悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

水杯

2014-09-28 20:33:32 | 雑記

江戸時代に限らないだろうが、旅に出るときには別れの「水杯」を交わしたそうだ。
その頃の日本人が本気でそのように考えたのかどうか、確信は持てない。
当時、流行病その他で突然の死を迎えることは、身分の上下に関わらずあった。

昨日の御嶽山の噴火に限らず、山に行く場合、死を覚悟した方が良いと思ってきた。
あまりにも安易な風潮や、機械による登山は死亡者を増やすのも当然と思われる。
いたずらに安易な登山を批難すると、障害者の登山をどうするのかと、異論もあるだろう。

いずれにしても、山だけではなく、ウォーキングの行事についても、事故はつきものだ。
交通事故、熱中症、転倒による骨折、よくある傷病など、いつでもあり得る事態として、
受けとめておきたい。 
私にできることは、そのために、対応すべきことを想定し、準備することまでである。

だが、準備までは、誰に限らず、しておかなくてはならない。