南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

年末だから

2007-12-30 02:03:56 | Weblog
今日は12月30日。
今年も今日を入れてあと2日、明日は大晦日。
この時期になると必ず聴きたくなるのがユニコーンの「雪が降る町」である。
現にこうしている今もYOU TUBEで「雪が降る町」を聴きながら書いている。
今年の冬は暖冬のせいで妙に暖かく、冬らしい季節感を感じられない日々が続いていたが、ここにきてこの歌じゃないけどこの町にも雪が降る年末を迎えそうである。
あっという間にお正月がやってくるけど、本当に1年が過ぎるのは早いものだ。
来年はどんな年にしたいとかテレビでもいろいろやっているけど、たぶん自分が考えているような年になるんだろうね。
占いとか予想とかはあまり信じない方だけど、細木和子先生の六星占術によれば僕の星は再来年からグーンと行きそうとのこと。
一応耳には入れておき、そんな期待はしておこうかな。
人それぞれいい年、そうでない年ってのは様々かもしれないが、ただ言えるのは2008年の年が明ければ誰でも皆平等に年をとるということだ。
こういう僕もまたひとつ年輪を重ねることになる。
そんなことをいろいろ考えながら慌しい年の瀬を過ごしているわけだが、今年一番の寒気の到来で正月を迎える気分も少しは高まってきたかなというところである。

M-1グランプリ

2007-12-24 01:27:19 | Weblog
今年のM-1グランプリはサンドウィッチマンが優勝した。
前評判ではキングコングがマジで優勝を狙っていると聞いていた。
まさか敗者復活戦から出てきたサンドウィッチマンが優勝するとは誰も予想していなかったはずだ。
確かに彼らの漫才は一番面白かったし、完璧に僕の笑いの壷を捕らえた。
ビジュアル的には昨年のチュートリアルみたいなものがないだけに来年人気が爆発するかは微妙なところだが、笑いに関して並々ならぬ才能があると思う。
今回はよしもと興業でもなく、敗者復活組である彼らが優勝したことにM1の審査の正当性を感じた。
どこかの音楽賞番組みたいに最初から受賞者が決まっているような番組ではないことをはっきり証明してくれた結果であった。
今回念願の優勝を逃したキングコングに関して言えば、あまりにもマジ過ぎた事が裏目に出たかも。
ストレスによる10円ハゲを披露したり、決勝で「もうすぐやっとネタが終わる」といった本音が出てしまうことが軽い笑いから遠くなった気がする。
確かにスピード感は感じたが、B&Bの島田洋七が持つスピード感とは質が異なっていた。
全ては審査員で決まるこのM1だが、松本人志や島田伸助は分かるけど、他の審査員の顔ぶれはもっと考えるべきでないのかなとは感じる。
タモリやさんまや所ジョージがあそこにはいるべきである。
来年からは審査員の選考段階からM1グランプリであって欲しい。


UFO論議を国会で

2007-12-22 15:11:29 | Weblog
UFO論議が国会で行われた。
結局のところ、お偉い先生方はその存在を信じる者、信じない者に別れるようであるが、国家としてはアメリカの人気テレビ番組「ザ・ユニット」の決まり文句のように「尚、国はその存在は一切認めていない」ということになる。
町村官房長官は個人的にはUFOの存在を認めているという発言をしたが、自分が宇宙人みたいな顔した福田首相は「まだ確認していない」とのコメントであった。「記憶にない」という答え方の方が政治家らしくていいのにね。 
先日、いったい何が目的だったのか「私の友人にはアルカイダの友人がいる」とか言って物議をかもし出した鳩山法務大臣は、「私の友人は実は宇宙人だ」くらいのこと言った方がインパクトがあっただろうに。 

