今日本で最も有名なスポーツ選手の1人がラグビー日本代表の五郎丸選手だ。
僕も含めて今までラグビーなんてほとんど見たこともなかった人間でさえも五郎丸選手の活躍とあのルーティンのポーズを知らないものはいない。ルーティンポーズが流行語大賞に含められのかどうか知らないが、もし対象になるのならば五郎丸ポーズの選出は間違いないはずだ。
子供からお年寄りまでみんながあの浣腸しちゃうからにも似た五郎丸ポーズに湧いているのが下期の流行だ。もう暖かくもないし、ラッスンゴレライなど誰も見向きもしないし、今更やると哀れみを帯びた目で見られたりする。安心して下さいと言えるのも年内だけかもしれない。
五郎丸選手のルーティンはお笑い芸人の一発芸とは違うからこ今年だけということはあり得ないが、何分熱し易く冷めやすいのが世間の風潮だけに一旦ラグビーへの関心度が薄まってくると「そう言えばそんなポーズも流行ったよね」なんてことにもなりかねない。錦織が世界で優勝すればテニスに走り、なでしこが活躍すると女子サッカーへ流れる。とかく世間のというのはいい加減であり流されやすい。
人気に火がついた五郎丸選手はテレビ局でも引っ張りだこだが、使える時には使えるだけ使え主義のテレビ界も調子に乗りすぎて正月特番辺りで五郎丸選手にハンバーグ!なんて叫ばせはしないだろうかと余計なしんぱ心配までしている。
ルーティンと言えばいろんなスポーツ選手もやっている。有名なところでは野球のイチローのバットまわしーの袖つかみーのに代表されるが野球選手がバッターボックスに立つ時のルーティンはそれぞれ特徴があって面白い。相撲では引退した高見盛のロボコップルーティンは会場全体が盛り上がるものだった。最近の力士では琴奨菊のイナバウワーや琴勇輝のホッ!と声をあげるやつ、必ず塩をわしずかみにして高く巻き上げる力士もいる。
ルーティンを何故やるのかという理由は人それぞれみたいだが精神統一やゲン担ぎはたまた計算された結果として用いる場合もあるそうだ。昨年のレジェンドと言う言葉に対して今年はルーティンがなんかいけそうだ。2016年の年賀状には五郎丸ポーズをしたサルのイラストが多く目に浮かぶ。
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