最強クラスの寒気がやって来る

今日の関東地方。朝の冷え込みは相変わらず強いのですが、日中は良く晴れて気温も「それなりに」上がって来ていた様でした。今日の最高気温は、だいたい10℃から12℃くらいまで上がって来ていた様でした。
今日の16時くらいに、西の方角の空が怪しくなって来ているのを発見。どんよりとした黒っぽい雲の下から、垂れ下がる様な影も見えていました。これは降っているかも…とスマホで雨雲レーダーを見てみたら、やはり西の方角に雨雲がありました。
日中に気温が10℃を超えて来たところに、上空に「最強クラスの寒気」が流れ込んで来たために、大気の状態が不安定になったものと考えられます。
この様に関東付近の上空には「最強クラスの寒気」が入り込んで来つつある様です。先ほど気象情報を見ていたのですが、関東付近の上空（観測地点は筑波）に流れ込んで来た寒気のうちで、最も低い「氷点下16℃」を観測したのが、1960年だったそうです。
そして今回。その筑波上空で予想されている寒気の温度が、どうやら氷点下16℃を下回る可能性があるとの事。明日はともかく、明後日日曜日の東京の予想最低気温は、氷点下2℃と予想されています。
東京で氷点下を記録する事自体、近年では数少なくなっています。それが「氷点下2度」ですから、いかに今回の寒気が強力なものであるかを示している様です。
明日はこの寒気の影響を受けて、朝はともかく、日中の気温があまり上がってこない事が予想されています。明日の予想最高気温は、各地で6℃くらいと予想されています。しかも「陽射しがあって」での予想最高気温です。
明日出かける方は、寒さ対策のフル装備が必要となって来そうです。それと電車での移動のある方は、暖房で汗をかかない様に気をつけないと・・・
少なくともこの土日は、この強力な寒気に注意が必要な状況となって来そうです。