
今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いていた。今朝の気温は-2℃で湿度が低く、強い北よりの風が吹いている。気温だけを見るとそれほど寒くは無いのだが、乾いた空気が肌を刺すように冷たい。しかも強い風が容赦なく体温を奪っていくかのようである。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。近くの都営住宅の白いLEDの明かりが冷たく冴えわたっているようだ。日野駅から乗った電車は、昨日よりは少し混んでいたが、電車が駅に着くたびに冷気が車内に流れ込んできて、目が覚める。気が付くと、電車は新宿駅に到着していた。
4号街路を歩いてくると、新宿西口の高層ビル群の上部がほんのりとあかく染まっている。上空は少し白々と明るくなっていて、西の山々の頂が薄赤色に染まっていた。やがて、東の空にオレンジ色の朝日が昇ってくる。次第に空が明るくなってきた。
今日は二十四節気の小寒である。「寒の入り」とも言われ、これから更に寒さが厳しくなるころとされている。日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い澄んだ青空が広がった。昼間の最高気温は8℃で湿度が低く、寒中らしい寒さの1日となった。日射しがたっぷり降り注いでいて陽光が温かく感じられるものの、北よりの風がやや強く吹いて体感的に凍えるような寒さである。
午後、仕事に没頭していると、いつの間にか窓の外が暗くなっていた。日が沈んでほの暗い西の空には細い月が浮かんでいて、富士山のシルエットが黒々と見えている。やがて、上空は夜の闇で覆われてきた。
仕事を終えて職場を出ると、ハイアットリージェンシー東京の建物のガラス窓に2色でライトアップされた都庁舎が映っていた。東京都では東京の魅力発信の取り組みである「Tokyo Tokyo」の都庁舎壁面へのアイコンの掲出に伴い、「Tokyo Tokyo」のカラーである水色と白色の2色でライトアップをしている。ライトアップは昨日4日から2月28日までで、ライトアップの時間は18時00分~23時00分までとのことである。
先日の経験から、今回は都庁通りを挟んで、反対側からカメラを向けてみた。乾いて冷たい北よりの風が容赦なく吹き付けてきて、かなり寒い。水色と白色の光に包まれた都庁は見ているだけでも冷え冷えと感じる。まるで空気の冷たさを強調しているかのようである。
しばらくしてその場を離れると、中央通りを歩いて新宿駅に向かった。新宿駅からは通勤快速電車に乗って帰宅の途につく。車内は混んでいたが、かろうじて吊革を確保できたので、網棚の上に荷物を載せて、しばらくは車内でじっとしていた。
立川で電車の車内が空いたので、席に座る。日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。
暗い空には薄い雲が広がっていて、雲を透かすように暗い空が見える。雲の合間に星が瞬いているのが見えた。既に気温は0℃近くまで下がっていて、風は耳がちぎれるように冷たかった。寒さに震えながら、家路を急いだ。
夜になって、上空には暗い空に薄い雲が広がっている。雲の合間から瞬く星が見えた。凍えるような寒さで、手指がかじかむくらいに空気が冷たい。吐く息が白く見えた。