えた。
再びバスに乗って、河口湖富士山ロープウェイ河口湖畔駅に行ってみる。ロープウェイには外国人ツアー客らしき一団が並んでいて、列はまだ長かったが、思い切ってロープウェイに乗ってみることにした。ロープウェイに乗るまでにたっぷり1時間ほど待つことになった。
ロープウェイで山頂に着くと、山頂にある絶景やぐらから富士山を見渡す。富士山にかかる雲を突き抜けるようにその頂が見えていた。
1時間ほどして、再びロープウェイで河口湖畔駅に降りる。ロープウェイの窓からは河口湖と河口湖南側に広がる街並みが望めた。
河口湖畔駅に到着して、再び徒歩で河口湖駅に到着すると、河口湖駅前のほうとう専門店で遅いお昼を食べる。その後は土産物屋を廻った後、午後5時の大月行きの電車に乗って帰宅の途についた。
日野駅に着いたのは夜7時過ぎである。電車を降りて改札を抜けると、駅の外に出た。上空には暗い空が広がっていて、南の空に皓々と光る月が浮かんでいる。昼間に比べると気温が下がってきて、風が涼しく感じられるものの、空気が湿っぽく感じられた。
駅前の定食屋で夕食を食べて帰宅する。家に帰ると、風呂に入って、1日の疲れを癒やした。