「信長の野望 Online」の「お供システム」で、何人かの方に、コインアイテム「お供変身玉手箱」について聞かれた事があるので、その話を。
アイテム名通り、現在所有しているお供を、同じ種族のきび団子の姿形に変身させます。
例えば、所有している武具無しの「熊猫」を、「力士熊猫」にしたりできます。
この場合、先程書いた通り、「力士熊猫」の「きび団子」を所持している事が必要です。
後、変身と言っても、これでできた「力士熊猫」は、技能、能力共に、「力士熊猫」のものとなります(能力はあくまで基礎能力値で、訓練値は初期化されます)。
一見、あまりメリットが無さそうに見えますが、使い方によっては非常に便利なものです。
まず、元のお供のレベル上限を引き継げるので、それが無駄にならない事と、変身に必要な「きび団子」は、等級を問わない事です。
レベル上限59の武具無し熊猫に、等級3の「力士熊猫」の「きび団子」を使用して変身した場合でも、レベル上限は59のまま、技能と能力は「力士熊猫」と言うお供ができあがります。
ただし、変身の代償も相当です。
「お供変身玉手箱」の使用条件として、お供との友好度はともかく、お供の練度が「円熟」以上(戦闘回数550回以上)であると言うのが大変で(ただし、レベルは不問)、しかも変身後に練度はリセットされて「新参」に戻り、レベルも1に戻ります。
レベル上限を引き継げる事と、必要な種類であれば等級3のきび団子でも良い事、お供の枠を圧迫しない事などが、「お供変身玉手箱」を使用する事によるメリットです。
ファーストが「お供の絆」を結んでいる「天楼人鳥」も、元は「風来人鳥」でした(一度「魔祭人鳥」を挟みましたが)。

変身後、レベルと練度はまた一から根性で上げる事になります。
「風来人鳥」の時点でレベル上限が59だったので、「天楼人鳥」に変身してもレベル上限は59、友好度も引き継いで最高値でしたが、逆に言うとそれ以外は、「天楼人鳥」の「きび団子」から実体化したのと、能力的な違いは全く無いです(この「きび団子」は元から等級4ですし)。
ただ、レベル上限を59にする大変さを考えると、十分に変身させる価値はあると考え、実行しました。
結果論になりますが、「天楼人鳥」がここまで化けるとは思いませんでしたが・・・。
「お供変身玉手箱」は、必要な方とそうでない方で、はっきりと分かれそうなアイテムですが、うまく使えば便利なので、必要に応じて使用を検討してみると良いと思います。