多くの国民にもUFOや宇宙人の存在を認める人、認めない人がいるわけである。しかし、宇宙人の真似をしてみろと言われると誰もが空手チョップで自分の咽を小刻みに叩きながら「ワレワレハウチュウジンデアル」と声を震わせながら言うのは何故だろう。
百匹目の猿じゃあるまいし、老若男女全国津々浦々日本人のDNAを受け継ぐ者はみんなこれをやる。 
しかも1人の人間に対してやってみてと言うのにかかわらず、誰もが「我々」という旧左翼系の表現みたいに一人称複数形で答えるところが不思議でならない。 
しかもみんな決まってビブラート付きの声でやる。 
おそらく町村官房長官や麻生元幹事長でもきっと同じように「ワレワレハ・・・」と間違いなくやってくれるはずだ。

どんなに科学が進歩してもUFOや宇宙人の存在は未だに賛否両論で未確認状態からは抜けきれないでいる。 
僕個人的にはUFOの存在を信じる信じないのレベルではない。 
20年ほど前に自宅近くの山の上を飛ぶUFOをこの目で見た時、UFOに関する全ての常識が僕の中で覆った。 
それ以来僕は友達とUFOの存在の有無を議論する気にもならない。 
僕が遭遇したのは紛れもない事実で、もうそのことだけでよかった。 
おそらく僕みたいに実際にUFOを見た人間の多くは、同じ考えでいるのかもしれない。
一日の運営費が何億円もかかるという国会で宙に浮くUFOを論議をする暇があったら、宙に浮いた年金を早く解決してくれよと誰もが思いながらこのニュースを聞いたはずである。

 

そんなの関係ねぇ

2007-12-17 23:48:56 | Weblog
第27回全日本実業団女子駅伝が岐阜で行われた。 
ダントツで三井住友海上が優勝し、準優勝には第一生命が入った。 
2時間あまりのレース時間の中で、トップを走る三井住友海上の選手の社名入りユニフォームは生中継で全国に流れることになる。
この宣伝効果たるもの金額に換算したら相当な額になるはずである。
他のスポーツと違い、マラソンや駅伝は長時間に渡りアップで社名が映され途切れることはない。
今回は三井住友海上のためにあったようなテレビ放送だった。
確かに各選手の走りは素晴らしいし優勝するのも納得する。
2位につけた第一生命にしてもしかりである。
しかし、僕的にはスポーツで素晴らしい成績をあげたからといってその会社の経営体質までが素晴らしいと思い込まされる宣伝効果には疑問を投げかけたい。 
もうほとんどの国民の頭からは記憶から消されつつあるかもしれないが、三井住友海上の保険金の不払い事件は世間を騒がせたではないか。
保険料だけせしめて実際には保険金を何億円も払ってなかったんだから正に「詐欺」と同じ。
第一生命に至っては桁が違う巨額の保険金不払金額がつい数日前も新聞に公表されていたばかりである。
そんな事が頭にちらつきながらテレビで観戦していたものだから複雑でならなかった。 
スポーツで成績を出せば悪行も帳消しに出来るのであれば、今後は食品偽装で信用を失墜してしまった船場吉兆、赤福、白い恋人たち、不二家、などなどの会社はすぐにでも女子陸上部を設立し、来年の大会で上位入賞を目指すという手もある。
来年の第28回全日本実業団女子駅伝ではそんな偽装企業名が付いたユニフォームが2時間ほど全国のお茶の間に流れたら効果的には今回の三井住友海上や第一生命の比ではないはずである。
無茶苦茶な発想かもしれないが、一国の総理大臣や大臣が選挙に勝ちたいがために「年金は最後の1人まで完全に払います」と公約した言葉を、「そんなこと言ったっけ?」と平気でしらばっくれるのがまかり通る世の中だから別におかしくもないことなのである。 

しかし、昨日のレースでの三井住友の渋井選手の走りも素晴らしかったけど、何といっても13人ごぼう抜きを披露してくれたワコールの福士選手の走りは見ていて気持ち良かった。 
彼女たちの走りに賭ける情熱は会社が不払いをしようが詐欺をしようがそんなの関係ないのである。 
頑張れマラソン女子選手!
 

