南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

ワンセグ

2007-09-26 23:59:43 | Weblog
3年ぶりに携帯を買い換えた。
最近充電力も落ちたし、なによりアンテナがまだ付いてるのを笑われたこともあっていよいよ最新型に変えることにした。
ドコモショップに行ったら最新型はテレビ付という。 
いわゆるワンセグという奴でこれを勧められた。 
ワンセグとは携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービスのことらしいが、みんな略してワンセグと呼んでいる。
確かに携帯でテレビが観られると便利かもしれないが、今のところどうしてもワンセグが欲しかったわけでもないし別のにしようとも思った。
と、その時隣りのカップルが「やっぱりこれからはワンセグだよね」「私もこれ欲しいいっ」とかいちゃついていた。 
その会話につられ、そうかこれからはワンセグなんだと妙に納得し、F904の機種に決めることにした。
最初はテレビなんか別に必要ないかと思っていたが、いざ買ってみると実際に観てみたくなって家に帰り早速TVスイッチオン!
あれっ?何も映らない。どーして?
すぐさまドコモショップに電話した。 
「お客様のお住まいの地域は地デジは映りますか?」
「地デジ?」
そういえばうちはまだ地デジの電波が到着しない地域だった。 
自慢のプラズマテレビでは地デジがまだ受信できずにはがゆい思いをしていたことをすっかり忘れていた。 
ワンセグで映るのはその地デジだったんだ。
しかしどうしても買ったばかりの携帯でテレビが観てみたい感情を抑えきれずに携帯をかかえ車を走らせた。
もちろん行き先は地デジ圏内。 
もうこうなりゃ地デジというより意地である。
30分ほど走り市の中心部に入ったら画面に待望のテレビが映し出された。
まるで映画『ALWAYS3丁目の夕陽』の初めてテレビ放送を観るシーンの様な感動をひとりかみしめた。 
記念すべき最初の画像がオラウータンみたいな顔した福田新総裁だったのが少々不満ではあったが、とにかくこれでワンセグを持ったことを実感することが出来た。
しかし、よく考えてみると勢いで変な行動してしまった。
わざわざワンセグ観るために30分も車はしらせるかよって心の呟きが聞こえた。
ちょうど初めてFAXを買った頃、まだ誰もFAXを持ってなくて仕方なくコンビニから自分で自分ちにFAX送って感動で涙したあの日の僕に似ている。
確かあの時のFAX送信した紙には「祝FXA開通!」と書かれていた。 

ワンセグはNHKの受信料は払わなくていいのがひとつのメリットでもあるが、電池が早く消耗するという欠点もある。 
途中で電池が切れてもいいように大きなバッテリーを持ち運ぶのがいいかもしれない。 
そう、携帯電話がまだ出たばかりの頃にショルダーバックの様なバッテリーを持ち歩いていた人を思い出す。
しかしそうなれば何のための小型軽量携帯か意味がなくなってしまいそうである。
とにもかくにも僕は今日ワンセグ携帯を買った。 
しかし家での携帯の画面には「受信できません」の文字が憎らしいほど鮮やかに映し出される。 

 

 
 
 




モスキート音

2007-09-19 21:25:07 | Weblog
年を取ると耳が遠くなり、話が聞き取りにくくなるのは仕方のないことであるが、おかしいことに悪口だけはちゃんと聞こえるという。 
実は耳は老化すると高周波の音は聴こえなくなるそうである。 
しかし悪口というのはさとられまいとわざわざ低く小さな声で喋りがちになるものだから、逆に年寄りには聴こえてしまう仕組みになっている。
ということは年寄りの悪口を言う時はかん高い声で言えという理論が成り立つ。 

携帯の着信音にはモスキート着信音というのがあるらしくこの音は若者だけにしか聴こえないという。 
学校で授業中に携帯が鳴った時、生徒たちは気づいても教壇の先生だけには聴こえないという都合のいい着信音がある。 
このモスキート音はコンビニの前でたむろする若者撃退法に使うことも出来る。 
耳を突き刺すようなこの音を流すことで若者だけを撃退しながら、他の大人の客には一切迷惑をかけずにすむわけだ。
自分では若いつもりでいてもモスキート音が聴こえなくなれば、もうオジンやオバンであることの証なのである。
 
 

