新型コロナワクチン接種（２回目）

今日は曇り。今朝は上空に薄い雲が広がっていて、雲を通して薄日が射している。今朝の気温は23℃で、弱い北よりの風が吹いている。湿度が高くて、空気がムシムシと感じられた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。日野駅から乗った電車は、昨日よりも空いていた。車内のシートが埋まったのは武蔵小金井駅を電車が発車するときだった。隣にマスクを付けない客が座り、その上、時折咳き込むので、ちょっと気になった。朝から嫌な気分である。

電車が新宿に到着すると、コンビニで朝食を買って職場に向かう。職場のあるフロアから東京の市街地を見渡すと、少しガスがかかっているようだ。見通しが悪く、市街地が少し霞んで見えた。
午前中は雲が多い空模様だったが、昼前になって薄日が射して、空が明るくなってきた。日中は雲の合間から青空が広がって、南よりの風が吹いてきた。昼間の最高気温は29℃と真夏日にはならなかったものの、湿度が高くて蒸し暑い陽気である。

青空が見えたのはお昼だけで、午後になると再び雲が広がってきた。今日も大気の状態が不安定で、新宿では雨は降ってないが、都内では所々に雷雲が発生して、激しい雨を降らせているようである。
東京2020オリンピック競技大会10日前の今日は新型コロナワクチンの接種日（２回目）である。１回目のワクチンを接種して、ちょうど３週間が経過した。


接種するにあたり、あらためて「予診票」に必要事項を書き込む。接種前の体温は前回の経験から受付で測定されるため、空白にしておいた。
先日、日野市から接種券が届いた。


中には接種券の他、「日野市新型コロナワクチン接種のご案内」というチラシや、複写式の「予診票」が２枚、「新型コロナワクチン予防接種についての説明書（ファイザー社製）」が同封されていた。


この中から接種券を取り出す。


これに、前回のワクチン接種のスタンプが押された「接種記録書」、本人確認書類などを持って、受付に行く。接種会場は都庁北展望室ワクチン接種センターである。都庁第一庁舎１階北側出入口に設置されている看板には「ファイザー（Pfizer）」と書かれている。これは都庁南展望室に設置された都庁南展望室ワクチン接種センターで接種されるモデルナ社製のワクチンと区別するためである。


ちなみに都庁南展望室ワクチン接種センターは６月18日に開設した都庁北展望室ワクチン接種センターに続き、都が運営する３か所目のワクチン接種会場として６月25日に開設された。都庁南展望室ワクチン接種センターの看板は都庁北展望室ワクチン接種センターと一目で違うことを強調するかのように黄色地の看板となっている。


前回の経験から時間帯が遅い方が空いていると踏んで、前回よりも遅めに職場を出た。しかし、その予想も甘かったようだ。そもそも、今日から新型コロナワクチンの２回目の接種対象者が増加していることもあって、２階の建物の入口に入るための列は階段を下って１階に下がり、更に都庁第一庁舎正面入口付近まで伸びていた。その列の最後尾に並んだのは15時30分である。
前回は建物の外にあるテントに設けられた予診票記入カウンターで、「予診票」の記入チェックを受けたが、今回はそもそも「予診票」を記入していない人がカウンターに行き、「予診票」の記入チェックは列に並んでいる間に、列を誘導する係員がチェックをする。

建物の中に入ったのは16時頃である。建物の入口に入ると、前回と同様、「東京2020大会関係者」と「都内医療従事者」の２種類の進路が設けられているので「東京2020大会関係者」の列の最後尾に並ぶ。列に並んでから、検温場所に到着するまでに20分を要した。


前回、受付の前の受付と勝手に思っていたのは検温場所だったのである。ここで、検温をしてもらって、「予診票」に体温を記入してもらうと、受付に向かった。


受付で全ての書類を提示し、本人確認を済ませると、「都庁北展望室受付開通済み」という青い紙片を交付される。


この紙片はエレベーターに接種対象者以外が乗らないようにすると共に、エレベーターの定員を越えないよう、正確に人数を把握するためのしくみのようである。エレベーター前で、紙片を回収されると、エレベーターが来るのを待つ列に並ぶ。
展望室に通じる直通エレベーターに乗って展望室に到着したときには時計の針は16時30分を廻っていた。


この後の手順は前回と同じである。接種時の感想としては前回よりも少し痛かったが、その方がちゃんと注射されているという気分になる。
接種を終えると、経過観察待機場所に向かう。係員から接種後待機時刻が記載された紙片を受け取り、指定されたパイプ椅子に座った。


15分が経過して、時刻を連呼する係員に紙片を渡すと、最後の接種済証発行窓口に向かう。ここでは「予診票」「接種記録書」、日野市から届いた接種券を提出する。


ここで、「接種記録書」に２回目の予防接種済証のシールを貼ってもらい、手続きは終了する。


余った接種券と「予診票」はここで回収され、「接種記録書」だけが手元に戻ってくる。


全てを終えて、職場に戻ってきたのは17時10分である。前回と同様、接種に約１時間40分を費やした。接種した後は業務を再開する。今回は、前回感じたような筋肉痛のような痛みも無く、至って快調である。ただワクチンを接種したこともあり、定時を廻ると、少し早めに仕事を切り上げて帰ることにした。机上を整理して職場を出る。
地下道を歩いて新宿駅に到着すると、中央線下りホームに昇った。湿度が高くて、駅のホームで電車を待っているだけで、額から汗が滴り落ちるようである。ようやく来た電車は混んでいたが、途中、国分寺駅で、後から来た中央線通勤快速電車に追い抜かれる際に車内が空いたので、シートに腰を下ろした。

うたた寝をしていると、電車は日野駅に到着した。電車を降りて改札を出ると、路面に濡れた後があった。午後、多摩地域でかなり雨が降ったらしい。上空には暗い空が広がっていて、大きな雲が漂っているのが見えた。湿度が高く、空気が湿っぽく感じられた。
帰宅してしばらくしたころ、左腕に軽い筋肉痛のような違和感を感じるようになってきた。