J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
このブログに関するご意見等はコメント欄に記載していただきますようよろしくお願いします。

今日のランチ(うな重とウニとろろ@築地食堂 源ちゃん 新宿NSビル店)

2020年08月27日 | 食べ歩き


今日は晴れ一時雨。今朝は上空の所々に雲が浮かんでいるものの、青空が広がっていて、朝日が射し込んでいる。今朝の気温は25℃で湿度が高く、弱い北よりの風が吹いていた。外に出てみると、強い日射しがじりじりと照りつけていて、既に蒸し暑かった。
今日は朝、2時間のテレワークをしてから、職場に出勤する予定となっている。今日は少し寝坊して午前7時くらいに起床した。インスタントコーヒーを淹れて、簡単に朝食を摂った後、髭を剃って顔を洗った。その後、定時よりも少し前の時間になって端末に電源を入れ、業務を開始する。

昼前から南よりの風が吹いてきて、気温がぐんぐんと上昇してきた。10時を過ぎたところで、職場にテレワーク終了の連絡を入れ、業務端末の電源を落とす。端末をカバンに入れると、出勤の支度をして家を出た。
日野駅から電車に乗って新宿に向かう。新宿に着いたのは昼前だったが、雲が多くなってくると、次第に日が陰ってきた。日中の最高気温は34℃と5日連続の真夏日となった。日射しが無いこともあって蒸し暑く、風が生温く感じられる。

時計の針は昼前を示していたので、職場に行く前に、お昼を食べていくことにした。上空には灰色の雲が広がっていて、雨が今にも降り出しそうな空模様である。職場の近くのビルのレストランで食べることにして、新宿NSビルに入った。展望エレベーターで29階のレストランフロアに上がる。
このコロナ禍で、店が2店ほど閉店したようである。少し閑散としたフロアを歩いていると、フロアの西側に居酒屋「築地食堂 源ちゃん 新宿NSビル店」の看板が見えた。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。店内は入口から見て左手に厨房があり、その右手と窓際に10人掛けのテーブル席が2卓と4人掛けのテーブル席が11卓、2人掛けのテーブル席が1卓配されている他、厨房に面してカウンター席が5席配されている。出てきた女性の店員に窓際の4人掛けのテーブル席に案内されて席に座った。
卓上には丸大豆醤油と塩分控えめ丸大豆醤油、七味唐辛子、中濃ソース、焼塩といった調味料の他、塗り箸と楊枝、紙ナプキン、紙おしぼり、冷麦茶のポット、メニューが置かれている他、コップと醤油小皿が重ねて置かれている。席に座るとコップに冷麦茶を注いで、まずは1杯飲んで喉を潤すと、再び冷麦茶を注ぎ、メニューを眺めた。

ランチメニューは各種定食と海鮮丼、サイドメニュー、丼用のトッピング、ランチドリンクで構成されている。また「日替わりランチメニュー」として、「海鮮4色丼」「魚河岸フライ定食としらすの食べるラー油」「薬味たっぷりしらす丼とカレーグラタンコロッケとミニ刺身」「うな重とウニとろろ」「秋刀魚の塩焼き定食と鶏の唐揚げ」があった。ちなみにご飯は全て大盛り無料となっている。
店員を呼んで料理を注文する。注文したのは「うな重とウニとろろ」である。ご飯大盛りで注文することにした。

お冷やを飲みながら外を眺めていると、雨がパラパラと降ってきたのが見える。幸い、ビルから職場までは濡れずに歩いて行けるので、特に困ったわけでは無かったが、大気の状態がかなり不安定であるのが見て取れる。
やや間を置いて、料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。トレーの上には「うな重ご飯大盛り」と味噌汁、ウニとろろ、山椒、漬物が載っている。味噌汁はお替わり可能とのことである。


「うな重ご飯大盛り」と味噌汁の蓋を開ける。「うな重ご飯大盛り」は重箱にご飯を盛り、その上に甘辛いタレをかけた上に玉子を2切れとカットしたウナギを4切れ半載せ、おろしワサビを添えている。