永田町のオラウータン

2007-09-18 23:54:41 | Weblog
前代未聞の無責任劇を見せつけてくれたAB(安倍)氏がモンゴルに、いや行きつけの病院に逃げ込んで数日たつが、国会は開店休業ガラガラのままだ。 
国会を運営するための1日3億円にも上る税金は全くの無駄金である。 
辞任党の人間は国会の審議よりも自分たちの利権のことしか頭にはないもんだから次の新総裁選挙に没頭している。 
誰が見たって次の総裁はオラウータン福田で決まっているのにわざわざ無駄な時間と金を使って選挙までするのは馬鹿げているとしか思えない。 
しかし、福田氏といえば内閣官房長官を年金未納の責任を取って任期の途中で辞めてしまった人物である。 
議員になってからの数年間どころか議員になる以前からも年金を払わずに過ごしてきたことは新聞紙上でもいやという程読まされたことをもう皆様は忘れてしまったのだろうか。 
人の噂も75日、咽元過ぎれば熱さも忘れ。
日本人は忘却を得意とする国民かもしれない。
こんな方が首相になって本当に年金問題を解決出来るんだろうかと疑ってしまう。
見た目だって到底コイズミ氏ほど人気が出る風貌ではないし、どっからみても動物園にいそうな顔にしか見えない。

日本全国の子供たちに「自分がやるぞと決めてやり出したことは最後まで決してあきらめず頑張り抜こう」と教育する時、その真反対のことを自らの行動で示し、決してこんな大人にはなるなよとのいい見本になってしまったのがABさんである。そういう意味ではABさんの功績は大きい。 
しかし、そのABさんは一応まだ日本の首相ではある。 
もしこんな時、北の方からのミサイル攻撃があったり、東京に大地震が起こったりしたら誰が指揮を執って日本を守るんだろう。 
まさかABさんに任せようなんて考える人は今の日本にはいないはずである。
こうなれば現時点でもう決まっているのも同然のオラウー、いあ福田さんに早く首相をさせて国会の運営と日本の舵取りを始めてもらいたい。 
年金未納で官房長官を辞任した福田さん!国民はもうとっくにそんなこたあ忘れてくれていますのでご安心下さい。
 
 

世界柔道

2007-09-18 09:51:35 | Weblog
谷 亮子が世界柔道で金メダルを獲得した。 
ここんところ毎晩観ていた世界柔道のテレビであるが、日本人選手が、特に期待されていた男子がメダルに手が届かず悔しい思いでいたから本当に嬉しかった。 
井上選手、鈴木選手にしても後味の悪い負け方で多くの日本人は納得がいっていないはずだ。 
日本のお家芸柔道が柔道ではなくなり、JUDO化している。 
はっきり言うとレスリングとなんら変らなくなってきているのだ。 
投げ技よりもその後の返し技の方で判断されるし、まともに組まずにタックルみたいな倒し技が多用されるし、なにより完全ポイント制みたいな感があって、ダイナミックな一本技よりチョコチョコとしたポイントの積み重ねで勝負が決まる。 
柔道というように道がついていることは柔道は単なるスポーツではないはずで、「柔能く剛を制し、剛能く柔を断つ」の言葉に表されるように単なる勝利至上主義ではなく、精神鍛錬を目的としているものである。
日本の国技の相撲だって、ただ勝って強ければすき放題やって良かったり、仮病使って里帰りしてしまう朝青龍みたいな関取が出てくるはめになってしまったが、今の彼も単なる相撲チャンピョンであって横綱には成りきっていない。
このまま行くと柔道の姿もスポーツ競技としてどんどん変えられてしまいそうである。
現に山下康裕氏も世界柔道連盟の理事からも外されてしまったし、日本の発言権がなくなってしまいつつある。 
創業者が会社を大きくした後に株式の取得によりその会社の経営権を奪われてしまい、挙句の果てには役員の追放までやってしまう外資企業のやり口にも似ている。
近い将来、JUDOの世界大会では勝負の始めにする一礼してお辞儀をする行為もカットしなさいってなことになるとそれこそ柔道ではなくなってしまう。 
僕は今回男子でも唯一金メダルを取った棟田選手のあのお辞儀のし方が大好きなのである。 
あそこまで綺麗に礼をする選手はまずいない。
彼こそが真の柔道家としての風格を備えた選手といえるし、決して仮病使って温泉に入り行くまねなんかしないと思う。 
礼に始まり礼に終わる、道がついた競技はこの心が見捨てられたら終わってしまう。 
今回不振の日本選手であったが最後に谷、塚田、そして棟田選手が金メダル取ってくれたのは本当に素晴らしかった。




