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『いだてん』シナリオ&『セックス・チェック第二の性』

2019-09-26 14:13:07 | 雑記の宿
NHK大河ドラマ「いだてん」完全シナリオ集 第1部
宮藤 官九郎
文藝春秋

 2019年NHK大河ドラマ『いだてん』のシナリオ集(本)発売されたということで、今回初めて視聴者からの感想を書きます。

 1964年(昭和39年)東京オリンピックまでの50年を描いた作品なのはみなさまご存じかと思いますが、日本初のオリンピック選手として出場した金栗四三の時代は、明治維新も明け、西洋文化で日本を彩った時代でもありました。

 明治大正昭和平成、そして現在は令和と、歴史の流れはある年齢を過ぎるとみなさん知ってるわけで、近代歴史を知ってるうえで、今回大河ドラマ『いだてん』を見ていると思います。

ただ、当時の人々はそのさきのことは何が起きるのか?知らずに暮らしていたわけで、原作者の宮藤官九郎さんの脚本は、その辺をセリフメッセージとして表現されていたと、僕は感じました。

 主役のひとり金栗四三さんの人物描写は、ひとりの日本人として当時の生き方をセリフのひとつ、ひとつで、微妙に間違ってゆく流れのメッセージを瞬間的に感じとって観ていました。

 オリンピックの祭典は別として、日本全体として大きな戦争に踏み込み、巻き込まれ、過ちとして歴史に刻まれてゆくわけですが、そこに至るまでの日本人、金栗四三が第一部には描かれているのではないでしょうか?

 現在、一話づつ生で見ている状況なので、その瞬間瞬間にしか印象を語れませんが、シナリオ本を読んで、改めて確認するのもいいかもしれません。クドカンかぶれで申し訳ございません。弟のようで可愛いんです。すみません。クドバカですけど、どうか応援してください。

セックス・チェック 第二の性 [DVD]
安田(大楠)道代,緒形拳,小川真由美
KADOKAWA / 角川書店

セックスチェック 第二の性

 1968年公開の作品で、東京オリンピック後のメキシコオリンピックを目指し、戦争後のやさぐれた元単距離選手コーチと女子選手による愛憎のスポコン物語。戦時中を経験したスタッフで構成されているのか、今見ると乱暴な映画ですが、その時代の日本人をも表現されているかのような映画でした。

 


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