味噌汁はアオサの味噌汁である。


ウニとろろは小鉢に入っていて、刻み海苔が添えられている。


山椒は小器にひとつまみほどが入っていた。


漬物はキュウリの紫蘇漬けである。


まずは紙おしぼりで手を拭くと、味噌汁を飲む。アオサがふんだんに入った味噌汁は熱々で美味しい。たっぷりのアオサが味噌汁にボリューム感を与えていて、空腹の胃袋に染み渡るような味わいである。味噌汁を飲んでいると、体が熱くなってくる。
味噌汁をお椀の半分くらいまで飲んでしまうと、さっそく「うな重」を食べることにした。「うな重」に山椒を全て載せる。


まずは「うな重」の端の山椒がかかっていないうなぎを1切れ箸で持ち上げて口に運んだ。ふっくらと焼かれたうなぎの白身は甘さを感じさせる淡泊な味わいで、甘辛いタレが絡んで美味しい。皮も香ばしく、1切れでご飯が進む。2切れ目のうなぎには山椒がかかっていてピリリとした舌が痺れるような辛さがアクセントになって美味しい。3切れ目のうなぎにはおろしワサビを載せて食べた。ワサビのツンとした辛味がうなぎをサッパリと食べさせてくれる。うなぎにかぶりつきながら、ご飯をかき込んだ。
途中で玉子を食べる。大きめにカットされた玉子は、甘くてジューシーな味わいで美味しい。あっという間にうなぎが1切れ半になってしまったが、ご飯も結構減ってしまった。残ったご飯にウニとろろを注いで、ご飯に絡ませるようにして食べる。

ウニの甘さにとろろのサッパリとした味わいがご飯に絡んで美味しい。出来ることなら、ご飯を別に注文して食べたいところだ。そのアイデアが浮かんだ時には既に手遅れだった。とろろご飯を食べながら、漬物のキュウリの紫蘇漬けを食べる。パリパリとした食感とほんのりとした塩気で、ご飯が進む。
あっという間にご飯と漬物が無くなってしまった。お重に残ったうなぎを味わうようにして口に運ぶ。たっぷりとおろしワサビを載せたうなぎは、暑い夏があと僅かで過ぎ去ってしまうその余韻を感じさせてくれるかのような味わいである。うなぎの旨みがおろしワサビの風味と一緒に喉の奥に消え去るのが惜しいほどに感じられる。

うなぎを食べてしまうと、お椀に残った味噌汁を飲み干す。せっかくなので、味噌汁をお替わりすることにした。お替わりの味噌汁は別のお椀で運ばれてきた。


2杯目の味噌汁もたっぷりとアオサが入っている。アオサの食感と旨みを味わいながら味噌汁を飲む。味噌汁を飲み干す頃には体が火照るように熱くなっていた。コップに残ったお冷やを飲み干してクールダウンしたところで、卓上の伝票を持って店の入口に向かった。
レジは店の厨房の入口脇に設けられている。クレジットカードで代金を支払うと、再び展望エレベーターで1階に下り、ビルを出た。雨は降っていなかったが、路面が濡れていて、通り雨が降ったことを物語っていた。気温はいくらか下がったようだが、ムッとするほどの湿気で空気がムシムシと感じられる。職場に行く前に、売店でアイスコーヒーを買って行った。

午後は仕事である。特に打合せ等は無かったが、夕方に急な仕事が入って、帰るのが遅くなってしまった。このまま仕事をしていても、いつ目処が付くか分からないので、適当なところで、区切りを付けて帰宅することにした。
夜、電車に乗って帰宅の途につく。電車が日野駅に到着すると、改札を抜けて家路を急ぐ。夜になっても気温はまだ高く、団地の草むらからは虫の音が聞こえて、秋の気配を感じるものの、湿度が高くて蒸し暑い。

上空には暗い空が広がっているが、所々に薄い雲がかかっているようである。南の空には明るく光る半月が浮かんでいたが、薄雲に隠れて、雲が淡く光っていた。月の周囲には星が瞬いていた。


コメント    この記事についてブログを書く
« 今日のランチ(ビビンバ肉重... | トップ | 【閉店】独り呑み(@庄や 立... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。