三丁目の夕日世代

2007-12-15 21:35:39 | Weblog
先日『ALWAYS続・三丁目の夕日』を観て来たが続編も中々の出来でとてもよかった。 
この映画は僕ら世代にとっては正にリアルタイムで、洗濯機で絞るシーンなんかはよくやらされていたのを思い出す。 
あの洗濯機のローラーに入れるとパンツもシャツもペラーっとインド食のナンみたいになって出てくるのがとても面白かった。 
ただ厚手の奴を絞る時にはかなりの力を要したのを子供心に覚えている。
今回の映画では東京タワーは既に完成しており、鈴木オートの家族が見物に行くシーンがある。
僕もちょうど5才の頃だったか、父の東京出張について行き東京タワー見物をする予定だった。
ところがちょうどその頃、日本の歴史に残る誘拐事件「吉展ちゃん誘拐事件」というのが日本中を騒がせた。
わりかし臆病で繊細なガキだった僕は、東京は怖い所だという先入感から東京行きを断念した。
代わりに二つ上の兄貴が行くことになったが、自慢げに東京タワーをバックに撮った兄貴の写真は「三丁目の夕日」みたいな感じで映っていた。
当時の東京タワーの周りにはそれこそ何にもなくて東京タワーって畑の真ん中に建ってるんだと思ったほどである。
当時の写真はモノクロだったから東京タワーが赤い鉄骨だったなんて知る由もなく、東京タワーはずっと黒いものだとばかり思い込んでいた。 
最近は東京タワーもいろんなイベント絡みでその時々にライトアップの色を変えているようだが、東京にどんな新しい建築物が出来ようと東京タワーはいつまでも東京のシンボルであることは変わらないと思う。 

 



星野ジャパンに感動

2007-12-04 01:24:00 | Weblog
星野ジャパンがオリンピック出場を決めた。
一日前の韓国戦もハラハラドキドキだったが、たぶん楽勝だろうと決め込んで見ていた台湾戦も手に汗握って観戦した。
野球を見ていてこれほど熱が入って応援し感動することはない。
やはり日の丸を背負って戦う日本人選手の一丸となって戦う姿には感動せざるを得ない。 
星野ジャパンと言っても普段野球をあんまり見ない人たちにとっては、巨人の選手や人気のあるダルビッシュくらいは知っているんだろうが、その他の選手は今回の試合で初めて知ったとかいう選手もいたはずだ。 
普通なら日本代表というくらいだからメジャーで活躍している有名選手が出てもよさそうなのに何故かメジャーに行ってしまった選手は日の丸は背負ってはくれていない。 
しかし、今回の星野ジャパンに選出された選手は本当にまとまりがあっていいチームになっていた。 
何番バッターであろうと送りバントはためらいもなくするし、ヘッドスライディングなんて当たり前、ここぞという場面では熱闘甲子園バリのスクイズを成功させる。
何が何でも北京行きのキップを手にするんだという男たちの熱い思いが見ている我々にも痛いくらいに伝わってきた。
スポーツってこんなに純粋で感動を与えてくれるものなんだと改めて実感した。

同じスポーツとはいえ、言葉使いもろくに知らない亀田や、再犯は時間の問題の朝青龍などはもうどうでもいいような次元である。
オリンピック出場の権利はこれで獲得したが、本番のオリンピックでも今回の選手で是非戦ってそして金メダルを獲得してもらいたい。
本番の時にはメジャーリーグの選手がいきなり帰ってきて出場したり、今回の選手からもいきなりメジャーに行ってしまい不参加なんてことにはならないよう願いたいものだ。 
星野ジャパンの星野、田淵、山本、大野がガッチリ手を組む姿は頼もしく美しくとても好感が持てる。 
どっかの保険会社などが合併記者会見の時に見せる悪徳経営者たちの握手姿とはこれこそ次元が違う。