3年ぶりに携帯を買い換えた。
最近充電力も落ちたし、なによりアンテナがまだ付いてるのを笑われたこともあっていよいよ最新型に変えることにした。
ドコモショップに行ったら最新型はテレビ付という。
いわゆるワンセグという奴でこれを勧められた。
ワンセグとは携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービスのことらしいが、みんな略してワンセグと呼んでいる。
確かに携帯でテレビが観られると便利かもしれないが、今のところどうしてもワンセグが欲しかったわけでもないし別のにしようとも思った。
と、その時隣りのカップルが「やっぱりこれからはワンセグだよね」「私もこれ欲しいいっ」とかいちゃついていた。
その会話につられ、そうかこれからはワンセグなんだと妙に納得し、F904の機種に決めることにした。
最初はテレビなんか別に必要ないかと思っていたが、いざ買ってみると実際に観てみたくなって家に帰り早速TVスイッチオン!
あれっ?何も映らない。どーして?
すぐさまドコモショップに電話した。
「お客様のお住まいの地域は地デジは映りますか?」
「地デジ?」
そういえばうちはまだ地デジの電波が到着しない地域だった。
自慢のプラズマテレビでは地デジがまだ受信できずにはがゆい思いをしていたことをすっかり忘れていた。
ワンセグで映るのはその地デジだったんだ。
しかしどうしても買ったばかりの携帯でテレビが観てみたい感情を抑えきれずに携帯をかかえ車を走らせた。
もちろん行き先は地デジ圏内。
もうこうなりゃ地デジというより意地である。
30分ほど走り市の中心部に入ったら画面に待望のテレビが映し出された。
まるで映画『ALWAYS3丁目の夕陽』の初めてテレビ放送を観るシーンの様な感動をひとりかみしめた。
記念すべき最初の画像がオラウータンみたいな顔した福田新総裁だったのが少々不満ではあったが、とにかくこれでワンセグを持ったことを実感することが出来た。
しかし、よく考えてみると勢いで変な行動してしまった。
わざわざワンセグ観るために30分も車はしらせるかよって心の呟きが聞こえた。
ちょうど初めてFAXを買った頃、まだ誰もFAXを持ってなくて仕方なくコンビニから自分で自分ちにFAX送って感動で涙したあの日の僕に似ている。
確かあの時のFAX送信した紙には「祝FXA開通!」と書かれていた。
ワンセグはNHKの受信料は払わなくていいのがひとつのメリットでもあるが、電池が早く消耗するという欠点もある。
途中で電池が切れてもいいように大きなバッテリーを持ち運ぶのがいいかもしれない。
そう、携帯電話がまだ出たばかりの頃にショルダーバックの様なバッテリーを持ち歩いていた人を思い出す。
しかしそうなれば何のための小型軽量携帯か意味がなくなってしまいそうである。
とにもかくにも僕は今日ワンセグ携帯を買った。
しかし家での携帯の画面には「受信できません」の文字が憎らしいほど鮮やかに映し出される。
最近充電力も落ちたし、なによりアンテナがまだ付いてるのを笑われたこともあっていよいよ最新型に変えることにした。
ドコモショップに行ったら最新型はテレビ付という。
いわゆるワンセグという奴でこれを勧められた。
ワンセグとは携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービスのことらしいが、みんな略してワンセグと呼んでいる。
確かに携帯でテレビが観られると便利かもしれないが、今のところどうしてもワンセグが欲しかったわけでもないし別のにしようとも思った。
と、その時隣りのカップルが「やっぱりこれからはワンセグだよね」「私もこれ欲しいいっ」とかいちゃついていた。
その会話につられ、そうかこれからはワンセグなんだと妙に納得し、F904の機種に決めることにした。
最初はテレビなんか別に必要ないかと思っていたが、いざ買ってみると実際に観てみたくなって家に帰り早速TVスイッチオン!
あれっ?何も映らない。どーして?
すぐさまドコモショップに電話した。
「お客様のお住まいの地域は地デジは映りますか?」
「地デジ?」
そういえばうちはまだ地デジの電波が到着しない地域だった。
自慢のプラズマテレビでは地デジがまだ受信できずにはがゆい思いをしていたことをすっかり忘れていた。
ワンセグで映るのはその地デジだったんだ。
しかしどうしても買ったばかりの携帯でテレビが観てみたい感情を抑えきれずに携帯をかかえ車を走らせた。
もちろん行き先は地デジ圏内。
もうこうなりゃ地デジというより意地である。
30分ほど走り市の中心部に入ったら画面に待望のテレビが映し出された。
まるで映画『ALWAYS3丁目の夕陽』の初めてテレビ放送を観るシーンの様な感動をひとりかみしめた。
記念すべき最初の画像がオラウータンみたいな顔した福田新総裁だったのが少々不満ではあったが、とにかくこれでワンセグを持ったことを実感することが出来た。
しかし、よく考えてみると勢いで変な行動してしまった。
わざわざワンセグ観るために30分も車はしらせるかよって心の呟きが聞こえた。
ちょうど初めてFAXを買った頃、まだ誰もFAXを持ってなくて仕方なくコンビニから自分で自分ちにFAX送って感動で涙したあの日の僕に似ている。
確かあの時のFAX送信した紙には「祝FXA開通!」と書かれていた。
ワンセグはNHKの受信料は払わなくていいのがひとつのメリットでもあるが、電池が早く消耗するという欠点もある。
途中で電池が切れてもいいように大きなバッテリーを持ち運ぶのがいいかもしれない。
そう、携帯電話がまだ出たばかりの頃にショルダーバックの様なバッテリーを持ち歩いていた人を思い出す。
しかしそうなれば何のための小型軽量携帯か意味がなくなってしまいそうである。
とにもかくにも僕は今日ワンセグ携帯を買った。
しかし家での携帯の画面には「受信できません」の文字が憎らしいほど鮮やかに映し出される。