エトケンのブログ はじめの一歩

マイペースでのジョギングと街中散歩、食べ歩きが楽しい。

モンサンミッシェルとパリ 2017 その4

2017-03-15 14:55:03 | 旅行記
4日目、もう最終日です。
今日はまずホテルから徒歩で5分ぐらい、マルシェをのぞきながらマドレーヌ寺院へ。「マグダラのマリア」を守護聖人とするカトリック教会。



ギリシャ神殿のような外観、存在感あります。『聖母マリアの婚礼』像や『キリストの洗礼』」像など天井が高くて厳かな感じ・・・。
ここからコンコルド広場へも徒歩5分ぐらい、コンコルド広場からメトロ1号線で凱旋門に向かいます。

メトロにもだいぶ慣れてきて、まわりを眺める余裕も出てきました。1号線は古い路線ですが乗った車両はやはり自動運転。日本語で「スリに注意してください」とのアナウンスも・・・ちょっとホッとします。
メトロの駅を出て凱旋門へはローターリーの外側から地下通路を抜けて凱旋門の下に出ます。
ここもミュージアムパスで入場、約50mの螺旋階段を一気に登ります。

屋上に出た時はさすがに息切れが・・・でも日ごろのジョギングのおかげでクリア。道路が螺旋状に広がって空気が気持ち良い。
でも、エッフェル塔の上は雲に隠れて、遠くも霞んでます。雨が降らないだけでも良しとするか。

シャンゼリゼ通りをちょっと散歩して、途中メトロに乗ってオルセー美術館に向かいます。
1号線からコンコルド駅で12番線に乗り換えてソルフェリノ駅へ。セーヌ川沿いに向かうとゾウやサイの彫刻発見、オルセー美術館です。



荷物検査を受けて、リュックがちょっと大きかったようで、クロークに預けるように言われました。
オルセーはマネ、ドガ、モネ、ルノワール、ゴッホなどなど印象派の巨匠作品がいっぱい。早速エスカレーターで上階へ。
大時計の裏側を通り、展示室へ向かいます。地上階の奥にはフランソワ・ポンポンの「シロクマ」も・・・

どれも有名な名画、お腹いっぱいになります。一日にこんなに沢山名画を観たら目が腫れそう・・・





ここも凄い美術館です。でも名画を集め過ぎ、凄すぎて注意力散漫になります。



オルセー美術館を出たのはお昼過ぎ、ちょっと頭を冷やしながらセーヌ川を渡ってチュイルリー庭園に向かいます。
西はシャンゼリゼ大通り、東はルーヴル美術館まで広範囲に広がるチュイルリー公園はパリ市内にある最古の庭園、不思議な彫刻も沢山有ります。



そして、老若男女、ジョギングしてる人たちがいっぱい。皇居のランニングコースのようです。皆さん足が長いせいか、走り方も独特・・・
ユニフォームもお尻ムチムチのタイツや半袖に短パン、寒くないのかなぁ???日本とはちょっと違います。
お昼は、チュイルリー庭園の道路反対にあったセルフサービスのレストラン。カフェオレとフランスパンのサンドイッチ、ここがヒットでした。
入口のショーケースでサンドイッチを選び、カウンターのお嬢さんに注文、店内の粋なオジ様がカフェオレを入れてくれます。
そして、吹抜けの2階に上がりテーブルへ。客層は地元の学生さんやツアー客?。日本人は見当たりません。美味しそうな定食もあり学食のような感じ。
パリにもこんなセルフのレストランがあるんですね。ちょっと安心。

ちょっと一休みして、パリ最後の目的地、オランジェリー美術館です。クロード・モネの「睡蓮」です。
こじんまりした美術館ですが、一番落ち着きます。最後に選んで良かった。椅子に座ってのんびり鑑賞、一つの作品を自然光の中でじっくり観る。
これまでの4日間を思い起こしながらの実に充実した時間。ちなみに、地下もシスレー、ゴーギャンなど素晴らしい作品が沢山あります。



オペラ地区に帰ったのは、午後4時過ぎ、早い夕食は「レオン ド ブリュッセル」というムール貝のお店。何とか英語のメニューを解読???
バケツいっぱいのムール貝とベルギービール、美味しく頂きました。