帰ってきたボサノバ

2007-09-16 00:59:02 | Weblog
前からボサノバは大好きでよく聴く音楽のひとつではあったが、ここんとこ真剣にボサノバのギターを練習している。 
独特なリズムとつぶやくように歌うのが特徴のボサノバであるが、ただギターのコードはやたらと難しい。
今まで弾いたことないようなコードがバンバンでてくるが、楽譜が読めない僕としては形で覚えるしかない。 
「イパネマの娘」「WAVE」「いそしぎ」「デサフィナード」「コルコバード」とただ今練習中であるが、コードの難しさに増してポルトガル語が難解なのである。 
先日、小野リサが日比谷野外音楽堂でアントニオ・カルロス・ジョビンの息子や孫たちとコンサートを行っていたが彼女の声ほどボサノバに適した声はない。 
全くリキミのない声で淡々とそれでいて情感たっぷりに語りかける歌声には聴きほれてしまう。 
たぶん彼女が都はるみの歌なんかうたっても全然違った歌になるはずだし、小野リサが歌う「津軽海峡冬景色」なんて聴きたくない。
小野リサもそうなんだろうけど、僕も最も尊敬する作曲家音楽家のひとりがアントニオ・カルロス・ジョビンである。 
今のようにボサノバが世界中に広まっていったのは彼の功績なくしては語れない。晩年のピアノを弾きながら歌うジョビンもいいけど、若かりし頃のギターを弾きながら歌う姿が大好きだ。 
特にフランク・シナトラやアンディー・ウィリアムスと共演した頃のパワー溢れるギタープレイはカッコ良いたらありゃしない。
僕の夢のひとつは、ブラジルのイパネマ海岸に行って海辺のカフェでカンパリソーダを飲みながらイパネマの娘を聴くことである。 
そして出来れば自分でも弾語りでイパネマの娘をその場所で歌いたいと思っている。 
そのためにもポルトガル語からは逃げられないことになっている。
 
ボサノバといえば加藤和彦と坂崎幸之助の新ユニット「和幸」が演奏する「帰ってきたヨッパライ」のボサノババージョンはめちゃくちゃ良かった。 
本来は冗談ミュージックみたいなあの曲が、ボサノバ風で聴けばクール!クール!
2人の今回のアルバム「ゴールデンヒッツ」には入ってないようだが、これはシングルでも絶対に出すだけの価値はあると思う。
しかし、こういった大人の音楽ってヒットチャート至上主義の音楽界に耳をどっぷり染められている世代には理解しがたいかもしれないな。
 
ところで「なーお前、天国ちゅーところはそんな甘いところやおまへんのや。もっと真面目にやれー」これポルトガル語でどう言うんだろう。 
 
 
 


ビッグな復活

2007-09-13 20:30:41 | Weblog
あのイーグルスが28年ぶりにフルスタジオアルバムを発売するらしい。 
94年に再集結した時は感激したものだが、その後は往年の名曲を武器にツアーは続けていたことは知ってしたが、オリジナルアルバムを出して健在ぶりをアピールするとは恐れ入った。 
是非聴いてみたい今回の2枚組みのCDにはJ・Dサウザーの書いた曲も入っているらしいし楽しみである。 
2008年には来日してイーグルス旋風を巻き起こしそうだが、時間も金もある団塊の世代のイーグルスファンにはたまらないツアーになるだろう。 
ツアーといえばアメリカの伝説のバンド「バン・ヘイレン」も22年ぶりに復活して北米ツアーをやるそうな。 
かと思うとレッド・ツェッペリンが今年の11月26日限りの再結成コンサートをロンドンで行うらしい。 
ジミー・ペイジも今年で63歳になってもギターの3大神様のひとりであることは変らず、往年の早や弾きを披露してくれるのかと思うと日本でもその映像は是非流して欲しいものだ。 
これらの復活劇に火が点いて連鎖反応的に世界中で復活コンサートが起こるかもしれない。 
今年は日本でもアタシマツワの「あみん」や前川清のクールファイブも復活したが、はっきり言ってどうでもいいような復活ではある。
ルナシーも一夜限りの復活コンサートをやるらしいが解散以来貧困生活を送る川村隆一以外のメンバーにしてみれば臨時収入が期待できるありがたいコンサートになる。 
その意味では救済コンサートと呼ぶべきものなのかもしれない。
個人的にはサイモン&ガーファンクルの復活コンサートはかなり期待しているけど何かのきっかけがない限り難しそうである。 
 

