4日目、もう最終日です。
今日はまずホテルから徒歩で5分ぐらい、マルシェをのぞきながらマドレーヌ寺院へ。「マグダラのマリア」を守護聖人とするカトリック教会。

ギリシャ神殿のような外観、存在感あります。『聖母マリアの婚礼』像や『キリストの洗礼』」像など天井が高くて厳かな感じ・・・。
ここからコンコルド広場へも徒歩5分ぐらい、コンコルド広場からメトロ1号線で凱旋門に向かいます。

メトロにもだいぶ慣れてきて、まわりを眺める余裕も出てきました。1号線は古い路線ですが乗った車両はやはり自動運転。日本語で「スリに注意してください」とのアナウンスも・・・ちょっとホッとします。
メトロの駅を出て凱旋門へはローターリーの外側から地下通路を抜けて凱旋門の下に出ます。
ここもミュージアムパスで入場、約50mの螺旋階段を一気に登ります。

屋上に出た時はさすがに息切れが・・・でも日ごろのジョギングのおかげでクリア。道路が螺旋状に広がって空気が気持ち良い。
でも、エッフェル塔の上は雲に隠れて、遠くも霞んでます。雨が降らないだけでも良しとするか。

シャンゼリゼ通りをちょっと散歩して、途中メトロに乗ってオルセー美術館に向かいます。
1号線からコンコルド駅で12番線に乗り換えてソルフェリノ駅へ。セーヌ川沿いに向かうとゾウやサイの彫刻発見、オルセー美術館です。

荷物検査を受けて、リュックがちょっと大きかったようで、クロークに預けるように言われました。
オルセーはマネ、ドガ、モネ、ルノワール、ゴッホなどなど印象派の巨匠作品がいっぱい。早速エスカレーターで上階へ。
大時計の裏側を通り、展示室へ向かいます。地上階の奥にはフランソワ・ポンポンの「シロクマ」も・・・

どれも有名な名画、お腹いっぱいになります。一日にこんなに沢山名画を観たら目が腫れそう・・・

ここも凄い美術館です。でも名画を集め過ぎ、凄すぎて注意力散漫になります。

オルセー美術館を出たのはお昼過ぎ、ちょっと頭を冷やしながらセーヌ川を渡ってチュイルリー庭園に向かいます。
西はシャンゼリゼ大通り、東はルーヴル美術館まで広範囲に広がるチュイルリー公園はパリ市内にある最古の庭園、不思議な彫刻も沢山有ります。

そして、老若男女、ジョギングしてる人たちがいっぱい。皇居のランニングコースのようです。皆さん足が長いせいか、走り方も独特・・・
ユニフォームもお尻ムチムチのタイツや半袖に短パン、寒くないのかなぁ???日本とはちょっと違います。
お昼は、チュイルリー庭園の道路反対にあったセルフサービスのレストラン。カフェオレとフランスパンのサンドイッチ、ここがヒットでした。
入口のショーケースでサンドイッチを選び、カウンターのお嬢さんに注文、店内の粋なオジ様がカフェオレを入れてくれます。
そして、吹抜けの2階に上がりテーブルへ。客層は地元の学生さんやツアー客?。日本人は見当たりません。美味しそうな定食もあり学食のような感じ。
パリにもこんなセルフのレストランがあるんですね。ちょっと安心。

ちょっと一休みして、パリ最後の目的地、オランジェリー美術館です。クロード・モネの「睡蓮」です。
こじんまりした美術館ですが、一番落ち着きます。最後に選んで良かった。椅子に座ってのんびり鑑賞、一つの作品を自然光の中でじっくり観る。
これまでの4日間を思い起こしながらの実に充実した時間。ちなみに、地下もシスレー、ゴーギャンなど素晴らしい作品が沢山あります。

オペラ地区に帰ったのは、午後4時過ぎ、早い夕食は「レオン ド ブリュッセル」というムール貝のお店。何とか英語のメニューを解読???
バケツいっぱいのムール貝とベルギービール、美味しく頂きました。

パリ、シャルルドゴール空港を出たのは、午後11時30分、帰りはエコノミー。

でも4日間の疲れで離陸したのも気が付かず爆睡・・・目が覚めたのは夕食が出て来たとき。毎日3万歩近く歩きましたからね。でも、楽しかったーーー。
ツアーもハードでしたが、なかなか良く出来てました。
行きたいところに連れて行ってくれて、適度に食事が付いて行動はフリー。パリもちょっと調べて行けば思った場所へ行けました。
ただ、座席のプレミアムとエコノミーの違いは確かにありますが、金額を考えると次回は往復エコノミーで良いような・・・
楽しい4泊6日もアッという間でした。いろんな意味で、気分転換が出来ました。
さて、また次回を検討しなくては・・・