パリ、シャルルドゴール空港を出たのは、午後11時30分、帰りはエコノミー。

でも4日間の疲れで離陸したのも気が付かず爆睡・・・目が覚めたのは夕食が出て来たとき。毎日3万歩近く歩きましたからね。でも、楽しかったーーー。
ツアーもハードでしたが、なかなか良く出来てました。
行きたいところに連れて行ってくれて、適度に食事が付いて行動はフリー。パリもちょっと調べて行けば思った場所へ行けました。

ただ、座席のプレミアムとエコノミーの違いは確かにありますが、金額を考えると次回は往復エコノミーで良いような・・・
楽しい4泊6日もアッという間でした。いろんな意味で、気分転換が出来ました。
さて、また次回を検討しなくては・・・

モンサンミッシェルとパリ 2017 その3

2017-03-15 14:43:41 | 旅行記
3日目、いよいよパリ市内の自由行動。まず、サンラザール駅からメトロ14番線でシャトレ駅へ。
14番線は新しい路線で地下深くを走る路線、車両も新しくて自動運転です。スリ対策でバックを胸に抱えて乗車。特に問題なくシャトレ駅に到着。
シャトレ駅からは徒歩で橋を渡り、シテ島のノートルダム大聖堂を見学。正面ファサードの門彫刻、バラ窓ステンドグラス、見所いっぱい、朝早かったので観光客も少なめ。



ここは屋上にも登れますが、10時から・・・まだ早いので同じシテ島にあるコンシェルジュリーに向かいます。

最高裁判所を挟んで向かって右側にコンシェルジュリー、左側にサント・チャペル。

今回は日本でミュージアムパスを買ってきたので、ほとんどの観光施設に入場可能。並んでいても優先入場できて、とっても便利です。
コンシェルジュリーはマリー・アントワネットが投獄されていたことが有名です。

まず入場するときに、荷物検査。どの施設でもそうでしたが、わりと日本人には優しいような気がしました。

サント・チャペルの見所は何といってもパリ最古のステンドグラス、綺麗です。感動で涙が出そう・・・しばらく余韻に浸って再度、ノートルダム大聖堂に向かいます。
時間は10時過ぎ、ノートルダムの屋上に上がる人達の列が少しできてます。待つこと10分ぐらい、少し上がった所にチケット売り場、私たちはミュージアムパスで入場。
螺旋階段を33m登ります。結構きつい、屋上に上がるとパリの絶景が・・・遠くにエッフェル塔、サクレクール寺院も・・・

下りてきたのがお昼前、ノートルダムの入口は長蛇の列、早く来て良かった。いよいよルーブル博物館へ徒歩で向かいます。

途中のカフェでランチです。今回のツアー特典で付いていたガレットクーポンを利用。日本語が堪能なイケメンの店員さんが対応してくれて、美味しく頂きました。

外国でご飯を食べるのは一苦労、言葉が通じるとホッとします。

ルーブル美術館は、横から方形の中庭に入りガラスのピラミッドへ。ほとんど並ばずに入場、お昼時は空いてるんでしょうか?



シュリー翼、ドゥノン翼、リシュリー翼の順番で回ります。でも広すぎる・・・しっかり見てたら3日ぐらいかかりそう。集中力も切れます。
正面のリシュリー翼では、書記座像と青カバ(ヒッポー君)をメインに鑑賞。話題の青カバはレプリカもゲット。

ドゥノン翼は、いろいろあります。モナリザ、ミロのビーナス、サモトラケのニケ、岩窟の聖母、聖母子と聖アンナ、などなど、キリがありません。
グランドオダリスクとナポレオン1世の戴冠を最後に観て、リシュリー翼へ。












リシュリー翼は、ピュジェの中庭・マルリーの中庭が広々として落ち着きます。

午後4時ごろ、疲れ果ててカルーゼル・デュ・ルーブルのフードコートをのぞきながら、メトロ7番線でオペラ駅に帰りました。

モンサンミッシェルとパリ 2017 その2

2017-03-15 14:42:03 | 旅行記
2日目、相変らずのどんより雲。ホテルの部屋の向こうに川が流れていて、橋から見るモンサンミッシェルが絶景。
名残りを惜しみながら、ヴェルサイユ宮殿に向かいます。

高速道路からの景色は、北海道を走ってるみたい。でも人がいない、馬と牛だけ・・・。途中、ドライブインに寄りながらお昼に到着です。
まずは宮殿の隣のレストランでランチ、キッシュロレーヌとブフブルギニョンとビール。デザートはチョコクリームいっぱいのエクレアでした。
 

 
ヴェルサイユ宮殿は、とにかく大きい・・・写真に入りません。オフシーズンということで一部工事中?
 