政府辞任党

2007-09-13 00:41:01 | Weblog
この前からずっと思っていたけど辞任党(自民党)とAB(安倍)さんそして相撲協会と朝青龍ってのはよく似ている気がする。 
首相を辞めるABさんと一番話が合うのは朝青龍しかいない。 
ABさんが辞任する理由は小沢さんに会談を断られただの病気だのといろいろ言われているが、本当のところは朝青龍が巡業に行きたくなかったみたいなことかもしれない。 
官房長官は病気であることを強調していたから、もうすぐ主治医が出てきて神経衰弱だのうつの手前だったとか発表し、その数日後にはやはり解離性障害だとかこれまた朝青龍みたいな扱いが始まりそうである。 
横綱である朝青龍をちゃんと教育してこなかった親方の指導力も問われている様に、おぼっちゃま首相のABさんもまだまだ人間としての教育的指導が足りていなかったのである。
祖父さんが岸信介だったからとかいう理由でその血統を鵜呑みにしてしまいってい彼の真の幼稚性に気がつかなかったのも相撲協会、いや辞任党の責任でもある。
「私の内閣」や「権力の頂点にいるワタクシ」これらの発言だけ聞いてもその兆候は分かりそうなものだっただろうに。
漢字2字と1字の違いが理解できないのも印象的な兆候を見せてくれたABさんだった。
首相は辞めても国会議員は続けるんだろうが、今回の無責任の極みみたいな行動で国民からの信用はなくなってしまっただけにどんな顔して復帰するんだろうか。
このまま議員も辞めちゃうかもしれないし、その点でも朝青龍の行く末と似ている。 
総理大臣まで登りつめてあっさり辞めて今では政界からも身を引き焼き物焼いている細川護煕氏に弟子入りするという手もあるが、モンゴルにそのまま残るという道もある。 
しかし来年の3月までに消えた年金をすべて解決すると約束した以上職は辞しても議員として人としての約束は果たさなければ男じゃない。
前代未聞の無責任辞任劇を演じたからにはABさんも相当な償いをしない限り人前には出られないはずだ。
朝青龍がこのまま引退するのか、ABさんがどうなるのかはほぼ同時期に結果が出てくる気がする。 
何故か似ているこの二人と辞任党と相撲協会。 
見えない糸は必ず存在している。 
 
 
 
 

大相撲場外騒ぎ

2007-09-12 09:59:53 | Weblog
間違いなく今年の流行語大賞のひとつに上がりそうな「朝青龍問題」。
問題の横綱朝青龍不在で始まった9月場所であるが、相撲の取り組みや観客の様子も普段といたって変わらない様に見えた。 
いつでもどこでもテレビ中継画面の片隅に、ある時は力士と力士の間に必ずといっていいほどその顔が映る杉山邦博氏も普段と変わらずそこにいた。 
朝青龍はいなくてもそれはそれで大相撲は存在して行くものだなとは思っていた。ところが我々の知らないところでいろんな事は起こっていた。 
昨日からこの元NHKアナウンサーで相撲評論家の杉山邦博氏の姿が観客席から忽然と消えたのである。 
その理由は、北の湖理事長から取材パスを取り上げられていたのである。
今や相撲協会はピリピリの状態であることがはっきりわかる。 
言論の自由を封じ込め何かを必死に守ろうとしているが、相撲の顔でもあるよな杉山邦博さんまでいじめるこたないと思う。 
僕なんか朝青龍がいないことよりも杉山さんがいないことの方が気になるくらいだ。
こんなことし始めるとゲスト解説者としてよく出演している舞の海あたりにも火の粉が飛んで来そうな気がする。 
民放のスポーツ番組でコメンテーターをやってるような奴は外せみたいなこと言い出しかねない。 
どの解説者よりも分かりやすく、相撲協会寄り的コメントをしないところが舞の海の魅力でもあるしそんなことにはなって欲しくないものだ。 

取材パスを取り上げられた杉山邦博氏、これからは自腹で毎日観戦に来るんだろうか。
しかし半世紀相撲を見守ってきた人だけに、ショックが大きくてそれどころじゃないかもしれない。
朝青龍問題、いろんな所で影響が出だしているのは確かだ。 
 


 

みだれ髪

2007-09-06 02:18:09 | Weblog
「全力を尽くすことで責任を果たす」
これが謝罪?あきれて聞かされた。
また1人また1人と辞任が小出しにされているが、こうなりゃ3人づつまとめてやった方が効率がよくていい気がする。
たぶん次の辞任大臣も決まってはいるんだろうけどABさんはどうも小出しが好きみたいだ。 
あそらく今の改造内閣がカネの問題で全部辞任しても「社会保険庁がネコババした年金の金額よりか少ないし」なんて言い訳で逃げ切るかもしれない。
それにしてもABさんは相当神経はず太いのかもしれない。 
自己満足とはいえ自信をもって作った内閣の閣僚たちから足を引っ張られ隠し通せるはずの無能さが隠し通せなくなってしまい毎日が苦悩の日々なはずである。 
ここまで辛い日々が続けば普通なら円形脱毛症かもしくは最近話題のNHKの若手アナウンサーみたいに急激に白髪になったりするもんだ。
歴代の首相はみな首相になるや髪がどんどん少なくなるし、小泉さんだって最後はあんたはモーツァルトかといいたくなる白さになっていた。 
ところがABさんときたら憎らしいほどに髪は黒々で白髪の毛はえ、失礼気配すらない。
全国の薄毛に悩むお父さんたちからは余計なことからも反感をかっているに違いない。 
せめてこの数ヶ月でABさんの髪が半分白髪になってしまったり、温水洋一ばりのバーコードヘアーにでもなれば風あたりも少しは違うかもしれない。 
何を食ったらあそこまで黒々とした髪が保てるのか、教えて欲しいものである。 
まさかカツラということはありえないだろうが、官房長官の与謝野大臣はどこか怪しい。 
この人記者会見の時の声も良くないし、見る度に小沢昭一を思い出してしまう。 
なんかお金がとても好きそうな人相にも見えるしどうも怪しいのは頭髪だけじゃないというのは根も葉もない推測で終わらなかったりして。
「全力を尽くして責任を果たす」を笑顔でリピートし続けるABさんは選挙前に断言していた「宙に浮い5000万件の年金は全て解決する」という自分の言葉は覚えているんだろうか。 
たぶん悪気はないんだろうが忘れやすいたちなのだろう。 
でも今回の年金ネコババ事件で一応自分の議員年金も納めているつもりだったが実はネコババされていないかは調べておいた方が与謝野官房長官である。
意外と灯台元暗しだったりするかも。
『社会保険庁、安倍総理の年金までもネコババ!』新聞各紙が大きな見出し。 
それこそ一夜にしてABさんの髪も筑紫哲也状態になるはずだ。 
ABさんもやっぱり自分のこととなれば真剣になるという落ちで締めた方が与謝野官房長官。 

 

 

九月のビーチ

2007-09-06 00:21:47 | Weblog
ついこの間まで毎日の様に海水浴客で賑わっていたビーチへやって来た。 
やって来たと言っても車でわずか10分程度の距離だから、ここは僕のプライベートビーチのような場所だ。
夏休みも終わり子供たちの歓声もざわめきも聞こえないし、おまけに波音さえも関東には台風9号が近づいているとは思えないくらい穏やかなものだ。 
かといってもそこは今年の猛残暑、そう簡単には暑さだけはまだオフにはしてくれない。 
それでも誰もいないレストハウスの屋根の下に入れば、日差しを避けて心地良い潮風がとても涼しくさせてくれる。 
遥か海の彼方に沸き立つ入道雲を眺めているともう8月でないことが何故か寂しく感じた。
夏の終わりに感じる哀愁とはこんなものを言うのかもしれない。 
特に「ひと夏の・・・」みたいな出会いを経験した人には心のどこかにミッシェル・ルグランみたいな哀愁の旋律が流れたりするんだろう。
僕的には山下達郎の「さよなら夏の日」がはまる感じがした。

明日にも台風が接近しそうな関東地区の方々には哀愁どころの話ではないだろうけど、長い日本列島、地域格差はあれど確実に海も空も夏は終わろうとしている。