でもこれだけ大きいと常時工事中???内部はどこも超豪華、鏡の間は特に凄い。庭園は特に広い、見渡すかぎりが宮殿の庭です。
 

 

 
お目当ての一つ、ルーヴル美術館に所蔵されている有名な絵画「ナポレオン一世の戴冠式」の2作目は観られませんでした。ジョゼフィーヌの後ろに控える女性陣の中に一人だけピンク色の服を着た女性がいたはずなんです・・・残念でした。
午後4時、いよいよパリに向かいます。
パリ市内では、凱旋門やシャンゼリゼ通り、コンコルド広場を通って、シャイヨー宮へ。エッフェル塔をセーヌ川超しに見学。

写真スポットのようですね。でもちょっと雨が・・・早々にホテルに向かいます。
ホテルはオペラ地区、サンラザール駅のすぐ側、メルキュール・オペラ・ガルニエ。こじんまりしてますがパリ市内にしては設備も新しくて良い感じです。
さて、これから二日間は自由行動、荷物を置いて早速、メトロ切符(カルネ)を買いにサンラザール駅へ行くことに。
切符の買い方は、事前に調べてたので問題なくゲット、ついでに駅構内を見学します。
でも、ここが凄かった。沢山の外国人に圧倒されてめまいがしそう・・・、ラッシュ時の新宿駅のような人の流れ、それも全部西洋人。
パリはスリが多いので警戒しながら流れに乗って歩きます。エスカレーターでもビクビク、ひと周りして早々にホテルに戻りました。
 
夕食は、ホテル近くのギャラリー・ラファイエットのグルメ館でピザとサンドイッチをテイクアウト。
明日は本格的にパリ市街をまわります。

モンサンミッシェルとパリ 2017 その1

2017-03-15 14:33:45 | 旅行記
4ヶ月ほど前から計画していたフランスの旅、6年ぶりの海外旅行。フランスは38年ぶり?

3月6日、夜10時前に羽田空港のツアーカウンターへ、添乗員さんからチケットを受け取って荷物を預けチェックイン。
 
日本橋を渡って出発???
 
今回は往路のみプレミアムエコノミーにランクアップ。特典は優先搭乗とアメニティと座席がちょっと広いこと。座席の中央の先頭だったので足は十分伸ばせました。
ただ、目の前にジャン・レノそっくりのCAさんが・・・目の置き場に困ります。
翌日の午前1時頃出発、約12時間の空の旅。2時間ぐらいして機内食、美味しいパンと白ワインとシャンパン飲み放題?エールフランスの特典です。
 
食べた後は寝たり起きたり、座席の最後部カウンターでは、お菓子や飲み物が頂けます。大きな人形焼とコーヒーでブレイクタイム。
到着前には朝食も、これを食べて1時間ぐらいでパリ・シャルルドゴール空港に到着です。
午前6時、小雨の中バスはモンサンミッシェルへ向かいます。
今回のツアー客は30人、半分以上が学生さん?明るくて良い感じです。でもパリではフリー、頼れないので頑張らなくては・・・
途中サービスエリアでトイレ休憩の後、オンフルールへ。田舎の港町、印象派の画家たちが訪れた場所、木造の教会が有名です。
 

 

  
教会近くのパン屋さんで買ったサンドイッチとエクレアが今日のお昼、そんなに寒く無かったので港の景色を楽しみながらの食べ歩き。
 
モンサンミッシェル手前のホテル『ガブリエル』に午後3時頃到着。ノルマンディー地方独特のどんよりした曇り空、時々雨も・・・
 
モンサンミッシェルへは専用のバスに乗り換えます。料金は無料15分置きぐらいに有るようです。
とにかく平らな湿地帯、この辺りの牧草は塩分を多く含んでいて、放牧された羊肉は塩味がきいて美味しいそうな・・・食べてないけど。
記念撮影後、お城のような街の中へ、中世のヨーロッパ映画の舞台みたい。
 
海沿いの階段をのぼりながら修道院に向かいます。
 

 

 

 

 

 

 
中庭の回廊は残念ながら工事中、でも修道僧の食事室や礼拝堂、どれもゆっくり見学できました。
夕食は、ホテル近くのレストラン。名物の前菜ふっくらオムレツは、ちょっと焼き過ぎ。メインの白身魚の包み揚げとデザートは、まあまあかなぁ・・・